国境にある小さな町、ラインフェルデン
スイス、バーゼルから電車で15分くらい。超近所の町、ラインフェルデンはその名の通り、ライン川沿いにある街で、川向こうはドイツ。国境に接しています。
バーゼルに滞在中、一日乗車券で行ける範囲を調べてみると、この隣町も含まれていることがわかり行ってみることにしました。
車窓からお城のようなビール工場が見える気になる場所でもあったのです。
ラインフェルデンの旧市街
小さなメインストリートがあり、インフォメーションセンターもある、小さな観光地です。
他のスイスの街と同様に、壁画で飾られた建物が立ち並びます。
川を渡ると向こうはドイツです。
私はドイツ語は全然わかりませんが、右の丸い標識にZOLL(ドイツ語)DOUANE(フランス語)と書かれているのは「税関」という意味です。
税関の建物に関する何かが書かれているようですが、ちょっと読めません。
ラインフェルデンには古い城壁と塔のついた門が残っています。
塔のてっぺんにコウノトリの巣があるのが見えますか??
本物ですよ〜!子育ての真っ最中。
コウノトリはここでも大事にされているんですね!
中世祭に遭遇した!
中世の面影が残るラインフェルデン。
街の人の手入れが行き届いていて清潔で綺麗なことも好感が持てます!!
この日、なんだか屋台がたくさん出ていて偶然お祭りのよう…
骨とか毛皮とか売っていて、どうやら普通のお祭りとは違った様子。
あれ?道を行き交う人が、、、なんだかタイムスリップしたみたいな?
お店の人たちも、ドラクエの村人Aみたい。
犬を連れたちょっと悪そうな二人組も。
なんだか冒険者みたいな人たちが。
とにかくたくさん!ワイルドな人たちが大集合!
ダンブルドア先生みたいな人いる!
映画みたい。
王様とお妃様?
鍋!めっちゃいい感じ。
そう、とにかく街中が中世のコスプレで溢れているのです。
まるでアニメやRPGゲームの世界!
私もこの楽しい雰囲気に呑まれて、ミネラル屋さんでキラキラのパイライトを買ってしまいました。
偶然お祭りに遭遇して、とっても楽しかったです。
ラインフェルデンは温泉施設もあったり、ビール工場もあって意外にいろんな産業がある街です。
駅の片隅に、レトロかわいい駅舎が別にあって、「Feldschlösschen」の名前が入っていました。ビールの醸造所の専用線路があるんですね〜。ここのビールはスーパーや酒屋でも買うことができます。
ラインフェルでんは、半日でもたっぷり楽しめるので、バーゼル滞在中にちょっと足を伸ばすのにおすすめですよ〜!
ちなみにこのお祭りは、毎年7月の初めごろに開催されているようです。
気になる方は「Mittelalterfest Rheinfelden」で検索してみてくださいね!