夏の工作は水を使うものがいいんじゃないかな〜、と思うのです。
今回は「ミキサーを使わない紙すき」です。
子どもの時やったのを思い出しながら、なんとなく感覚的に作ってみます。
うまくいかないかもしれません。
まあ、とりあえずやってみましょう。
用意するもの
・紙(今回は余っていた半紙を使います)
・洗濯のり
・ペットボトル(500ml)
・ビー玉
・紙すきキット(木枠、金網)
・バット
・新聞紙
作り方
1 紙を細かく破く
半紙をビリビリに破きます。
細かければ細かい方がいいです。
今回使ったのは余って保管が悪くて折れたり破けたりしていた半紙です。和紙なので、繊維が長めで紙すきに向いているはず!
よく紙すきでは牛乳パックを使ったりしますね。リサイクルを体感するには牛乳パックって素晴らしい教材だと思いますが、中の紙を取り出すために2晩くらい水につけなくちゃいけなかったりとっても面倒なんです。
ダンボールでも雑誌のカラーページでも本当は何でもいいのですが、今回はミキサーを使わないので、比較的ほぐれやすそうな半紙にしました。もちろん一番簡単にほぐれそうなのはトイレットペーパー。半紙がないのならトイレットペーパーを使えば簡単なはずです。
2 ペットボトルに材料を入れる
破いた紙、(もっと細かくちぎればよかった)
水を入れます。
洗濯のりを入れます。ここで入れちゃったけど、最後でもいいような気がする。
まあ、どうせ混ぜるのでいつでもいいか。キャップ一杯分。
3 ビー玉を入れて振る
ビー玉を入れます。入れると良いとどこかで聞いたので。多い方がいいのかひとつがいいのかわからず、とりあえず2個入れてみました。間違っているかもしれません。
エナメルのネイルとかにも小さい玉が入っていますものね。一個でも全然良さそう。
どんどん振っていきましょう!
シャカシャカシャカシャカ
5分…全然だね。
シャカシャカシャカシャカ…
10分…
う〜ん。。。
シャカシャカシャカシャカ…
20分…!!
ゼェゼェゼェゼェ(疲)どの家にもミキサーがあると思うなよ!
いい感じにドロドロしてきました。
しかし、とても疲れます。
家族やお友達と交代しながら振るのをお勧めします。
ミキサーを使えば簡単だし、もっと繊維を細かくしてくれます。
でも、苦労するのも楽しいんじゃないかな〜。
4 紙すき
私が使うのはこういうキットです。重ねて使います。子どもの頃から使ってますからとんでもない年代物です。
キットは買うこともできます。
ホームセンターに売ってることが多いです。
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手作りもできそうですね。
100円ショップのフォトフレームの中身を外して、網を取り付ければ、簡易的に作れそうです。網戸のネットとかも売っていたような気がします。
水受け用、バットの上に紙すきセットを置いて液体を 流し込みます。
まんべんなく流すのは少し難しいですね。
本当なら、プラスチックのボックスとかに十分水を入れて本格的に漉く方が綺麗にできると思いますが、今回はお手軽な方法でやってみます。
飾りに色紙や押し花などを入れても可愛いです。
5 乾かす
枠から外して水揚げしました。
この時、手ぬぐいなどで優しく上から押さえてある程度水気を切ると、乾きやすいし、新聞紙がくっつきにくい気がします。
ひっくり返して、新聞紙に貼り付けます。
挟んで新聞紙で水気を取ります。
乾いてきたら新聞紙から剥がします。
6 完成
ちょっとボロボロな感じがあるけど、完成です!
味わいがあって悪くはないでしょう。
小さいお子さんなら、自分の名前だけでも書いておじいちゃんおばあちゃんに送ると喜ばれるのではないでしょうか。なかなか遠出がはばかれる夏ですが、「また会おうね。」の気持ちを伝えたいですよね!
いつも読んでくださっている方々ありがとうございます。パソコンのブラウザにはてなスターが出てこない不具合があって、スマホで見てる時だけスターをつけることができるという状態です。読み逃げしてます。復活したらスター残していきますね!
最近少し忙しくなってきて、8〜9月は更新が滞ることもありそうです。
せっかく夏休みシーズンで、工作たくさん載せたいのに残念なり。
紙すき工作は、紙の実験など自由研究にもなりそうですね。
洋紙と和紙についての解説はこちらの記事に書いてますので参考にしてみてくださいね!
暑い夏を楽しい工作や遊びで過ごしてくださ〜い!