なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

Snakes and Ladders クラシックボードゲーム 蛇と梯子のすごろくゲーム

今回は「蛇と梯子(へびとハシゴ)」のボードゲームをご紹介します。

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イギリスのクラシックボードゲームの一つとして、長く子どもたちに愛されているすごろくゲームです。

 

元々の発祥地はインドなのだそうです。「因果応報」を教える道徳ゲームだったのだとか。善行を積むことは悪行よりも難しい。。。そんなことゲームで学べるの?面白いですね。

 

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用意するもの 

・サイコロ

・コマ

・へびとハシゴのボード

 

色々あるけど、私が持っているボードは、10x10マスのものです。

1からスタートで、100がゴールです。進み方は数字の順番通りです。進み方も蛇のようですね。

 

梯子が10に対して、蛇は12匹です。これがゲームをどう左右するか…。

 

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ルール

基本のルールは双六と一緒です。

2人以上から遊べます。ゲームのセットに6つコマが入っていたので、結構大人数で遊べていいですね。

 

ハシゴのマスに止まったら、ハシゴの先に上がる

へびのマスに止まったら、蛇の尻尾の先に下りる

 

とてもシンプルです。

 

ゲームスタート

みどり、黄色、赤の3プレーヤーでゲームします。

スタートから6が出ました。しかも梯子のマスです。一気に駆け上がります!

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指示のないマスはそのままストップです。

 

みどりさん、ハシゴで上がった直後にヘビのマスに来てしまいました。

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蛇の尻尾の先まで下ります。子蛇とは言え、32から15まで一気にダウン!

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6の目が出た黄色さん…ああ、そこは!

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50から17まで、33マス下がる!

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お気づきでしょうか。

 

実は、このゲーム…

 

上がるの、めちゃんこ難しいのです。

 

しかも頼るのは、運のみ

 

 

ご覧ください。

一度は89マス目まで上り詰めたみどりさん、蛇に飲み込まれてしまいました。

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46まで、43マス戻るです。

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みどりさんの悲劇は続きます。

なんと、次に出た目が4。再びアナコンダ級の大蛇に飲み込まれ、7マス目へ。

f:id:ma_naru:20191128175315j:plainさっきまで89マス目にいたのに!!!!

 

あれ、あれれ。

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いつの間にか皆さん、同じようなところにお揃いで。赤さんもさっきまで、上の方にいませんでしたっけ?いつの間にこんなところに。

この状況、ほぼ振り出しに戻るじゃない?

 

 

この後、サイコロを振り続け、やっとゴール!(疲れた。)

ちょうどじゃないと上がれないルールは採用しない方がいいです。ここまで来たのに、もし、96マス目のところに戻ってしまったら、最強最悪の69マス戻るがありますので。

 

これに対し、梯子の最高は「37マス進む」。バランスとしては、とにかく上がりにくい。世の中、人生の厳しさを味あわせてくれます。

 

ルールは明解でわかりやすく、知恵などはいらない運ゲームなので、小さなお子さんは喜ぶ楽しいゲームです。

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 クラシックボードゲームと言えば、Ludo。インドルーツのゲームって多いのでしょうか。さすが数学の国。併せて是非、遊んでみてくださいね!

www.ma-naru.com

 

 

 

コミュニケーションの防犯

「同じマンションの住人がエレベーターで会っても挨拶もしない!」と、先日お会いした女性がぷりぷりしておりました。「子連れでも挨拶しないんだよ!そこそこいいマンションだから、会社とかでは立場もあったり、コミュ力高くて仕事ができるのかもしれないけれど、挨拶ができない!子どもがそれを見てるんだよ。あいさつしない子にそだっちゃうよね!」

 

ご立腹でございます。

 

その女性は「こんにちは。」と、「ありがとう。」は一番大事、としつけられて育ったそうです。若いけれど会社経営者、バリバリです。

 

日本の大人はすれちがっても目を合わせない。ましてやニコッと笑いかけるなんて変質者扱い。

 

どうしてなんだろう。

 

海外の影響を受けて作ったカフェの大きなシェアテーブルも、「面識のない人とコミュニケーションが生まれる」という目的で作ったはずなのに、日本では会話はうまれないその効果は全くないように見えます。

 

「教育?」

 

