今週のお題「元気を出す方法」
もやもやもイライラも、絵を描いたり粘土をこねたりすることで、すっと和らぐことがあります。アートや工作はセラピー効果もあるようです。小さな景色を作る「箱庭療法」なるものがあるのもなんとなくわかるような気がします。
今日はジオラマ作りでストレス緩和、集中力を高めて元気を出しましょう!
いわゆる箱庭作りは江戸時代から人気の町人文化で、ヨーロッパでもドールハウスなどミニチュア作りは世界中で人気です。ミニチュアが建物や室内の再現に力を入れているイメージに対し、ジオラマはパノラミックな景色を作っている人が多いイメージがあります。
ジオラマ愛好家の人口が増えているような気がします。プロで活躍する方達の作品は仰天するほどハイクオリティですし、その存在が知られるようになってきて、趣味の世界の裾野は広がっているように思います。
なんて言ったって、DAISOでジオラマ用の材料が売っているんですよ…。すごいね、DAISO。
しかし、近所の小さなDAISOでは見当たらなかったので、どのDAISOでも売ってそうな材料を使って初心者でもできそうなジオラマ作りに挑戦したいと思います!
用意するもの
・細い針金
・ダンボール
・ボンド
・アクリル絵の具
・木粉粘土
・メラミンスポンジ
・グリーンモス
作り方
①土台を用意する
A4サイズくらいのダンボールを半分に切って、一枚を海、もう一枚は丸い島の土台にするため、丸く切りました。イメージを膨らませます。
②島の木を作る
針金を束ねます。
何本くらいがいいのでしょうか。12本くらいかな。
幹になる部分をネジネジ。
短く広げた方が根っこです。
枝は、いく本ずつか分けて、少しねじって、分けて、またねじる。を繰り返す。
最初から先の方切っておけばよかったね。
形を好みに整えます。
木の葉っぱになる部分をメラミンスポンジで手作りします。
細かくちぎる。
好みの絵の具とボンドとお水を少々。
スポンジに混ぜ込んで馴染ませます。
こんな感じになりました。もっと細かくちぎっても良かったかしら?
③木を設置する。
ダンボールに穴を開けます。
根っこを通して、広げて
テープで止めます。
こんな感じになる予定。
木の幹、枝にアクリル絵の具で色塗り。
下地を塗った方が太くなるし、色も定着しやすいんでしょうが、面倒なのでそのまま。
低解像度だとリアルな木に見えますね!!
ボンドで固定しました。
④島の砂浜を作る
自然な色味が良い、DAISO木粉ねんどを使います。
ダンボールの段差をなくしていくように粘土で覆って行きます。
島のベースが完成しました。
⑤海を描く
アクリル絵の具を使います。ターナーのこのドリームセット、色味の組み合わせが好きです。
ニスでも塗れば、もっとツヤツヤして良さそう。本格的な人はレジンでコーティングするのかな?
⑥島に緑を!
装飾用のグリーンモスを使います。
たっぷり入っていました。
粘土に押し付けたり、ボンドで貼って草を表現しました。
木の枝には事前に用意したメラミンスポンジの葉っぱを枝に刺したり、間を埋めるようにボンドでくっつけたりしました。
ちょっとカクカクしてる?足りない?
まあ、でも横から見るといい感じかも!完成!?
いかがですか?
ちょっとアレンジ
お花をちょこっと咲かせるイメージで。
キツネかウサギかよくわからない動物も置きました。
完成です〜!
上空から見ると「SOS」の文字が…
これは「箱庭療法」的にはどういう状態でしょうか。
わたし、無意識的に助けを求めているのでしょうか…。
さて、いかがだったでしょうか。
初心者なりに頑張ったと思います。
海の生き物を登場させたり、宝箱を置いたり、船を浮かべてもいいですね。
まだまだアレンジできそう!