なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

なる子、香港ローカルに馴染みはじめる。『たぶん初級編』

地下鉄でお出かけなのだ

東京ならスイカパスモ

大阪ならイコカかピタパ

ロンドンならオイスター

そして、香港はオクトパス。

 

ICカードを持っていれば、途端にローカルに馴染めた気持ちになるのはどうしてだろう。

 

私が買ったのはミニオクトパス。

 

なんと、キーホルダータイプのかわいいICカードです。

これで地下鉄乗り降りが楽ちんになりました!

 

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こうなるともう、切符買うなんてハードル高すぎる。

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香港の地下鉄はホームドアがしっかりしていて安心感がありますね。
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それぞれの駅にテーマカラーがあるのだそうです。

ここはビクトリアハーバーという一番香港らしい景色が拝める場所の最寄り駅。

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こんな感じ。

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…(写真下手くそかよ)

 

 

とりあえずの観光地は抑えておきたいけれど、ハーバー周辺は普通のショッピングモールで、ブランド物どころか、普通の買い物だってめったにしないなる子には、ほぼ魅力のないエリアなのですよ。でも夜景は大好き。

 

 

香港っぽい場所を求めて歩き回る

何か買うわけでもないしウィンドウもないけれど、地元のマーケット巡りはとても楽しい。

旅のバイブル「地球の歩き方」でリサーチしてから歩くのがいつものパターン。


よし!旺角駅周辺からスタートして、いざ太子駅方面へ。

f:id:ma_naru:20190403012231j:plainカゴがファンシーでかわいい。

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花園とは素敵な通り名ですが…。

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今回狙って行ったのは、「金魚街」「フラワーマーケット」「バードガーデン」

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金魚街  Goldfish market 

花園街の近くにあるのが、通称「金魚街」、おさかな天国です。

そもそもペットショップが立ち並ぶエリアで、中でも熱帯魚系の店がたくさんあって、販売の仕方も香港スタイル。

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店頭に吊り下げられる魚たち。

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インスタ映えスポットになってます。

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若い女の子もたくさんいて、観光客向けのレストランもたくさんありました。

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高級魚、ディスカス様など、珍しい魚もたくさんいて、水族館に来るぐらいの価値あり。

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水草も売ってます。

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香港は狭いから、魚は小さい水槽でも飼えるのがいいのかもね。

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花墟  Flower market 

むせるほどの花の香り。

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独特な花束センス

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トロピカルなものも、西洋ハーブも色々あって楽しい。

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おじさんたちが吟味している様子もいいよね。

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植物園行くぐらいの価値ある。

 

鳥花園 Bard Garden 

このアプローチからして期待高まる!

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おお!いいぞ!さいこうじゃん!

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文鳥だー!

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観賞用の鳥関連を売っているだけでなく、バードおじさんたちが、自慢の鳥を持ち寄っておしゃべりしてるらしい。

かわいい〜!

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鳥かご欲しいな〜!持って帰れるだろうか。f:id:ma_naru:20190403014305j:plain

 

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いい趣味だな〜。私も小鳥を愛でる暮らししたい。

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バードガーデンは本当におススメ。小さいエリアだけど、花鳥園行くぐらいの価値あるよ!

 

 

【おまけ】

魚も鳥もどちらもなんだけど、生きてる餌も売っているので、苦手な人は要注意です。

 

ボ〜ッと生きてたら、ブログに書こうと思ってたネタ、チコちゃんに言われちゃった。「さくら」は神様が座る場所

チコちゃん好きの小3に「チコちゃんに出てきそうな話」として1ヶ月くらい前に自慢気に「さくら」の語源を披露していたなる子です。

 

東京もついに開花宣言。「さあて、桜について温めていたこのネタをそろそろ書くか。チコちゃん見ながら書こうっと」と、録画の再生始めてサブタイトルで嫌な予感。

 

ぎゃ〜!カブってしまった!

