なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

ヨーロッパの小さな国、リヒテンシュタイン

リヒテンシュタイン公国

スイスは主にドイツ、フランス、イタリアに隣接していると以前も書いたと思うのですが、もう二つ隣接している国があります。それが世界国土小さい国ランキング6位リヒテンシュタインリヒテンシュタインをスイスと挟むオーストリアです。

リヒテンシュタインはお城があって、牧歌的な景色の印象がありますが、印刷、工業製品など高度な技術でちゃんと自立している国でもあるそうです。ハプスブルク家にゆかりのあるリヒテンシュタイン侯爵がお城に実際に住んでいて、立憲君主制。リアル王様!!笑

スイスと関係を深め軍事・通貨はスイス圏に入っています。そんなわけで、リヒテンシュタインはスイストラベルパスが使えるし、通貨もスイスフランを使えます。

 

つまり、行くしかないですよね!

 

スイスからお城のあるファドゥーツへ

鉄道でチューリッヒからSargans(サルガンス)へ。切り立った山、湖もあり、道中の景色も楽しいです。

 

サルガンスからは11番バスに乗ってVaduz・Post(ファドゥーツ・ポスト)下車。郵便局は街の中心にあることが多いですね。

日曜日だったので、11番バスしか運行していませんでしたが、平日は12Eも使えるようです。

もし、チケットを買うとしたら往復で12スイスフラン

バスの中でUSB充電もできる仕様になっていてびっくりしました。

 

インフォメーションセンター

インフォメーションセンターでお決まりのタウンマップをゲット。

入国記念スタンプもこちらで押してもらえます。(有料3スイスフランor3ユーロ)

シェンゲン協定で国の行き来は自由なので入国手続きなどはありません。このスタンプはただの記念です。スイスに入国した時もアムステルダム経由の時にヨーロッパの入国手続きが終わってしまったので、スイス入国スタンプがもらえず、残念だったので、今回は有料だし、ただの記念とは言え嬉しい。

 

街は自転車のフェスみたいなのが開催されていて大賑わいでした。

スイスの人たちって自転車大好きなんですよね。

そして治安が良いので、こんな感じで結構無防備な置き方をしたりしています。ロンドンとかではあり得ないなー、と思いました。

 

ファドゥーツ城へ

高台にリヒテンシュタイン家が住むファドゥーツ城があります。

緩やかな道のルートは工事中で、結構急な階段や坂を越えなければいけませんでした。

 

わーい。たどり着きました!お城には入れません!現役の居住地なので、あちらこちらに「Private(私有地)」の看板がありました。

 

お城から少し上がって横に伸びる遊歩道からのアングルが良いとインフォメーションで教えてもらったのでその通り撮ってみました。いかがですか?

 

切手博物館

また同じ道を戻ってインフォメーションセンターの方へ。隣に切手博物館があります。切手の原画をたくさん見ることができます。

切手ってとても小さいけれど、原画はこのくらいの大きさなんだとわかりました。

かわいい図案がたくさんありましたよ。

 

ここでお土産用に売っている葉書を買って、郵便切手も買ってポストに投函することができます。日曜日だったから郵便局はしまっていたし、時間の節約にもなりました。ペンも貸してもらえます。私は自分のを持っていましたが。

 

国立博物館

歴史、美術品、自然史系まで、結構ボリュームのある博物館でした。

時間があれば行ってみるのも良いかもです。

 

国境を跨ぐ橋

スイスとリヒテンシュタインの国境はライン川です。

川の上に国境があるので、歩いて越えに行きました。

屋根付きの木製橋です。自転車と歩行者が通行可能。

リヒテンシュタイン側から見た橋(Alte Rheinbrücke)

橋の中には標識も。

この橋まで町から結構歩きましたが、街の中心まで戻らなくても、Vaduz Auというバス停が路線上なので、ここからサルガンス駅に行って帰ることにしました。

バス停までの道から見たお城と街。

 

今回は、侯爵家のコレクションが収蔵されているという現代美術館に行く時間がなかったのが残念だったな〜、と思いながら帰路へ。日帰り旅の限界。(いや、もっと早起きすれば良いんだろうけど)

何回か電車に乗ってわかってきましたが、やっぱり帰宅時間帯のチューリッヒ方面の電車はとっても混みます。

 

幸運にも窓側に座れたら、帰りも絶景を楽しむことができます。

サマータイムなので、5月でも夜9時ぐらいまで明るいんです。

 

では、まだ少しスイス旅続けますよ〜。