今日は短めに。
反省の日。
自分がアホすぎて落ち込みまくり。
「まあなんとかなる子」なんてニックネームは、メンタルよわよわの自分を励ますつもりでつけた名前。
とはいえ、いつものダメダメっぷりが、今日は最高潮!(ぐさっと胸に刺さる)
全然なんともなってない!
今の私にできること…
ミスは隠さず、すぐ報告!
後の処理を丁寧にするしかないです。
ああ、謝罪祭り。
寝ます。
睡眠不足によるミスだよ、これ。
今日は短めに。
反省の日。
自分がアホすぎて落ち込みまくり。
「まあなんとかなる子」なんてニックネームは、メンタルよわよわの自分を励ますつもりでつけた名前。
とはいえ、いつものダメダメっぷりが、今日は最高潮!(ぐさっと胸に刺さる)
全然なんともなってない!
今の私にできること…
ミスは隠さず、すぐ報告!
後の処理を丁寧にするしかないです。
ああ、謝罪祭り。
寝ます。
睡眠不足によるミスだよ、これ。
今週のお題「冬の体調管理」
イギリスに住んでいた時、風邪をひいて「I caught a cold」と言っても、いまいち伝わらなかったような気がします。coldはアメリカ英語ですか?詳しい人教えて。
その代わり、ゲホゴホやってると、「Are you sick?」と聞かれることは多かったような。病気?って言われるとそんな大げさな、と思うんですよね。風邪だから、って。
もう一つよく聞いたのが、「Flu」という表現。Fluってインフルエンザのことじゃないの?いやいや、そんな診断されていないし、大げさな。ただの風邪だって。
しかし、イギリスでは、熱が出る風邪のことをFluと呼ぶ人が多かったような気がする。
納得が行かない。風邪とインフルエンザって違うよね?
誰か教えてくださる方はいらっしゃいませんか?
さて、2019年も始まったばかりだというのに、インフルエンザの流行が凄まじいことになっていますね。
これを見ると、日本列島が警戒レベルの赤で塗りつぶされています。
私の記憶では前シーズンは、2017年末にA型が流行し、2018年に入ってからB型が流行し、A型もB型もどちらもかかる子どもたちが続出していました。その結果、学校行事が実質上崩壊…。
今シーズンは、私の周辺ではB型にかかったという話は聞きません。日本列島レベルで言えば、かかっている人はたくさんいるわけですが。
その代わり、ぽつぽつと聞くのが、「2回目のインフルA型」
そう、緊急事態はこんなことになっているのです。
日本で広まっているインフルエンザ、
現在2種類のA型が流行しているらしい…!
さらによく聞くのが、「予防接種受けたのに罹患」
ワクチンとか抗体とかどうなってるんじゃい!
何してもなる時はなっちゃうんだよね〜、インフルエンザ。
仕方ないよね。
子どもたちが、次から次へとインフルエンザを発症する中、(できれば)休まず乗り切りたい、子育て系のお仕事です。
放課後児童クラブや、一部の児童館では、学級閉鎖で学校に行けず、しかし健康で、親も仕事でいない子の居場所を作ってあげるようなことをしています。
下手すると学級閉鎖の意味がないわけですが、手洗い、うがい、栄養補給、十分な休養を心がけて、頑張っているわけです。
なる子はインフルエンザにかかったことがありません。
記憶が曖昧なので、親に確認しましたが、「ない」と言われました。
風邪はよくひくのですが、熱も出ないし、病院に行ってもインフルは陰性です。
前シーズンは久しぶりに予防接種も受けませんでした。
ワクチンが不足していて、打てなかったのです。
でも、インフルエンザにかかりませんでした。
今シーズンもまだかかっていません。
ふと思ったのです。
世の中には、インフルエンザにかかりやすい人と、かかりにくい人がいるのでは?
人には偉そうに「予防法」なんかを啓発したりするのですが、そのほとんどをまともに実行していません。
手洗い…好きじゃありません。一応しますけど。手が荒れるから嫌。
うがい…好きじゃありません。たまにしかしません。
マスク…嫌いです。耳のところが痛くなるでしょう?仕方ないので最近するようになりました。喘息で死の恐怖を味わったので。
睡眠…足りているとは思えません。
学級閉鎖になると、朝から児童受け入れのために5時半起床になるのです。夜型ロングスリーパーなる子には、拷問です。
食事…弁当作るのが面倒な時はコンビニ。夕食も遅く、不規則。栄養バランスも良いとは言い難く、おやつが大好き。最悪です。
歯みがき…1日1回か2回。歯磨き粉は使わない。医者は5回くらい磨くそうです。
適度な運動…立場上、デスクワーク多めで動きません。通勤で1日30分程度歩いています。
緑茶…よりも、コーヒーが好き。
こんな適当でも、インフルエンザにかからない人もいますが、データ的にはよくわかっていないことばかりです。
そういう点では、予防接種がインフルエンザ予防に一番効果があるのではないかと思います。発症しても軽度で済むって言いますしね。
でも、私は今年も予防接種はしていません。
気合いで乗り切る所存です!!