しかもめっちゃわかりやすかった。すごいよチコちゃん、まだ5歳なのに…。

 

とりあえず小3の子に自慢しようっと。「チコちゃんでもやってたね!」って。

 

チコちゃんに叱られる


「どうして桜の下で宴会するの?」がチコちゃんの質問。

 

答えは、「田んぼの神様がいるから〜」

 

専門家によると、農耕が始まった頃、人々は田植えの時期を見極めるのに桜の開花を目安にしていたそうです。

桜には山から降りてきた田んぼの神様がいらっしゃる。降りてきた印が桜の花なのです。

お正月は歳神様を迎えて、鏡餅に神様が宿るのですよね。ちょっと似てますね。

 

「さくら」の語源は、 さ=神様 くら=座

 

やまとことばって美しいですね〜。

胡座(あぐら)とかにも「くら」が使われています。

 

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奈良県明日香村で撮影)

 

ちなみに奈良県には「佐保山(さほやま)」という山が平城京の東(五行における春の方角)にあり、佐保姫(さほひめ)という春の女神が宿っていると言われています。

この佐保山、桜の名所として知られているのです。

 

「さ」という一文字に込める日本人の心が見えるようです。

 

友人に文献を紹介してもらったので、引用します。

春になると、山の神が里に降りてきて、田の神となって稲穂に宿る。山の生命力がフユに増え、ハルに張り切って里の方へとあふれだし、やがて稲となって結実する。
その生命力が山から降りてくる兆し、眼にみえない力のあらわれが、ほかならぬ山桜の開花だった。「サ」は穀神=田の神を意味し、「クラ」はその座、つまりちょうど山桜が色づくあたり、山と里の中間領域での、しばしの休息(トランジット)の場所ということらしい。
ちなみにこの眼にみえぬ霊力がひたひたと降り来たるプロセスを「サオリ」、実りののちに再び山へ昇ってゆくのを「サノボリ」と呼んだ。サオトメ/サツキなどの言葉も、この「サ」の同行をめぐる日本人の霊妙な感覚のあらわれといえる。

宇宙樹 竹村真一 慶応義塾大学出版会 

 


宇宙樹

 

なぜ桜を見ると嬉しい気持ちになるのか。なぜ桜には特別感があるのか。

大和人のDNAに刻まれているような気がします。

 

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待機児童対応するよ、と言い放ち、民間に丸投げする極悪

来年度に向けてとても頑張ってくれている後輩ちゃんが、泣きそうな声で相談してきました。4月のシフトを作成中なのだけど、どうしても人が足りないらしい。

 

行政側の職員さんと一緒に仕事をするタイプの施設。「あと二人、この時間に出せるよね。」と当然のごとく要求してくるらしい。

民間委託とは名ばかりで、民間業者はクライアント様(行政)に頭を下げながら仕事をしているのです。(なぜだ)

いつも市民様に頭を下げ続けているせいか、民間委託業者に対してちょっと横柄なところがある人がたまにいるんですよね。

 

あ〜、やだやだ。根本的な問題は何だろう。

そんなことを考えたりしていたら、更新2日も休んでいた。

 

待機児童対策を例に無理難題を押し付ける行政に対して

放課後児童クラブも、全国的に待機児童が目立ってきました。

 

伴って待機児童対策とやらが始まったりするのですが、この行政の知恵が極悪なんじゃないかと思うのです。

 

もちろん待機児童対策がなければ、困ってしまう家庭がたくさんあるので、放課後の居場所作りというのは必要だとは思っています。保護者や子どもたちには「大丈夫だよ!君たちならきっと乗り越えられるよ!」と励ましの気持ちでいっぱいです。

 

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しかし、今回はその裏で、現場の大人に何が起こっているかを現場にいるうちに吐露したいのです。

保育料等が無償化していく現代において、タダの代償はどこにあるかということを考えたいのです。

 

耳障りのいいことには裏があるのです。

 

小学生の待機児童対策って?

