天気がいい。
庭園美術館に行こう。
現在開催中の展示はこちら。
岡上淑子(おかのうえ・としこ)
『フォトコラージュ 沈黙の奇蹟』展です。
2019年4月7日まで。
展示されているのは岡上さんが約60年前に制作したコラージュ作品です。
彼女は長年忘れ去られていた作家として近年注目を浴びています。
私が初めて岡上さんの作品を知ったのは、milleという雑誌でした。
ちょっとだけ関わらせていただいた実験的な雑誌でした。
編集長さんの愛が詰まった1冊。こだわりの表紙は岡上さんのコラージュ作品です。
対談では女性の生き方について、励まされるような言葉があります。
タイトルも詩的で、まさにシュルレアリスムの時代をナチュラルに生きていました。
幻想的で美しい。これが1950年代、60年前の日本のコラージュなのか!
1933年に完成した朝香宮邸、アール・デコ調の雰囲気にもバッチリ合っています。
庭園美術館は建物自体がアール・デコ建築の宝箱みたいな所なのですが、撮影禁止なんですよね。いつ行っても素敵です。
さて、今日は庭園日和。
ピクニックしたくなる芝生もあります。
早咲きの桜が咲いていました。河津桜でしょうか。
日本庭園もあって、もうすぐ桜が咲きそうです。
タイミングがよければ、都会のオアシスでアートとお花見を一度に楽しめてしまう、素敵な場所です。
もう1週間待てば良かったかな〜。
何度も行きたくなる場所です。