チューリッヒは見どころいっぱいですが、建築やデザインが大好きな人なら行ってみたい場所の一つが、コルビュジェ建築ではないでしょうか。
私は建築は全然勉強していないので詳しくはわかりませんけど、建築にピロティ作った人です。あと黒くて四角いソファー椅子が有名ですよね。プロダクトデザインもするし絵も描くのです。
身近なコルビュジエ建築と言えば、国立西洋美術館の建物です。コルビュジエ世界遺産の一つに選ばれたことで話題になりました。
いつかロンシャンの礼拝堂には行ってみたいと思っているので、事前勉強になるかなと思いチューリッヒのルコルビュジエパビリオンに行くことにしました。知らなかったけどコルビュジエはスイス生まれなんだそうです。
行き方
駅から4番トラムで行くと10分ぐらいでHöschgasse下車です。
私は良い天気だったこともあり、ぶらぶら歩いて行くことにしました。結構歩くのでお勧めはしませんけど、一応チューリッヒの観光マップには徒歩想定と思われるオススメルートに入っていました。
オペラハウスあたりからチューリッヒ湖沿いの遊歩道が続いていて、多くの人が湖で泳いだり、日光浴を楽しんでいたりしました。
ヨーロッパではおばあちゃんでも水着で夏を楽しむ風景が見られます。
スイスの中では大都市のチューリッヒと言えど、湖がこの透明度。
1日の仕事が終わったら湖でひと泳ぎできるのです。すごい街ですね。
しかし、チューリッヒは世界でも屈指の家賃が高い街ですから、高収入の仕事がないとなかなか住めないと言われています。
ル・コルビュジエ・パビリオン
到着しました!カラフルな外観なので目立ちますね〜!
モンドリアンとは何らかの関係があるのか?それとも時代の流行なのか…と考えてしまいましたが、ネット検索では何の答えもありませんでした。ま、見る人が見れば別物でしょうけど。
ここはミュージアム・パスが使えます。もしくは12CHF。
季節によっては閉館していたりしますし、開いていても12時からと遅い開館なので、ちょっと中心街から離れていることもあり事前の計画が必要ですね。
中はモダンな住宅のようなコンパクトな建物。
キッチンはオール電化かな?
コルビュジエと言えば、この黒くて四角いソファー椅子が有名ですよね!
吹き抜けで明るい!壁の写真は屋上の様子です。
階段もほどよく光を取り込んでいてかっこいい。
この階段か、スロープで屋上に行くことができます。(悪天候の時は行けません)
この丸い扉のせいで、ユニバーサルデザインとは言い難いですけど、階段使ったりスロープ使ったりと気分を変えられるのは遊具みたいで面白いな、と思います。
屋上の様子
地下のスペースは主に写真や映像の展示スペースでしたが、ここは元は書斎スペースでしょうか。天窓から光が差していて、心地良いし、集中できそうです。
1階の庭につながる大きな扉には絵が描かれていて、忍者屋敷の壁のように可動するようです。
1階にセルフワークショップコーナーみたいなのがあって、スタンプでアートを作って楽しんだり、(これは入り口で販売もしてます)
ペーパークラフトや塗り絵も楽しめるようになっていました。
周りに塀とかはなく、湖までずっと芝生が広がっています。こうやって見ると芝生に面した窓は一面ガラスですね!
そんなに広くないけれど、長居してしまう、不思議な建築でした!
モダンデザイン好きの方にオススメです。