教育がそうさせてしまったのでしょうか。 

よく言われるのが、「知らない人と話しちゃダメ!」と学校や家庭で子どもたちが言われてるから、という説。

 

なくならない凶悪な子供を巻き込んだ事件。大事件が起きるたびに、子どもを持つ親はもちろん、学校などの子どもと関わる仕事に就く人達もピリッとします。

 

「こわいね」「気をつけなさい」と言われると、子どもたちにとってはすべての人が怖く見えて、世の中不審者だらけです。

 

私自身の経験で「不審者、不審者!裸の人がいる!」と子どもたちに言われて、見に行ってみると、おじいさんが上半身裸で庭仕事をしていただけだった、ということがありました。

「勘弁してよ〜。」と思いつつ、「変だな、と思って教えてくれてありがとう。おじいさんは暑くて着てなかっただけだよ。昔の人は、上半身裸でもへっちゃらな人が多いんだよ。安心してね。大騒ぎすると、本当は大丈夫な時も色んな人を怖がらせちゃうから、落ち着いてね。」とその時は伝えました。

 

アメリカ人は店員とかでもフレンドリーに「ハロー、フレンド!」みたいな感じで、お客さんと挨拶をする。それはどうしてなのか、尋ねてみたことがあります。

理由の一つとして「私は怪しい人間ではないですよ。あなたは?」という意思表示があるのだ、という説明を受けました。挨拶で挙動不審になる人は「不審者ではないか」と疑われるのです。

 

それだけが理由ではないでしょうけど、そういう一面があるということには納得です。目が合えばにっこり。バス待ちで隣になれば、「なかなか来ないねえ」なんて世間話をする。にっこりしてくれない人は怖いし、知らない人と黙ったまま同じ空間にいるのも怖すぎる。そんな感覚でしょうか。

 

この感覚を「コミュニケーションの防犯」と、ここでは呼ぼうと思います。

 

 

 

不審者の姿とは

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不審者のイメージをどのように持っていますか?不審者のステレオタイプとして私たちが思い浮かべるのはサングラスにマスク、帽子に黒っぽい服。40代ぐらいの男性。

 

でも、本当にそんな格好をした人が不審者でしょうか?

見た目だけではわからないことは多々あります。

 

若くて爽やかなお兄さん、もしくは綺麗なお姉さん、ということだってあるかもしれません。

 

ちなみに私自身の経験ですが、小学校5年の遠足で電車に乗っていた時に、「韓国人で日本語を勉強している」という若くて綺麗な女性に話しかけられて、楽しくおしゃべりをして、「友達になりたい」と電話番号を渡されたことがあります。

もちろん家に帰って「電話しちゃダメ」と親に言われましたが、当時は外国人で美人のお友達ができたかもしれないのに…と残念な気持ちになりました。

 

拉致事件の報道などがあって以降は、何かの事件に巻き込まれていてもおかしくなかった…と、ちょっぴり冷んやりした記憶になっています。

 

文字で読むと「怪しすぎるだろ!」と思うでしょう?人間って不思議なもので、美人や男前は犯罪を犯さないような気がしてしまうのです。怖い怖い。

 

もちろん怪しい人ではなかったかもしれませんが、電車の中で出会った小学生と友達になりたいだなんて、やっぱり変ですよね〜。

 

コミュニケーションの防犯


あいさつは守ってくれる人を増やす、という点でとても大事な防犯だと思っています。同じマンションの住人を喋ったことも挨拶もしたことがない、よくわからない人にするのではなく、守ってくれる地域の仲間にしていくのです。


田舎の方に行くとよそ者はすぐ分かる、と言いますが、小さくともコミュニティの中でコミュニケーションの防犯が生きているからこそ、できることなのです。

 


都会は人も多いし、「会ったことあるような、ないような。」思い出せないほど情報量も多いですよね。しかし、その場のコミュニケーションで「おかしいな。」とピンとくる瞬間を逃さない、コミュニケーションの防犯は日本人でも必ずできるはずです。

 

こんな例を作ってみました。


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 そう、ここがピンとくる境目です。

見た目は爽やかな青年で悪い人には見えません。

でも、知らない人だし、丁寧に説明したのに「わからない」って変。「池」って、賑やかな場所からはかけ離れている。ちょっと変だな。

 

行動の選択を間違えると、犯罪に巻き込まれてしまうかもしれません。f:id:ma_naru:20191124225246j:plain

言葉で道案内するところまでで十分です。それ以上のことはしなくてもいいし、「おかしいな」の危険信号出ています。

 

断る勇気。Noと言うのは簡単なことではないかもしれません。でも、いざという時に、「できません、行けません、もらえません」と断る。相手が悲しそうな様子を見せても、困った様子をみせたり、しつこくお願いされても、ダメと思った時に自分を信じて言えるように練習しておくことはいいと思います。

 

「できない」って断っていいんだ!

