100円でできる実験シリーズです。夏になったら必ず作ろうと思っていた、「つかめる水玉」キャンドゥで買いました。化学変化も楽しめて夏休みの自由研究にもぴったりです。
キットの中身はこれ。
対象年齢は10歳以上と書かれています。
つかめる水とは
イギリス生まれのこの水玉。プラスチック問題を解消しようと開発されました。
食品添加物(人工イクラとか)にも使われる技術なので、人体に影響がない、と注目されています。例えばマラソンの給水などで活躍できるのではないか、と提案されています。
で、最近これがキッズに人気の実験になっている、というわけです。
こちらは7回分と書かれています。クラスなど多い人数で実験する時にぴったり。
こちらはパレットなどもあり、ご家庭で使うのに良さそうです。
と、ネットでもたくさんキットはあるのですが、100円でできるなら、そっちで試してみたくないですか!?
いざ実験
【準備するもの】
・ボウル(500mlくらい、400mlの水を入れます。)
・かきまぜ棒2本(割り箸でOK)
・透明カップ、紙コップ(透明の方が中が見えてわかりやすいってことなのかな?)
・おたま もしくは 大さじなど
・キット(A:乳酸カルシウム、B:アルギン酸ナトリウム)
・水400ml、ぬるま湯50ml
【実験】
パウダーA(乳酸カルシウム)をボウルに入れます。
少しずつ水400mlを入れ混ぜて溶かします。
パウダーB(アルギン酸ナトリウム)にはぬるま湯50mlを入れるのですが、わかりやすいように、先にぬるま湯に色をつけました。
私は水彩絵の具で色をつけましたが、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、必ず食紅を使うことをおススメします。
メーカーが「口に入れないように」と注意書きしているので、動画のように水を飲みたい気持ちになっても我慢してください。理論的には同じでも、安全性という点で作り方が違う可能性は十分あります。
(絵の具は体に毒なものもあるから要注意!)
パウダーが入ったカップにぬるま湯を入れていきます。
かきまぜてもかきまぜても中々ダマがなくならない。
頑張って混ぜてね。
もう少し分量を増やして、大勢で実験する時にはこの過程をペットボトルの中に入れて交代しながら振って混ぜると楽しくこの時間を過ごせますよ!
ようやく溶けてきました。少しねっとりした液体です。
オタマを用意していたのですが、やっぱり大さじで。
いざ、投入!!
ゆっくり混ぜます。
…なんかさ、思っていたのと違うよね。。。
説明書には5分くらい混ぜて表面の膜を十分な厚みになるまで待つと書いています。
すくい上げました。
なんじゃこりゃあ!
ちょっと思っていた形と違うけど、ま、かわいいかな!!
注ぐように入れてみると…
き…きもい。
え〜ん!!ミミズみたいで気持ち悪いよ〜。
結局綺麗な水玉つくるのはとても難しかったけど、プニプニしてて楽しいねぇ。
こぼれ落ちた雫が、綺麗なビーズ状になっていました。
赤い絵の具だったら完全にイクラだな〜。
いや〜、100円でこんなに楽しい実験ができるなんて最高です。
夏休みの遊びのネタに困ったら、100均!!
実際、各社、夏休み物に力を入れています!
この「つかめる水玉」で作って遊んだあとですが、溶液の化学反応は触れている限りずっと続いてどんどん硬くなってきます。なので、絶対に一緒に水道に流してはいけません。
詰まっちゃいますよ〜。
できれば溶液は使い切って、つかめる水の方は燃えるゴミ。乳酸カルシウムの溶液は水道水で流しながら捨てるといいと思います。
間違いなく楽しいので、ぜひ試してみてくださいね!
材料はバラバラに買うこともできますよ。
ちょっとだけ試したいけれど、お近くの100円ショップに商品がない場合は、ネットでも買えるみたいですよ。
すごい世の中だ。