なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

冒険に出よう。「運が良い」と思うことはだいたい家の外で起こる

家でラッキーは起きにくい

用事がなければ、家でごろごろすることが好きな、なる子です。

うとうとお昼寝するのも幸せです。

疲れを癒し、心身共にリセットする為に、ぐうたらな日は私にとってとても大事なことなのです。

 

けれど、「一日ごろごろできた!ラッキー!」と思ったことはないような…。

 

 

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どんなことをラッキーと思うか

運が良い、とは何か。

宝くじに当たること?

 

子供の頃、父は毎年夏休みに国内旅行を計画してくれていました。

ある年、九州のとあるテーマパークに泊まりで遊びにいくことに。

父は張り切って1年近く前からホテルを予約してくれていました。

 

長時間の移動を経ていざチェックインの時、フロントがあたふた。

あまりにも事前の予約で、確認連絡もしていなかったので、予約が勝手に取り消されていたのです。

 

え?どうなっちゃうの?

 

と不安になっていたら、「別のお部屋をご用意させていただくということでいかがでしょうか。」と。

 

一番安い部屋で予約していたにもかかわらず、無料アップグレードされて、メゾネットタイプの豪華な部屋に泊まれることになりました!

家族全員で、大はしゃぎ!「ラッキー!!!!」

 

父は調子に乗っちゃって、朝食も豪華なルームサービスに変更!

 

結果、予定よりもホテルに多くお金を落としたことになるのだけれど、「運が良い旅行だった。」という思い出になったのでした。

 

行動することが幸運を呼ぶ

行動しなければ、何も起こらないのです。

外に出ると色々なハプニングがあります。

 

新しいことに飛び出してみると、案外うまくいったと思うことが全て、「ラッキーなこと」として認識されます。

 

運がいい人はとにかくフットワークが軽いです。

 

慎重派な子どもたちにも一歩踏み出す勇気、変化を恐れない力をつけて欲しいな〜、と思うのです。

 

 

運がいい、と思っている人は運がいい そして感謝の心を忘れない

私はスピリチャルにはそんなに興味はないのですが、スピリチャルな人は強運な人が多いような気がします。

(スピリチャルを否定しないけど、インチキ商法とかには本当に気をつけて!)

運気が上がる行動をして、運が良くなったと信じている人は、運がいい。

 

こういう人は、自分の実力よりも他人や不思議な力に感謝する人が多いです。

 

私は不思議な力には一歩引いた目で見てしまうことが多いのですが、少なくとも「ラッキー」と思えることがあった時に、「感謝する」ことはできそう。

 

あの豪華な部屋に泊まれたラッキーな思い出も、感謝することがいっぱい。

まず、貴重な休日を子供たちの為に毎年旅行を企画してくれた両親に感謝。

とても素敵な部屋を提供してくれたホテルにも感謝。などなど。

 

ラッキーなことが起きるのは、周りの人のおかげですね。

 

それでも家にいたい時は

子どもたちが一番安心できる場所が自分の家であれば、本当に幸福なことです。

帰ってこれる温かい場所がある。だからこそ、ちょっと冒険にも出られるわけです。

 

それでもやっぱり家から出たくない日もあるし、いいことあるといいな、と期待してしまう。

家にいながらラッキーなことは起こりにくいのですが、強いて挙げるなら、「お片づけ・掃除」はラッキーなことが起こりやすいです。

 

部屋が綺麗になると気分も良くなりますし、なくしたと思うものが見つかったり。

 

インドアな私も今日はお片づけとお掃除の日にしようかな〜、と思います。

 

子どもたちの一歩を応援できる大人でいたいな!

夏休みの思い出 山奥キャンプに放り込まれた

小学生の時の夏休みに、子どもキャンプに放り込まれたことがあります。

兄弟の中で私だけ、なぜ、そんなことになったのか。

 

理由を聞いたことはないけれど、多様な経験をしてほしいという親心だったのだと思う。

 

鳥取県の山奥でのキャンプ。生まれて初めて見た本物の天の川は衝撃すぎて。

せいぜい2泊3日程度のキャンプだったと思うけれど、忘れられない思い出です。

何度も夜空を駆ける流れ星の存在も、物語の中から現実になった夜。

 

夏休みの中の夏休み。

 

子ども時代の冒険は、心の中に結晶を作って永遠の宝物になる。

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そもそもキャンプとか、知らない人と過ごすとか、得意分野ではない。

キャンプやアウトドア慣れしているキッズが前に出て目立っているのを影で見ているような感じ。

 