 

正義感のある良い子ほど迷うと思うし、「断っていい」を知っておくことは、変な護身術(戦う系)を学ぶより、よっぽど役に立つはずです。

 

見てるよ、の防犯

大人同士も積極的に「こんにちは。」と声をかけることで、もし何か良からぬことを企んでいる人を思いとどまらせる効果が期待できます。

「は!見られている。自分がこの時間、この場所にいることを認識された!」と思うと、「やっぱりやめておこう。」と気持ちが切り替わることがあるからです。

 

暗い道を一人で歩かなきゃいけない時、子どもはもちろん大人でも使えるのが、「振り向く」ことです。曲がり角、人気のない道、振り向くだけで防犯になります。

誰かいるかいないか確認することができるし、いた時に後ろにいる人は「はっ」となります。もし後ろからつけていたとしたら効果あります。近づくのを事前に牽制することができるからです。自分に届かない距離を保つことも防犯。

 

おかしいと思ったら急いで明るい道、安全な場所に移動しましょう。

そこで助けを求めれば良いのです。

 

私は女性下着を着た男性に夜中話しかけられ、近くのコンビニに駆け込み警察に連絡してもらったことがあります。コンビニの店員さん、頼もしかった。ありがとう。

 

コミュニケーションの防犯で、温かくて安全な地域づくりができるといいな、と思っています。

シャドウボックスへの道、微調整中

11月中に完成させたいシャドウボックス。なかなか微調整が難しい…!

そして、ネットが速度制限のイライラで、頭がおかしくなりそう。今月は写真の多い記事は書けなさそうです。

 

製作中のシャドーボックスは、もう二つ三つ、可愛い動物とかモチーフを入れたらよくなりそうな気がします。

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早く塗り絵したい!

 

商品化したら欲しい人いるかなぁ…。頑張ろう!

神かくしZONEに住んでいる

以前、書いた通り、私の住みたかった街は茗荷谷駅周辺です。


もっと言うと、ヨーロッパに住むことに異常な憧れがある痛い独身女です。


現実的には都内の某所、古い住宅地のレトロアパートに住んでいます。関西に住んでいた頃の金銭感覚で、安い賃貸を探してたどり着いただけで、縁もゆかりもございません。


なぜか関西弁が聞こえてくることが多く、若干関西人が多いような気がしています。実際、最寄りのスーパーに4枚切り食パンを置いているところを見ると、本当は東京じゃないのかもしれません。交通量が少ないからか、信号無視して曲がってくる車がいて、「どこのどいつが…!」と二度見したら、「なにわナンバー」でした。


ここも時空が歪んでいるのか…


古い神社もあったり、細い路地が入り組んでいたりと、もともと東京って碁盤の目になっておらずわかりにくいけれど、引っ越してきたばかりの頃は、地図がなければ迂闊に外出できないぐらいでした。


だいぶ慣れてきましたが、家の前が路地裏になっていて、地元の人もよく迷子になっています。

特に何も知らず入ってきた車が立ち往生しています。通れそうで通れない道なのです。たまにぎりぎりすり抜けていくツワモノもいますが。


地元の人もだいたい道の話をしながら通って行きます。いまや、Googleマップもあるし、完全迷子の人はいないと思うけれど、だいたい道に迷いかけているか、不安になっているようです。


「ねぇ、この道あってるの?」

「ここ車あぶない所だ。」

「こんな細い道、わからなくなる。」


最近、家にいることが多いので、外から聞こえてきたセリフを書き留めています。


先日、最新情報を得ました。声の感じからすると、中学生の男の子たち。


「ここらへん、幽霊でるんだよ!」


知りませんでした。

ガマガエルなら見たことありますけど。

都内です。時空は歪んでるけど。

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そんなわけで、自分の住んでいる街のことを「神かくしZONE」と勝手に呼んでいます。


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プラスチックゴミ問題。できることとは?

