私の子どものころからのずーっとお気に入りの本がありまして、それが「ピーターラビットしかけえほん」です。飛び出すのは当たり前、ひっぱったら動いたり、楽しい仕掛けでいっぱいで、もうぼろぼろですが、捨てられません。
そんな飛び出す絵本を作りたいなー、と思い、色々なサイトも参考にしながら作ってみました。作ってみると、応用もできそうな気がしてきました。何より、ピーターラビット本で壊れていたところを修復できたのは、自分で作ってみたからかもしれません。数回に分けて、飛び出す仕掛け、いくつか紹介したいと思います。
基本の飛び出しの仕掛け
半分に折った紙、折り目の方から切り込みを入れます。
中の方の折り目を逆にして持ち上げます。
切り込みをずらせば、、、
こんなこともできます。
立体カードとかはよくここにモチーフとかを貼り付けていますよね。
基本の応用《家》
基本の飛び出しを少しアレンジして、飛び出す家を作ります。ネットで見つけた画像を参考にし、自分でも作ってみました。
今回土台に使った本は、自分で製本したものです。
作り方はこちら。こちらの記事では横型で作っていますが、もちろん縦型で作ることもできます。
切り込みの一本を斜めにするだけ。
小窓や、扉を切って完成です。
シンプルで可愛いですよね。本を横にしなくてもいいのが気に入りました。
応用編《雲と飛行機》
今度は台紙を切るのではなく、この仕組みのパーツを作って組み立てるタイプです。
パーツそのもの(雲)を折るパターンと折った土台を貼るパターンです。
W型に折った部品に雲を貼ります
上から覗くと、基本の形と同じになっているのがわかります。
さらに飛行機も雲と同じ高さになるように、部品を付けます。
この時に、翼の端を雲と重なるようにし、接着します。これで雲に引っ張られるように、ページを開いた時に飛行機も起き上がります。
この仕組みの特徴としては、ページを半分くらい(45°)に開いた時が一番立体的になることです。
では、次回は、バーンと開いてドーンと出るやつ(語彙w)にチャレンジしましょう!