例えばこんなケースがあります。

 

放課後児童クラブの定員越えにより、待機児童となった児童はランドセルを持ったまま放課後児童クラブが併設されている児童館に行きます。行政は、「待機児童対策は学童ではなくて児童館が行いますよ。運営委託会社が増員して待機児童対策専門の職員がいるので安心です。」と言うのです。

 

マジで極悪。

 

何かを「改善」する時に、人を増やせばなんとかなりそうな施策はどこかの誰かにしわ寄せがあります。そう簡単に人は増やせないからです。

 

このケースでは、新たに待機児童対策を始める時、真っ先に運営委託会社に負担がかかります。行政は「待機児童対策はじめました。」と言い放っただけです。

 

児童館も放課後児童クラブもセットで民間委託している行政は多く、ぎりぎりの運営委託費で業者が回しています。

 

なのに行政が勝手に「増員します」と公に言っちゃう。そして、運営事業者に「増員してね。最低限の人件費は上乗せするから。」となるのです。

最低限の人件費とは自治体が定める最低時給に近いと考えられます。

アルバイトで、最低時給で働くって、世の中の為になる仕事だとしても、したいと思う人ってなかなかいないと思います。

 

どこの業界もだいたいそうですが、とんでもなく人材不足です。

放課後児童クラブの仕事は多くの非常勤(アルバイト)で成り立っていますが、新たな事業に「アルバイトで対応してください。」ということなのです。

 

アルバイトに大事なお子さんの帰宅管理と荷物管理をさせるのです。

 

しかも、放課後児童クラブ運営事業者が人材を出すわけですから、待機児童対策と言いつつ、実質は放課後児童クラブ運営とミックスになりがちです。

 

じゃあ、放課後児童クラブの定員を増やしたらいいんじゃないの?という方策はもうすでに何段階にも分けて行われており、流石に子どもひとりあたりの面積的に無理がある詰め込み状態なのです。

 

そんな中での、行政の「運営事業者さん、増員お願いしますね❤︎」は極悪だと思ったのです。うまいこと民間に押し付けたな、と。

 

保育料はどんどんやすくなる。(行政が勝手にする。)

場所、人が足りない。(場所の提供は行政・人材探しは民間)

特に人。こんな安い時給月給でストレスのある仕事をしたい人はなかなかいない。

(運営事業費は行政から運営事業者へ渡されています。もちろん公金ということです。)

 

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子育て支援員を増やそう

ついに東京都がこんなこと始めました。

 

子育て支援員にテンシン!|東京都

 

メインイメージに藤岡弘さんを起用。

知事も登場。

 

なかなか人が集まらない中、一応は頑張ろうとする行政。

子育て支援員講習をしているので、一般からも受講者を募集しているようです。

これは私も受講しましたが、完全座学です。結構大変ですが、為になります。

東京都でしか通用しませんが、受講すれば資格とみなしてくれるところもあるようです。

 

これはもうすでに働き始めている人はいずれは絶対に受講しなければいけないのですが、雇い主によっては交通費も自己負担なので、アルバイトの方は躊躇するかもしれません。受講料は無料ですけどね。

 

運営事業者によっては受講している時間も勤務時間として時給発生するところもあるので、どうせならそっちの方がいいですね。

 

子育て系の仕事の時給が安いのは、人によってスキルの差が激しいこともあるかもしれません。質の向上を目指すという点ではある程度効果があるかもしれません。

 

しかし、このウェブサイトがどれだけの人の目にとまるのか。

人材確保にも速効性はないでしょう。

やる気のある人が増えてくれたらいいなあ、と思います。

 

 

言いっ放しの行政にイライラ

「どうして人が足りてないの?」

「どうして男性職員がひとりもいないの?」

「どうして優秀な人が集まらないの?」

 

勝手なことを言う行政にイライラするし、「給料が低いからじゃない?」と一言申し上げたいし、そうしてしまったのは「景気が悪い!税金を無駄遣いするな!」と叫んだ国民だし、その対応として弱いところからテコ入れする国や行政ね。

 

私は一度、退職しますが、もっと子どもたちを取り巻く環境を良くしたいし、子どもたちの為に働く人たちが報われたらいいな、と思っています。思い続けます。願っています。ずっと応援しています。

 

竹とんぼ作るのって簡単そうに見える

竹とんぼって、作るの簡単そうに見えませんか?