日本はゴミ輸出量世界一

打ち上げられたクジラやウミガメの腹の中からプラスチックゴミが出てくる衝撃的な映像や、海や土壌に入り込むマイクロプラスチック問題など、プラスチックゴミの話題は日常的に聞かれるようになりました。ちゃんと分別してるし、大丈夫と思っていませんか?

 

こんなレポートがあります。

www.statista.com

 

2018年、日本は約92万6000トンのプラスチックゴミを輸出していて、その輸出量は世界一。2位はアメリカで約81万トン。3位はドイツで約70万トン。以降、ベルギー、フランス、イギリスと続きます。

 

プラスチックゴミ排出量ではなく、輸出量です。

ああ、多いだろうなと思っていたけれど、世界一だったのか〜。自国でリサイクルできない(コスパが悪い)日本。意外に海外で需要があったことで、自国リサイクルの仕組みがなかなか進まなかったのかもしれません。環境立国のイメージが強いドイツも輸出量多めです。しかし、そもそも回収されたゴミのリサイクル率がめちゃ高いのがドイツの特徴なのです。

 

ゴミ総量でいうと、アメリカがダントツで多いそうです。2位は日本です。

海洋プラスチックゴミ排出量は中国が一番多いと言います。ポイ捨てね。ダメだよね。

 

どういう計算なのか、同じものさしで国別のデータを解析するのは不可能だろうし、私が見たデータやらなんやらが絶対に正しいとは言えないだろうし、よくわかりませんが、ゴミ問題はいろんな角度から見ることができて大変興味深いと思います。

 

日本にとって資源ごみは、自国でリサイクルできる資源ではなく、海外に買ってもらえる、お金になる素材。それは日本の分別回収レベルが高いってこともあるようです。不純物が少ない。ちょっと前まで、安定して中国の業者が買ってくれていたのですが、中国も経済と産業の発展により、自国の環境問題が発生。2018年1月、他国からのゴミ受け入れが原則禁止に。汚れた廃棄物受け入れは環境問題を深刻化させるという判断なのです。海洋ゴミを一番出しているのは中国と言われていますし、地球規模で考えると、中国が自国のゴミ問題に取り組むことは非常に大事なことです。頑張れ中国。

 

一方、輸出ができなくなって困ったアメリカや日本のゴミは南米・東南アジアに輸出先を変えただけです。本当は自国リサイクルの仕組みが向上するのでは?と期待したけれど、急に大きな技術革新が起きるわけないか。いや、どこかで誰かが頑張っているはず…。

 

今後必要なことは、プラスチックゴミ排出量を減らすことと、未だ5パーセントしかリサイクルされていないという資源をしっかりリサイクルする仕組みを作っていくことなんだろうと思います。便利なプラスチックのゴミの量とリサイクル許容量のバランスが合っていないですよね。

 

私にできることってなんだろう、と考えて、絶望しています。なるべく排出量を減らすと言っても、プラスチックから逃れる術がわからないのです。

 

気になって仕方がない。

不必要なレジ袋はもらわない。これは実践している人は多いと思います。使いやすいエコバッグを選んで買っている人もいます。結構もらえる機会も多いような気がします。世の中にエコバッグが溢れている…。

 

一度は考えたことありませんか?エコバッグって本当にエコなの?気になる。

 

一説によると、ポリプロピレンや綿のエコバックはレジ袋約12枚分という試算があるそうです。およよ?エコバッグを使わないことは12枚分のレジ袋の節約になりますよ、みなさん!

