なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

海外

19世紀の登山ブームが生んだボードゲーム『L'Alpinista』

グランド・ツアー アルプス登山観光の起源は主に英国貴族やブルジョアの子息たちが修学後、フランスやイタリアに豪華旅行したというグランド・ツアーだと言われているようです。この伝統は17〜19世紀初頭まで続きました。文化的には先進国だったフランスやイ…

中世ファンタジーなお祭り!Mittelalterfest Rheinfelden

国境にある小さな町、ラインフェルデン スイス、バーゼルから電車で15分くらい。超近所の町、ラインフェルデンはその名の通り、ライン川沿いにある街で、川向こうはドイツ。国境に接しています。 バーゼルに滞在中、一日乗車券で行ける範囲を調べてみると、…

バーゼル・バーゼル!!

2022年は、コロナで中止や延期になっていたアート・バーゼルinBaselがいつも通りの時期に開催、さらに2年に一回のベネチアビエンナーレ、5年に一回のカッセル・ドクメンタなど、コロナでズレたイベントも同年開催になるということで、アートファンがヨーロッ…

ハウル映画のモデルになった街、Colmar

そうだ、コルマール行こう アルザス地方、ドイツとの国境にあり、ドイツの田舎っぽい木組みが美しいかわいいお家が並ぶ美しい村々が点在することで人気の観光エリアです。 フランスの北東部に位置しますが、フランスの玄関口、パリを拠点にすると結構遠いの…

La Biennale di Venezia ヴェネツィア・ビエンナーレ2022 ⑤ 月曜日鑑賞編

月曜日はジャルディーニ、アルセナーレのメイン会場は基本的にお休みです。 じゃあ、のんびりヴェニス観光かな〜。 ちょっと待って! 月曜日でも開いている市街地の展示や、ヴェネツィアビエンナーレに合わせて魅力的な特別展を開催中の美術館がたくさんあり…

La Biennale di Venezia ヴェネツィア・ビエンナーレ2022 ④ Arsenaleアルセナーレ

ヴェネツィア・ビエンナーレで外せないのがメイン会場の一つ、アルセナーレです。 中世の造船所跡が会場になっています。ここでは企画展示の「The Milk of Dreams」と各国展示ブースが入っています。 入場チケットが必要なのは、ここアルセナーレとジャルデ…

La Biennale di Venezia ヴェネツィア・ビエンナーレ2022③ The Milk of Dreamsと女性アーティストたち

2022年のテーマタイトルは「The Milk of Dream」 この不思議なタイトルはレオノーラ・キャリントンというシュルレアリスムの女性アーティストの著書から引用されているそうです。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function…

ヴェネツィア・ビエンナーレ②ジャルディーニ 国別パビリオン

メイン会場の一つ、ジャルディーニには国別の展示パビリオンが並んでいます。 このパビリオン群は一時的なものではなく、何度も繰り返し使う為、しっかりとした建物になっています。 例えばこちらはスペイン館。シンプルな煉瓦造りがかっこいい。 一方、こち…

La Biennale di Venezia ヴェネツィア・ビエンナーレ2022① 準備編

世界的現代美術の祭典 ヴェネツィア、ヴェネチア、ベネチア、ベニス 、ヴェニス、、、どれが一番しっくり来るのかよくわからなかったので、wikipediaのヴェネツィア表記にすることにしました。 1895年から続いており、コロナで延期もありましたが今回が59…

バイエラー財団美術館 Fondation Beyeler

バイエラー夫婦の美術館 コレクション展 特別企画展『ジョージア・オキーフ』 次の展示はモンドリアン バイエラー夫婦の美術館 バーゼル郊外にあるバイエラー財団美術館はバーゼルに来たら絶対行けと言われる美術館の一つです。元々アートディーラーだったバ…

【聖地】ヴィトラ・デザイン・ミュージアム Vitra Design Museum

ヴィトラ・キャンパス ヴィトラ・デザイン・ミュージアム ヴィトラハウス ヴィトラ・スライド・タワー ヴィトラ・シャウデポ ドーム デザインの道標 ヴィトラ・キャンパス バーゼルで建築巡りをしようという人が、必ず足を運びたい場所、それがヴィトラ・デ…

スイス国立博物館(チューリッヒ)

チューリッヒは美術館・博物館の宝庫 見に行きたい場所がいっぱい!美術館・博物館だけでも多いのにギャラリースペースやアートスペースも合わせるときっととんでもない数になりますね。メジャーな観光地を中心に少しずつ紹介したいと思います。 まずは国立…

Pavillon Le Corbusier ル・コルビュジエ・パビリオン(チューリッヒ)

チューリッヒは見どころいっぱいですが、建築やデザインが大好きな人なら行ってみたい場所の一つが、コルビュジェ建築ではないでしょうか。 私は建築は全然勉強していないので詳しくはわかりませんけど、建築にピロティ作った人です。あと黒くて四角いソファ…

Museum Tinguely ティンゲリー美術館・バーゼル

スイスを代表する芸術家と言えば、誰でしょう。え?思いつかない? 私もです。 だんだんわかってきましたが、スイス人アーティストの代表格はジャコメッティですね。細長い人間の彫刻で有名。スイスの美術館の常設展ではどこかにジャコメッティがいるし、日…

『Schaulager』 (見る)現代アートの倉庫・バーゼル

Schaulager guided tour バーゼルは先週アーキテクチャー・ウィークでした。 シャウラガーのガイドツアーに参加しました。英語・ドイツ語対応。 行き方:バーゼルSBB駅からトラム11番で15分くらい。Schaulager下車 旧市街とは反対方面です。旧市街とは対照的…

ライン川の宝石、シュタイン・アム・ライン

Stein am Rhein ついに鉄道乗り放題パスの有効期限の最終日がやってきました。 ライン川の宝石という名のシュタイン・アム・ラインを最後の地に決めました。 本当はシャフハウゼンから船で行きたかった場所です。ギリギリまで様子を見ていましたが、結局下が…

かわいさ爆発アッペンツェル!