 

見えるよね。

 

少なくとも私はそう思っていたよ。

 

だから、「これから竹とんぼ作りの先生が来ますよ〜。」って言われて、「やってみた〜い。」って答えるし、実際にゆる〜く始めた時に、「1時間半くらいかかるかもよ。」って言われて、一瞬「おや?」って首傾げるよね。

 

「ナイフでこうやって削っていきます。」っていう先生のデモンストレーションを見ていると、どう見ても簡単そうなのよ。

 

鉛筆をカッターナイフで削るのは、受験時代に相当やったし、手先の器用さにはちょっと自信あるよ、と思い始めてみたら…

 

激ムズでやんの!

 

先生は、決して切れやすいとは言えなさそうなカッターナイフでスイスイとカンナを使ったようなクズを出しながら削っていくのだけど、真似してやってみてもそんな風には全く行かない。

 

これは…まじで無理です。

 

ボロボロのガタガタにしかならない。でぶっちょでなかなか薄い羽にならないのです。

なんとか仕上がりましたが、半分以上、先生の手が入っています。

 

完成すればそれでよし。

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竹ひごも自分で削り出すんだよ。縦に割るのはもちろん先生のお仕事。

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少し残した緑のラインが綺麗です。

 

もう手がガクガクです。

このゆる〜い竹とんぼ教室をやってくれたのは「吉日楽校」さん。

ボランティアさんたちが運営している様子でした。日吉駅が最寄りです。

小さな子供たちが枝や小石を拾って好きにペイントしていたり、走り回ったり。

コーヒーも無料でいただきました。

 

幸せな空間でした。残念ながら5月くらいにこの場所はなくなってしまうとのこと。

 

3月31日(日)には竹とんぼのイベントもあるみたいなので、お出かけにもいいかも。子どもができる作業ではないので、「パパが作って、子どもがペイントす」るのが良さそうです。

http://beyondarchitecture.jp/news/kichijitsurakkou_open/

https://www.facebook.com/kichijitsugakkou/photos/pcb.1622994271179462/1622995897845966/?type=3&theater

東京都庭園美術館 『岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇跡』展

天気がいい。

庭園美術館に行こう。

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現在開催中の展示はこちら。

岡上淑子(おかのうえ・としこ)

『フォトコラージュ 沈黙の奇蹟』展です。

2019年4月7日まで。

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展示されているのは岡上さんが約60年前に制作したコラージュ作品です。

彼女は長年忘れ去られていた作家として近年注目を浴びています。

 

私が初めて岡上さんの作品を知ったのは、milleという雑誌でした。

ちょっとだけ関わらせていただいた実験的な雑誌でした。

編集長さんの愛が詰まった1冊。こだわりの表紙は岡上さんのコラージュ作品です。

対談では女性の生き方について、励まされるような言葉があります。

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タイトルも詩的で、まさにシュルレアリスムの時代をナチュラルに生きていました。

幻想的で美しい。これが1950年代、60年前の日本のコラージュなのか!

1933年に完成した朝香宮邸、アール・デコ調の雰囲気にもバッチリ合っています。

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庭園美術館は建物自体がアール・デコ建築の宝箱みたいな所なのですが、撮影禁止なんですよね。いつ行っても素敵です。

 

さて、今日は庭園日和。

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ピクニックしたくなる芝生もあります。

 

早咲きの桜が咲いていました。河津桜でしょうか。

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日本庭園もあって、もうすぐ桜が咲きそうです。

タイミングがよければ、都会のオアシスでアートとお花見を一度に楽しめてしまう、素敵な場所です。 

 

もう1週間待てば良かったかな〜。

 

何度も行きたくなる場所です。