ヴェネツィア・ビエンナーレで外せないのがメイン会場の一つ、アルセナーレです。
中世の造船所跡が会場になっています。ここでは企画展示の「The Milk of Dreams」と各国展示ブースが入っています。
入場チケットが必要なのは、ここアルセナーレとジャルディーニ。基本のチケットでは、それぞれ1回ずつしか入場できませんし、どちらもじっくり見ていたら一日かかるので、朝から並ぶ人が多いです。
早く着き過ぎると誰もいません。
想定内です。
朝食をベニスのカフェでいただくのがよろしいのではないでしょうか。おほほ。
ピスタチオクリームのクロワッサンとカプチーノです。
そして、周辺でアルセナーレより1時間早く開館する無料で鑑賞できる国別展示があったりするので、そちらをささっと見て時間を潰します。
私が行ったのはホリデーシーズン前の6月平日なので、今はもっと混んでいる可能性が高いのですが、開館30分前に到着して、前から10番目くらいでした。
開館時間直前になると100人くらいは並んでいるように見えました。
チケット売り場の入り口は別で、そちらも並んでいました。
計画的に行動することをお勧めします!
The Mik of Dreamsの展示からスタートです。
入り口はシモーヌ・リー
作家名を書くのが面倒なぐらい作品数があるので、適当に気になった作品の写真を並べます。
このタコ宇宙人みたいなのは、なぜか色で性別を勝手に認識したような気持ちになった自分が怖くなりました。
いや〜、思い込みってありますよね。考えさせられました。
この日、午後の電車に乗る予定があった私は物凄い駆け足で鑑賞していたので、どこから国別展示に切り替わったか、思い出せません。。。
多分、この辺りからだと思うの。
これは、話題になったウクライナの漏斗の作品ですね。限られた資源が云々を表現しているとか。隣のブースとの相性が悪いです。それぞれ良い作品なのに。
とまあ、いろいろありまして、今回評判が良かったと言われているイタリア館です。
過去に栄えた産業の遺跡のような体感展示。ちょっと寂しい、「虚」の空間。前の人と距離を置いて入場するため、少し並びますが、この寂しさを体感するには必要な待ち時間ですね。
とある日本の作家さんの展示を思い出しましたが、アーティストをアーティストで例えるのは良くないな、と思ったので黙ってます。
メタバース空間を表現したという中国の展示も気になりました。
最後の最後の方で、カタツムリの殻とメラミンスポンジがエアホッケーしてるみたいな作品が好きでした。
もうちょっとゆっくり見たかったかな。
最初に入った入り口にショップがあるので、戻ってグッズを買いました。
トートバッグと缶バッジ。
これで、メインエリアの振り返りは終わりましたが、毎週月曜日は基本的にメイン会場はお休み。しかし、ビエンナーレ期間中は、周辺に国別展示が散らばっていて、月曜日も開いているところもあるし、他にも見どころがたくさんあるので、次回はその他エリアの紹介をしたいと思います。