当時の私が衝撃を受けたこと、学んだこと6つ

①電気の通っていない場所がある。

   泊まった場所はテント。電灯のないテントで、ベッドのようなものが入っている立派なもの。夜の明かりはランタンを灯すだけ。あと、懐中電灯。本当に暗い。

そこそこの都会で育っているので、夜も窓の外は夜景が広がり空も高速道路の明かりでずっと赤かった。真っ暗な場所を経験したのは本当に初めてでした。

人生で経験した一番暗い場所。

 

②顔ぐらいの大きさの蛾がいる。

 テントから少し歩いていくと、唯一電気が通っている建物がある。水洗じゃないし、いきたくないけれど、行かなきゃいけない。

そして、夜は明るさに誘われてたくさんの虫が。

次々に女の子たちが、「ぎゃー!!大きい!!」と叫びながら逃げてくる。

トイレの扉にペタッと張り付いた、巨大な蛾。

目玉みたいなのがついたやつ。

 

③足が細くて長い蜘蛛がいる。

 テントの周りは足長蜘蛛の大群がいて、「きゃ〜!!」と言ってる子もいれば、「かわいい♡」とか言う子もいる。

 

④飯盒炊爨の火起こしに牛乳パックを使う

 持ち物に「牛乳パック」があった。火起こしに使う。牛乳パックの中をコーティングしている蝋の成分がいい感じで燃えやすいのだと、キャンプリーダーが教えてくれた。

 

⑤乗馬体験

 キャンプの近くの牧場で馬に乗せてもらった。

同じ班に、サラサラの茶髪ロングヘアで整った顔立ちの活発でかわいい女の子がいて、その子がとても上手に乗っていた。馬に乗れる子どもがいる衝撃。自分はうまく乗れない衝撃。

 

⑥天の川と流れ星

 キャンプリーダーが、夏の大三角形の話とか星空を見上げながら教えてくれたけれど、星がありすぎてどの星のことを言っているのか全くわからなかった。

 

✨あの星空を今も探しているような気がする。✨

 

そして私は街に戻ってきた

大自然の中でのキャンプを経験し、私はちょっと成長して帰ってきた。

 

母が迎えに来てくれていた。

 

バスから降りて来た、日焼けし髪の毛ボサボサの私を見て母はこう言った。

 

「山猿かと思ったわ。」

うまくいかない。生きにくい世の中をどうにか生き抜いていく力をつける。

《うまくいかない》

うまくいかない。

頑張っているのに。

つらい。

つらい。

 

失敗するのが怖い。

踏み出すのに時間がかかる。

いやだ。

いやだ。

逃げたい。

 

そんな風に思うことってありませんか?

 

 

生きにくい世の中だから、心臓をぎゅっと潰されるような、息切れするような苦しさを味わったことがある人は多いはず。

 

《生きにくい世の中を、生き抜く力をつける場所》

 

子どもと接する仕事のイメージって、毎日かわいいキッズと、遊んだり、笑ったり、楽しい仕事、みたいに考える方が多いんじゃないかな。と思うんですね。

 

でも、実際には、心配事のない世界ということはなく、小さくても厳しい社会です。

 

明るく楽天的でいつも笑顔でいるのが全ての子どもというわけではありません。

子どもだって個性があり、繊細だったり、不安症だったり、ちょっとしたことで辛くなったり。

自分もそういうタイプだった、という方は少なからずいらっしゃるでしょう。

 

私自身、全然ポジティブな方ではなかったと思う。

子どもの頃は、どちらかと言うと強気に出るタイプで(弱虫にありがち!)平気でひどいことを言ったこともたくさんあるはず。

一方で、何気なく放った言葉が相手を傷つけてしまったのではないかと、気になって気になって泣きながら謝りに行ったりすることも。(情緒不安定かっ!)

 

 

放課後系の施設は、異なる学年の子どもたちが集団生活を送る小さな社会です。

  

つらい気持ちや、悔しい気持ち、腹立たしい気持ち、ネガティブな感情も貴重な経験です。どう乗り越えていくか自分で考え実行していくことが、人生の中で生きる力になっているはず。

 

子どもたちよ。

世の中は理不尽なことがたくさん起こって、自分の思い通りにはいかないのだ!