 

私は、家のゴミ袋がなくなったらレジ袋をもらっています。そのままゴミ捨てに使える地域だからです。基本的には手作りのトートバッグを持って食料品のお買い物に行っています。最近はレジ袋が有料だったり、ポイント還元があったりするので、わかりやすい節約にもなります。たまに大きなゴミ袋も買いますが、なるべく使わないようにしています。有料ゴミ袋を入れているビニール袋の存在も気になっています。10枚入りなら、10枚プラス小袋1枚、と考えればいいのでしょうか。

 

 

ペットボトル飲料は、便利でよく買ってしまいます。ペットボトルのお水は常備しています。せめてもの償いとして、必ずリサイクルボックスに入れるようにしています。

 

あれも気になりますね。プラスチックのマイタンブラーは紙コップ何個分なのか。使い捨てカップを使うより罪悪感は少ないけれど、陶器のマグカップを使うのが一番エコっぽいですね。テイクアウト禁止にすればいいんじゃ…。コンビニコーヒー、買っちゃう…。

 

そう言えば、紙のストロー買ってみたのですが、一回も使っていません。後で気づいたけれど、私、家でストロー使う習慣なかった…。f:id:ma_naru:20191118224927j:plain

(この箱、窓のところがプラスチック…)

 

世の中のほとんどの便利な商品はプラスチックでできているような気がします。

今叩いているキーボードもプラスチック。マウスもプラスチック。

ペンを握ればプラスチック。コーヒーを飲もうと思えばパッケージがプラスチック。

コーヒー豆挽く機械もプラスチック。避けようにも避けられない、プラスチックまみれの生活。

 

ゴミの行方

日本の一般ゴミのほとんどは焼却処分されています。この量は世界一です。一番ゴミの量が多いアメリカでは、半分以上が埋め立てられています。広いってすごいですね。もちろん焼いたりリサイクルしたりしている量もとても多いのです。

 

アメリカやヨーロッパで多い処理の仕方で日本に馴染みがないのが堆肥化という処理方法です。コンポスという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。生ゴミを土に還す処理方法です。日本の焼却場は火力が強いので、多少の生ゴミも燃やします。ゴミ袋は石油由来なので、火力を上げるのを助けます。ゴミを燃やして熱エネルギー化するのも一つの特徴です。

 

どっちがいいのかなぁ?コンポスって自然の力を利用していて、良さそうな感じがするけれど。

 

 

私にできること

本当に絶望しています。できることが少なすぎて、プラスチック生活から逃れることもできません。

 

 

思いついた行動を書き置きします。

 

・道端にポイ捨てしません。

・分別します。

・なるべく自炊します。

・なるべく水道水を使います。

・調理したおかずの保管はラップやタッパーを使わず、鍋のまま冷蔵庫に入れます。

 

そういえば、ケニアではプラスチックバッグ(レジ袋)は禁止で、持っているだけで罰せられるそうです。

 

工作アイデア!A4画用紙一枚で作る、クリスマスビレッジ

クリスマスが近づくと、お部屋の飾り付けも楽しみのひとつですね。

クリスマスツリーやリース、かわいいガーランドを作る人もいると思います。

 

そんなクリスマスデコレーションの一つに「クリスマスビレッジ」があります。

冬景色のミニチュアハウスなのですが、かわいいものがたくさん売られています。なんの為?とか詳しいことは知らないのですが、なんちゃってクリスマスビレッジ を作ってみたいと思います。

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ダンボールを使ってミニチュアのお家を作ろうかとも思いましたが、ダンボールって切るの大変なんですよね。昨年はミニツリーを作りましたが、あの苦労が蘇る。

もっと簡単でシンプル、誰にでも出来そうなものはないか。

 

よし、A4画用紙1枚で作るよ!!

 

準備

A4画用紙1枚

下書き用鉛筆

カッター

定規

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作り方

下書きします。

A4画用紙を4等分して、それぞれにお家や教会を描きます。窓明りをイメージして、お家のシルエットをつなげます。

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切り抜きがちょっと大変かもしれませんが、そんなに細かくなくても大丈夫。

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余った部分で、もみの木ツリーを作ります。

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2枚同じ大きさのものを切り抜いて上下組み立てられるように切り込みを入れます。

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トナカイを作ります。

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胴体、角、足を分けて作ります。

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前足は後ろ足より少し細めにするとバランスがいいです。


 

組み立てます。お家は蛇腹に折れば自立しますし、ツリーもトナカイも、組み立てるとこの通り!

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家とトナカイのバランス?ご愛嬌、ご愛嬌!


 

さらにクリスマスっぽい演出が欲しいので、100円ショップダイソーでキャンドルライト、セリアでLEDワイヤーライトを買ってきました。

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まず、キャンドルライトを背後に置いてみました。

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暗い。何かが違う。



手前に置いてみました。

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悪くないけれど、なんとなくスッキリしません。



セリアのLEDデコレーションライトです。

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おお!このライト天才的に可愛い!!