昔ながらのスイスの風景と、チーズ、工芸品などの特産品も充実していると聞いて、アッペンツェルを目指しました! 相変わらずスイスの車窓風景は最高だよ! かなり辺鄙なところで結構時間がかかりましたが、到着です。 駅から少し歩くと可愛いエリアに到着。…

【世界遺産】修道僧が辿り着いた街、ザンクト・ガレン

ザンクト・ガレンの起源 その昔(7世紀)アイルランドの修道僧たちは、その宗教の伝播の為にヨーロッパを旅していました。その中の一人、ガルスが建てた僧院がザンクト・ガレンの起源なのだそうです。 この歴史は現在の修道院の展示室で詳しくご覧いただけま…

ヨーロッパの小さな国、リヒテンシュタイン

リヒテンシュタイン公国 スイスは主にドイツ、フランス、イタリアに隣接していると以前も書いたと思うのですが、もう二つ隣接している国があります。それが世界国土小さい国ランキング6位のリヒテンシュタインとリヒテンシュタインをスイスと挟むオーストリ…

スイスのイタリア語圏・ティチーノ州・ロカルノへ

ボンジョールノ!!! マッジョーレ湖はスイスの南に接するイタリアと国境をまたがって細長く南北に広がっています。ロカルノはそんなマッジョーレ湖の北の方にある街で、使用言語はイタリア語です。 スイスだけど、イタリア語!そんな地域があることを長い…

「豪華列車で行く!」スイスのパノラマ広がるゴールデンパス・クラシック!

ゴールデンパスライン 「車窓の旅するのにオススメの路線ありますか?」 スイス人の助けを借りて、鉄道のインフォメーションにアドバイスを求めに行きました。 「ゴールデンパスどうかしら」 ゴールデンパスとは3つの鉄道会社の路線をつなげた絶景路線の呼称…

レマン湖望むローザンヌ、スイスのフランス語圏へようこそ。

スイスの使用言語 スイスの言語圏は大きく分けて3つあります。 東部のドイツ語、西部のフランス語、南部のイタリア語です。 ベルン、チューリッヒ、ルツェルンなど比較的主要な街をご紹介しましたが、これらはドイツ語圏に入ります。 www.ma-naru.com www.ma…

スイスの古都ルツェルンでスイスを実感!

スイスの都市 ベルンは中世の趣を残しつつも首都であり、また経済の中心と言えばチューリッヒという都会があります。ジュネーブはまた国連欧州本部や赤十字などの国際機関が多数集まることから、よく聞く街の一つです。 では、ルツェルンは? 私はスイスに着…

丸い城塞のある街、シャフハウゼン(Schaffhausen)

シャフハウゼンはぐるっと街歩きしてもすぐ見れるぐらいコンパクトな街。 駅からすぐ旧市街の雰囲気が現れるのもすごくいいです。 無料でもらえる観光地図がかわいい街は個人的に高評価です。 駅から出て左、北側のシュヴァーベン門側は比較的静か。 駅から…

ライン川、唯一の滝へシャフハウゼン(Schaffhausen)経由

ライン川には一つだけ滝と言える場所があるそうです。 その名もRheinfall(ライン滝)です。 本当はここが目的地ではなかったのですが、行ってきました。 当初の目的地は、シャフハウゼンという街から船に乗って、中世の雰囲気が最高と噂のシュタイン・アム…

世界遺産の街、スイスの首都・ベルン

本物の中世の街並みが残るベルン 地図を見れば、その街の面白さ一目瞭然。蛇行するアーレ川の侵食により断崖の半島のような形をした自然の要塞の街。 しかも、数々の戦禍を逃れ、オリジナルの中世の建物が多く残っているらしい。 ヨーロッパは「中世の街並み…

スイスでイースターシーズンを過ごす

詳しくはよくわかってないけど、この週末はイースターホリデーです イギリスで過ごしたクリスマスもそうなんですけど、キリスト教のホリデーって家族のためにあるものだから、ほとんどの人が帰省したりするし、結局イースターってなんなのかよくわからないま…

『海外でスマホを使う準備』楽天モバイルを契約したらとても快適だった話

今回、観光ビザで滞在できる最長90日に近い日数をヨーロッパで過ごす予定です。 一人暮らしなもので、3ヶ月分の家賃が痛すぎるのですが、引っ越すわけにもいかない。そこで色んな基本料金をなるべく節約するよう考えました。家族が定期的に空気の入れ替え…

アムス・トランジット8時間で2つの美術館へ行く

アムステルダムには美術館がいっぱい! アムステルダムには、世界中からこれを目当てに来るという画家の絵があります。 ゴッホとレンブラントです。 フェルメールも特に日本人には大人気ですが、オランダ的にはゴッホとレンブラントは別格のようです。 ゴッ…

海外旅行に行く準備。陰性証明、ワクチンパスポートって必要!?(2022年4月)

コロナでずっと延期になっていたプランがいよいよ実行されることになりました。 行き先はヨーロッパ方面 というか、もうヨーロッパにいます。 準備の段階で心配だったのは、やはり、心配なのはコロナで待機とか色々面倒なんじゃないかってことです。ところが…