 

つらいけれど、自立への過渡期である小学生期には、多くの壁にぶち当たることが幾度となくあるでしょう。

それは、他人との共同生活の中でこそ経験しうること。

ひとつひとつ乗り越えながら成長していく。

子どもは勝手に大きくなるのではなく、人の中で子どもたちは大きく育っていくのです。

 

学童や放課後教室は、生きる力をつける場所。

支えたり、見守ったりする仕事を大人はしていると思っています。

短い期間かもしれませんが、子どもたちの人生や未来に関わる仕事です。

 

 

《ポジティブ変換術》

 

子どもと接する時、なるべく否定語を使わないというテクニックがあります。

 

「騒がないでください。」→「静かにしましょう。」

「お水がコップ半分しか残っていない。」→「半分も残っている。」

「悪口を言わない。」→「優しくしよう。」

というような具合です。

 

このポジティブ変換術は、私みたいなネガティブ思考でも、少し訓練するとかなりうまくなってきます。

 

「弱虫」→「繊細な心を持っている。他人の痛みがわかる。」

「情緒不安定」→「感受性豊か」

 

私は『弱虫で情緒不安定な子ども』だったのではなく、『繊細で感受性豊かな子ども』だったのです。

 

今でも、ネガティブ弱虫マインドで苦しむことはたくさんありますが、ポジティブ変換すると少し楽になります。

思慮深いんですね。悩める哲学者。(←ちょっとかっこいい)そういうことにしておいてください。

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そんなわけで、「まあなんとかなる子」という命名は、自分に言い聞かせているのかもしれませんね!!

 

子どもの熱中症対策 ④光化学スモッグ

今日もやっぱりアイスクリームしか食べたくない。

 

と言いつつ唐揚げとプリンを食した、なる子です。

 

熱中症光化学スモッグは全く別のものですが、「だるい、気持ち悪い、頭が痛い」などの似たような症状もあります。

 

光化学スモッグは「目が痛い。喉が痛い。」などの症状が特徴です。

 

待機中の汚染物質が太陽の強い紫外線によって光化学反応を起こし、有害物質が発生します。それが大気中にたまると光化学スモッグとなるのです。

 

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光化学スモッグ注意報》

光化学スモッグについては、なんとなく目がチカチカするな〜と思うことはあっても、目には見えないものだし、気温・湿度のように家庭で計測することは難しいもの。

 

そこで光化学スモッグ情報は地域発信のものが頼りです。

東京都光化学スモッグ情報 トップページ

 

東京都の光化学スモッグ情報の発令基準は以下の通り。

 

予報

オキシダント濃度が高濃度になり、光化学スモッグ注意報などが発令されると予想される時。オキシダント濃度が0.12ppm以上で継続

 

・学校情報

オキシダント濃度0.10ppm以上で継続する時

 

 児童・生徒の健康被害を未然に防止するため、学校等に対して提供する情報

 

・注意報

オキシダント濃度が0.12ppm以上で継続

 

・警報

オキシダント濃度が0.24ppm以上で継続

 

 

そんなHPいちいちチェックしていられないわ!という方は、メール登録しましょう。

東京都光化学スモッグ情報 メール送信の登録・解除

 

東京都のメール登録は、「学校情報あり・なし」が選べます。

学校関係者でなくても登録できますので、気になる方は「学校情報あり」で登録しておくと良いと思います。

 

喘息やアレルギーなどを持っている方は光化学スモッグの影響を受けやすいと言われいてます。

 

注意報や警報が出たら屋外遊びは原則禁止ですから、関係施設はメール登録しておきたいですね。

 

 

 

《注意報、警報が出た時に注意すること》

〈予防〉

・屋外になるべく出ないようにする

・屋外運動は控える

・窓をしめる 

 

光化学スモッグの被害を受けた時〉

・保健所へ連絡

医療機関で受診

 

化学反応で生まれた有害物質ですから、空気の入れ替えで窓を全開にすると入ってきてしまいます。

閉めていても多少は入り込んでくるでしょう。

 

光化学スモッグ発生時は、気温が高い傾向がありますから、熱中症の可能性も考慮して子どもたちの健康状況を見守りましょう。

 

 

 

子育て系のお仕事の皆さん、トイレ行ってますか?

先日はお休み取れていますか?という記事を書きました。

ma-naru.hatenablog.com

 

本日は、「トイレ行ってますか?」です。

 

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《気がついたらトイレに行っていない》

トイレに行けない問題は、何も子育て系の職種に限らないと思いますが、あるあるです。

保育園勤務の方なんかは、本当に子供たちから目も手も離せませんから、子どもたちがお昼寝時間に入ったら休憩。その休憩時間は月案・週案、連絡帳を書くチャンス!

 

休憩してないじゃないか!!

