インク調合の良いところ、微妙なところ
話題になったダイソーのインク調合キットですが、手づくりペン何本作ればこのインクは無くなるんだろう、、、というぐらい、たっぷり入っています。
これは、、、いわゆる一生分…。
正直言うと、1本ペンを作ってまあまあ満足してしまった私。インクで文字や絵を描く機会もそんなにたくさんはなさそうです。
まとめるとこうなります。
インク調合の良いところ
・実験みたいで楽しい。
インク調合の微妙なところ
・試し書きしないとイマイチ色がわからん。⇦まじこれ。
インクって濃いっていう言い方で正しいのかわからないけど、原液の塊って色がよくわからなくて、紙の上に薄く乗った時にその発色の美しさが発揮されるんですよね。混ぜた瞬間にはどんな色になったかよくわからない。
だから、インク調合の遊びは大人はまあまあ楽しめるけれど、子どもはどうかなぁ?
子どもってもっと直感的に色の変化を楽しみたいんじゃないかと思うんです。
子どもたちが絵の具の筆を洗うときに、水入れの色が変わっていくのを楽しそうにしている姿を見たことがある人、私だけじゃないですよね?
インクの特徴を活かし、混色実験をする方法。
それは、、、
大量の水で薄める
これです。
インクを使った色実験遊びの方法
大きくふた通りあります。
①初めから水で薄めた3原色+グレーを用意し混ぜて使う。
②水が入ったカップに一滴ずつ原液を垂らして色の変化を見る。
①の方法は大きなボトルに水を入れて、インクを少し入れて色水を作っておきます。
10滴ちょいぐらいで結構染まりました。500mlだったら20滴ぐらいかな?
お好みで!
ノズルのついたボトルだとそのまま使えていいと思います。
洗浄瓶っていうらしいです。実験ぽくていいですよね。
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スポイドでもいいですよね。
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実は今回大きなボトルが4つもなかったので、②の方法で色実験をします。
用意するのはカラーインク3原色+グレー
小さなプラカップです。作りたい数だけ用意します。
100色作るなら、100個のカップ!
透明感があって中の色がしっかり見える!
1〜2cmの深さに水を入れておきます。
インク原液を3滴ぐらい入れてみました。
綺麗!
ブルーは1滴でも発色は十分なくらいでした。
この量の水だったら、合計3滴ぐらいがちょうど良さそう。
イエロー:ブルー=2:1
混ざる瞬間も綺麗!
しっかり綺麗な緑色になりました!
こんな感じでいろんな色を作っていきます。
楽しいね!
しかし、ちょっと多めにぽとぽとすると、
すごく濃くなる。
特にブルーが濃いので、薄めたブルーを直接少量投入。
やはり、この方法の方が細かい色の違いを作り出せそうです。
こんな感じでたくさん色ができました。今日は12色。
なんちゃって色環作ってみました。
グループワークにして、1人20色作れば、5人で100色!というように楽しむこともできますね!インクとして使うには薄いので、最後は捨てるしかないかなと思いますが、実験の過程を楽しむにはいいですよね。
インク調合セットが余ったら、こんな風に遊んでみてはいかがでしょうか。
同じような遊びは余っちゃった食紅3色でもできるんじゃないかな〜と思います。