なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

ライン川、唯一の滝へシャフハウゼン(Schaffhausen)経由

ライン川には一つだけ滝と言える場所があるそうです。

その名もRheinfall(ライン滝)です。

 

本当はここが目的地ではなかったのですが、行ってきました。

当初の目的地は、シャフハウゼンという街から船に乗って、中世の雰囲気が最高と噂のシュタイン・アム・ラインという街に行く予定でした。ところが、下調べ中にショックなことが判明。ライン川の水位が下がっているとかで、船が一部欠航。思いっきり私が利用したかったルートで欠航だったので、どうしようか悩みましたが、シャウハウゼンもいくつか見所があるし、シュタイン・アム・ラインに行く代わりに、ラインの滝も遠くないので行ってみることにしました。

 

シャフハウゼンイースターでバラの噴水があったチューリッヒから40分。バーゼルという別の大きな街からも1時間10分くらいですが、この街についてはまた後日詳しく書こうと思いますが、フランス、ドイツと国境を接していて、バーゼルから行くとドイツ駅から出発することになり、スイスからスイスへの移動なのに電車は途中ドイツの国土を通るのです。へ〜、面白い!

 

ともかくチューリッヒからの電車に乗ってシャフハウゼンへ。

途中、ライン川の滝が見えました!

わ〜お!(ごめん、知らん親子。絵になる!)

期待高まる〜。

 

シャフハウゼンからライン滝へ

電車

一番楽なのは電車の乗り換え。降りるNeuhausen Rheinfall駅は隣駅。路線が単線で運行しています。私は帰りに利用しました。かなり滝に近いところに駅があります。

エレベーターもあって楽に川岸に近づけます。川岸からいろんなコースの遊覧船もあります。

 

バス

私が行くのに利用したのはバス。1番のバスで行きました。Rheinfallと書かれたバス停で降りたのですが、少し分かりにくい。地図と道標を頼りにちょっと歩きました。バス停の周りはホテルやレストランが立ち並ぶリゾートな雰囲気。そんなに観光地だと思って無くてびっくりです。

 

その他

川向こうのラウフェン城と遊歩道(有料)へ直接行くにはSバーンというのに乗るそうです。

SL型のバスというのもあるそうです。

 

滝!

駅の脇の小道を下ると…

 

見えてきた〜!

 

滝〜〜!

 

おや?

 

おやおや?

 

ちょっと引くほど観光地だな、ここ!!笑

 

そうですよね〜。みんな滝好きですよね〜。

 

 

それにしても信じられない人の多さ。まあ、イースターホリデーってこともあるのかもしれないですが。

 

遊覧船

とっても天気が良くて、アイスクリームと遊覧船が大人気。

滝の真ん中の岩に上陸するツアーが楽しそうでした!

①の岩に上陸するツアーが一番高くて20スイスフラン

②の渡し舟は3スイスフランでした。

パンフレットには値段が書いてなかったので時価なのかなぁ!

船の欠航があるくらい水位が下がっているので、滝の迫力はそうでもなかったのかもしれません。迫力のピークは雪解けの5〜6月だそうですよ!

 

ところで、結局のところ、帰りの電車から見た滝が一番いい感じでした。スイスの鉄道は基本窓がとても大きいので、車窓の旅にぴったりです。

 

この日はイースターホリデー最終日の月曜日ということもあって、Uターンラッシュに巻き込まれて本当に大変でした。乗車率110 %くらいはあったんじゃないかな?ほぼ全員大荷物。スーツケースと大きなリュック。ぐったりした子連れ!

座れない区間もあって、その時はもう乗車券の確認も来なかったです。

 

あと、スイスの中でもドイツ寄りのエリアということもあるかもしれませんが、電車が混んでることもあってか、マスク率がちょっと上がったように感じました。スイスは2022年4月時点の今、車内でのマスク着用義務がないのですが、ドイツはまだ電車の中でのマスク着用が義務となっています。

フランスはもう誰もマスクなんかつけてないよ、という噂も…見てないから分かりませんが。

 

イースターホリデー最終日、帰りの電車でふと周りを見ると視界に入った人が半分以上マスクをしていて「スイス人真面目だな!」と本当にびっくりしました。休み中にコロナになっちゃったら仕事に戻れないですものね〜。

 

普段のトラムや鉄道の中では、お年寄りと一部の観光客(大体アジア人ぽい人)くらいしかマスクしていなかったので、臨機応変に対応している人が多いのかな、と思いました。

 

次回はシャフハウゼンの街を少し紹介します。