 

小学生対象の学童や放課後教室も、特に主任さんなど責任のある立場の人は休憩時間が取りにくかったり、全体から目が離せないという責任感から取らなかったり。

 

そうでない方も自分の持ち場から離れにくく、仕事中はトイレに行きたくてもなかなか行けない状況が続きます。

 

目まぐるしい一日が終わり、気づいてみると。

 

「あれ?私、最後にいつ行った?朝起きて、1回行っただけ…」

 

朝番、夜番兼務の長時間勤務の日なんか、朝7時から夜7時まで12時間トイレ行ってない、なんてこともある。

 

恐ろしいことに、一生懸命仕事をしていると、トイレに行っていないことに気づかないことがあるんですよね。

 

体に良くないよね。

 

良くない。

良くない。

 

 

《トイレは行けるタイミングで出しておくもの》

最近、どこかで介護系の方のブログかインスタを見て、共感したものがありました。

業務に入る前に、ベテランさんが新人さんに「トイレは今行きたいかどうかじゃないのよ。今、出しておくの!!」と言ったとか。

 

恐ろしい。

でもこれだわ。

 

保育系だろうと、介護系だろうと、接客業だろうと、

無理している皆さん。

 

トイレは積極的に出しておきましょう。

 

《遊びに夢中な子どもたちにもトイレの促しを》

子どもは、「トイレ行きたい」と気づいてから、我慢できず出ちゃう、までの時間がとても短い。

 

遊びに夢中な子どもたちには、お昼ご飯のタイミングや、帰り支度のタイミングなどで、トイレに行くよう促しをします。

 

(それでも「失敗しちゃった。」という子はいますけれど)

 

そして、子どもたちに「トイレに行っておこうね!」と声かけをしている大人の皆さんも、トイレに行ってくださいね!!!!

 

 健康第一!ですよ〜

世界は朝からはじまったの?『夏休み子ども科学電話相談』

 

「世界は朝からはじまったの?」

 

TwitterNHKの「夏休み子ども科学電話相談」の、この哲学的な質問が流れてきて、たまらず「らじるらじる」をダウンロードしました。

 

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子どもの頃、どうして?と思って大人に聞いたものをいくつか思い出しました。本当の専門家に聞いたわけじゃないので、厳密に言うと「違う」ということもあるでしょうけれど、子どもの私は論破されました。

なるほどー、と。

 

 

 

《お日様は12時に1番高い所にいるのに、1番気温が高い時間が2時なのはなぜ?》

「温めたものが冷めるまで時間がかかるのは想像できますか?

 地球はとても大きいから、熱を溜め込むんですね。

夏至は6月、冬至は12月なのに、1番暑いのは8月、寒いのは2月、なのも、同じ理由。」

 

「地球が大きいから?」

 

「そう、地球が大きいから!」

 

万有引力、引っ張り合うってどういうこと?》

「物と物が引っ張り合う力のことだよ。質量、大きいものの方が引力が強いんだよ。」

「でも鉛筆と消しゴムは引き合わないよ。

「もっと、大きなものに引っ張られているからだよ。」

「建物?」

「もっと大きいものだよ。」

「もっと大きいもの?…あっ!!」

 

そう、地球が大きいから!!

 

2回目の、

 

地球が大きいから!

 

地球が大きいシリーズがどうやら好きなようです…

 

《想像もつかないような宇宙の大きさを想像する》

子どもの頃、世界は狭くて自分が世界の中心にいました。

自分の町が「日本」だと思っていました。

 

ところが、世界はもっと広くて、地球があって宇宙があって、その終わりは果てしなく遠くて、ということを知る日がくるのです。

 

布団の中で「宇宙空間にポンっと放り出されたら…」と想像したら怖くて眠れなくなったことも思い出しました。

 

谷川俊太郎の「20億光年の孤独」を読んで、ノックアウトされるような衝撃を受けたものです。

当時の宇宙の大きさは20億光年と言われていたようです。

今なら、137億光年〜140億光年といったところでしょうか。

 

 

《まとめ    好奇心のある日々を!》

NHKの番組『チコちゃんに叱られる!』で、「大人になると、時間の感覚が短くなるのはなぜ?」という疑問を取り上げていることがありました。

例えば1年が1週間ぐらいにしか感じないのは、大人になると興味や好奇心が薄れていくから。というようなことを言っていました。

 

子ども電話科学相談は、子どもの頃「不思議だなぁ!どうしてだろう!すごいなぁ!」

と、毎日がキラキラしていたあの頃の気持ちをちょっと思い出させてくれます。

 

お子さんをお持ちの方は、日々の生活でお子さんの視点や発言に、ハッとさせられることもあるでしょう。

 

子育て系のお仕事の良さはここ!

特に小学生ぐらいの子どもと話をする仕事の人は実感があるのではないでしょうか。

 

楽しいですよね!