 

ワイヤーなので、手前にちょっとはみ出させてり、自由自在。

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ただし、紙のオブジェが軽いので倒れやすい)


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影もロマンチックです。

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もっと暗くすれば、気分はもうホーリーナイト。

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満足です!超満足。かわいい!!


折りたたんで封筒に入れれば、保管も簡単。プレゼントや、このオブジェ自体をクリスマスカードにすることもできます。f:id:ma_naru:20191117193352j:plain

 

簡単ペーパークラフト、チャレンジしてみてください!

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コメント、ブックマーク大歓迎です!!

 

スカーレットの深先生と、香港の学生たち

イッセー尾形劇場ここにあり、と話題の今週の「朝の連続ドラマ小説」略して朝ドラ、「スカーレット」。陶芸家への道を進む女性の物語。朝ドラって15分で1話を作るから、芝居じみた感じに思うこともあるけれど、その合間合間に、ぐぉぉぉぉおお!!って観ている側を惹きつける場面も入れてくるんですよね。

 

 

今週話題の場面です。

絵付けの先生、深(ふか)先生が集中する時間は弟子も遠慮して退席するほど…なのに、どんな顔をしているのかと気になって、ついつい覗き込んだ主人公の喜美子。


深先生は…

 

「こんな顔してはった…!」

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幸せそうな顔。笑わずにはいられない。あー、絵を描くって楽しいな、嬉しいな。


深先生は日本画家として認められていたけれど、従軍画家として召集されたのです。

戦争画を描くために。


心を痛めて、一度は筆を折った深先生が出会ったのが、絵付きの火鉢。


戦時中は考えられなかった「火鉢に絵」という贅沢。


心の贅沢ができる時代が来たことが、嬉しくて嬉しくて、幸せで、笑いながら絵を描いていたのです。



そんな深先生を見て、やっぱり絵付けへの思いが復活するけれど、喜美子は家が貧乏で修行なんてしている余裕はなさそう。そんな喜美子の迷いに深先生は一喝します。


「貧乏に負けたらあかん。」


(深先生も貧乏だったって言うけど、戦前に日本画家になれるのは本当は貧乏ではないのでは?…そのエピソードちと無理ない?という疑問はあるけれど。)


話はそれますが、ボルタンスキーはお金を稼ぐ

ことは「良いアーティスト」であることよりも簡単だ、と言います。


私の人生、貧乏に負け続けてるからなぁ。ぐさっ。


それよりも、「平和で絵が描ける幸せ」が今の私の胸に深く突き刺さります。


今、香港の情勢がいよいよ危うくて、香港警察の中に中国本土の軍関係が入り込んでいるとか、一部の暴徒化するデモ隊は中国本土の仕込みだとか、いろんな噂も飛び交っていますが、そのぐらいの混乱になってしまい、ついには大学も闘争の場となってしまいました。報道に関しては、刺激的な映像を流す傾向があるから信用ならないことも多いから一部の学生の話かな、と思っていたのですが…。


私には香港の大学に通う若い知り合いがいます。美術を専攻していると言って版画の写真を見せてくれたこともありました。その子に「最近勉強忙しい?」とメッセージで聞くと、「大学は今、休講状態。」と返事。


がーん、、、


私の大学時代は、好きな時に絵を描いて、疲れたら学校のアトリエの毛布にくるまって仮眠を取ったり、仲間とたわいもないおしゃべりを楽しんだり、無駄に「芸術」について悩んだり、当たり前に楽しい日々を過ごしていた。


深先生のおっしゃる通り。

絵を描く、絵を楽しむ、そんな贅沢ができるなんて、なんて幸せなことか…!


香港の人達が当たり前に楽しいことを楽しめる日が早く来ますように!




最後に、裏話ですが、深先生の作品の図案を裏方で描いている画家は、まさに深先生のように「楽しいて堪らん!」と本当に嬉しそうに絵を描く才能あふれる女性です。技術も知識も好奇心も持ち合わせ、芸術と人間に愛を持って常に接していて尊敬しています。会えばきっとファンになります。


プロフェッショナル仕事の流儀に呼ばれてもおかしくないなぁ。


ああ、来週もスカーレットのこと書いてしまいそう…