 

仕事を辞めるとこれを失うんだな。

 

好奇心は若さの源泉です。

 

さあ、私と一緒にらじるらじるで好奇心を補給しませんか?

子育て系のお仕事の皆さん、休めていますか?

 夏休みこそ忙しい、子育て系お仕事の皆さん。

お休みの日はしっかり休めていますか?

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子育て系のお仕事は、ほとんどの人が想像するより大変だと思います。

 

小学生を預かる施設では、学校のある日は放課後がコアタイムになりますが、夏休み期間中は朝から子どもたちが賑やかに生活しています。

(地域などによって業態は違います。夏休みは開室していないところもあります。)

 

アルバイトさんとして働いている方も例えば普段2〜3時間の短時間勤務でも、夏休みは6〜8時間の長時間勤務をお願いされる、と言うこともあるでしょう。

 

夏休み期間中は、学生さんなどの短期バイトを頼りにしている施設も多いのでは。 

 

しかし、制限なく働いてもらうわけにもいかず、労働基準法や契約上のルールなどがあるようです。

私も学生時代には、週6日でも働けるのになぁ、と思っていましたが、そんなにシフトには入れてもらえませんでした。

今思えば、ホワイトな現場ってことなんでしょうけど。

 

あと、頼りにしていたのに、突然旅行に行くと言い出す学生とか。(私?もしかして。やったかもしれない。ごめんなさい!)

 

そもそも、体力も神経も使うのに、だいたい地方自治体の最低時給というのが相場。

学生は短期で稼ぎたいのに、誰が率先してやりたい、と思うのか。

 

 

 

とにかく、いつもと違う状況で、夏になると突然人手不足が襲ってきます。

 

その穴を埋めるのは何か。

 

正規職員さんの残業…!

(主任さんでさえ非正規ということもあります。学校がある時は午後しか勤務しない業態の場合など。)

 

ああ、頼むから、せめて残業代が出ていますように!

 

しかし、残業代込の給料に設定されている、と言う話もあります。

お給料が低いことで度々話題になる、福祉事業。

あまりにも、働いている人の良心に頼りすぎている。と感じることがあります。

 

《放課後系児童施設の主な仕事》

・子どもたちが楽しめる環境・イベントを作る

・子どもたちが安全に遊べる環境を作り、見守る

熱中症や体調不良に気を遣う

・食物アレルギーに気を配る

・喧嘩やトラブルの仲裁

・心のケア

・特別な配慮が必要な子への対応

・衛生管理、掃除

・個人情報の保護

・数々の事務作業

・保護者対応

ゲリラ豪雨、台風対応

etc

 

と、ここまでは普段通り

 

夏休みになると…イレギュラーな問題がおきます。

・予定通りに来ない

・お弁当を忘れた、ひっくり返して食べられなくなった

・家の鍵を忘れた

・ルールで持ってきてはいけないもの(ゲーム機、漫画、お金、お菓子、友達にあげる旅行のお土産など)を持ってきてしまった。

・外で遊べず、子どもたちのフラストレーションが溜まる。トラブルの元。

↑これにはいくつか理由があって、

 暑すぎて外に出せない。(運動好きには苦しい季節です!)

 地域のスポーツクラブなどが使用中は校庭が使えない。

 学校側が、放課後系施設の活動場所を限定している。

 安全の見守りができる職員数でない。

 

などなど。

言い出したらキリがないような。

 

普段は子どものいない時間にしている情報共有や会議も夏休みはできなくなります。

 

神経を張り詰めながら、エネルギッシュな子どもたちと過ごす日々。

 

私が学生の時は、今ほど熱中症対策も本格的じゃなかったため、夏の日差しの中ドッヂボールやりすぎて、真っ黒に日焼けし、運動音痴でインドアな私も二の腕が筋肉ムキムキになったものです。

 

家に帰ったら、疲れて睡魔が襲ってくる。子どもかっ!笑

 

若いアルバイトのうちはそれでもなんとかなるけれど、この業界で長く勤めてもらおうと思うと、絶対必要なのが、休暇と休養!

 

そうだ!しっかり、休める仕組みを作ろう!

 

善意で働きすぎないで!

 

今やってるその仕事、本当に必要?

 

子どもたちのためにと思うと、あれもこれもプラスしてやりたくなるのが、この業界の人々の傾向。

全部できればそりゃ最高だけれど、実現可能ですか?

 

作業量ではない、質の向上を目指し、子どもたちのためにできること、本当に大事なことってなんだろうな、って考えたいと思うんですよね。

 

子どもたちが見たいのは疲れたあなたの姿じゃない。

元気な笑顔ですよ〜☆