それにしても過去最多を記録した昨シーズンに続き、今シーズンもすごい勢いでインフルエンザが流行していて、そんなにインフルエンザウイルスって強くなってきているのかと不安になります。
私が子供の頃って学級閉鎖になることってほとんどなかった。
こんなに増えているのは、なぜだろう。
ふと、思ったのは、「私ももしかしたらインフルエンザになったことがあるかもしれない。気づかなかっただけで!」ということ。
今って、子供の医療費が無料である自治体が非常に増えてきていて、東京都の子どもたちなんか、すぐ病院に行っちゃうのです。このことは、インフルエンザ患者の数を増やしていることになっていないだろうか。
病院で感染してしまうということではなく、自己治癒でなんとかしていた節約家庭も無料なら行くでしょ、病院に。結果、患者の数が増えるのです。
患者の数なんて、所詮数字ですから。
最近はインフルエンザ等で病院はひどい混雑だそうで、医療費無料はメリットとデメリットがあると感じています。
節約家庭でも病院に行けるようにする保障は子どもたちのために良い制度だと思いますが、医療費がかかり過ぎるのは、果たして本当に正しい税金の使い方なのか、考えてしまいます。
しかも、病院行っても2時間くらい待つこともあるし、余計に具合が悪くなっちゃいますよね。
税金の使い方で、「予防に力を入れるなら、医療費よりも給食費無料が予算も立てやすく有効では?」と言っている人もいました。
それいいかも。
100円コーヒー…
コンビニコーヒーのレベルが高すぎると言われてから、もう数年が経ち、もはや日本人の日常生活の一部になったような気さえします。
少なくとも、わたしの生活の一部にはなりました。
基本的に家ではドリップかエスプレッソメーカーでコーヒーを飲むのが好きなのですが、仕事をしているとどうしても家でゆっくりドリップする時間と気持ちの余裕がな苦なる。さらに通勤時間1時間40分という人生を無駄にするような配属になり、朝5時半起き、6時に家を出ることもある。わたし、夜型ロングスリーパーなのに、もう無理!と投げ出したくなる気持ちを救ってくれたのがコンビニの100円コーヒーだったのです。
一時期、100円コーヒーとガルボチョコの組み合わせでなんとか目を覚ましていたことがありました。次の配属では通勤時間1時間30分に縮みましたが、やはり100円コーヒーに気持ちの切り替えを助けてもらう日々。
そんな私が本気で100円コーヒーをレポートします。
100円(税込)
コンビニコーヒーの先駆けのような存在。
その場で豆を挽いてドリップしてくれるなんて、革新的!
初めて飲んだ時は、香りも高く、幸せな気持ちになりました。
日本人の好みに合ったアラビカ豆100パーセント。柔らかな味わいです。
味に慣れてしまっただけかもしれませんが、数年前に「美味しくなりました」という広告が出た時に、そんなに美味しくなくなったような気がしました。
フィルター交換をしているのを企業スパイのように観察したことがあるのですが、ロール状になったフィルターが引き出されていく仕組みでした。シンプルで最小限のフィルター面積でドリップする仕組み。なるほど。
R(レギュラー)という呼び方がいまだに慣れません。
nanacoカードで支払いすれば、5杯買うと1杯無料のキャンペーンをやっていることがあります。nanacoユーザーはお得です。
100円(税込)
いわゆるアメリカーノというやつです。
そのせいか、ぎゅっと抽出された成分が、少しビリっとした味になっています。目を覚ますにはいいような気がして私はわりによく飲みます。
輪っかのやつ(スリーブ)は大きいサイズに合うように作られているので、Sサイズで使うとスカスカです。
カップのデザインがクリスマスシーズンとかに変わるのがかわいいですよね。
たまに20円クーポンキャンペーンやってます。レシートクーポンが付いてきて、次回利用できる仕組みです。
100円(税込)
2018年10月から新しいマシンが登場しました。
カップのデザインもブルックリン風…?
大きく変わったのはドリップ式になったことです。
えー!!
エスプレッソからの撤退。
あのガツンとした味が好きな人はどうするの!?
という意見が出たかどうかはわかりませんが、見たことのないメニュー「濃いめ」があります。
セブンイレブンのような優しい味なら「普通」。以前のようなエスプレッソに近い味を求めるなら「濃いめ」を選ぶと良さそうです。
100円(税込)
エスプレッソ式
カップは表面がポリエチレン発砲加工。
ファミリーマートより薄い気がします。お湯多めなの?
豆にはこだわっているそうです。
スリーブは大きさが調整できます。
ローソンは店員さんが淹れてくれるので、その間に組み立てるといいですね。
近所にあまりローソンがないので行く機会はとても少ないです。
100円(税込)
コンビニコーヒーとしては後発だったと思う。
そのせいか、あんまり期待していませんでした。所詮、二番煎じだろうと…
ところが、「あれ?今まで飲んだコンビニコーヒーの中で一番好きかも??」と思ってよくカップを見ると…。
プロデュースド バイ ドトール!!
日本で安くて美味しいコーヒーを広めて、新たなコーヒー文化を作ろうとした、格安コーヒーチェーン店、ドトール!
ちなみに、なる子の父はドトールでコーヒー豆を買って、家で挽いてドリップしていたので、私のコーヒーの原点はドトールと言っても過言ではないのです。
そりゃ好きなはずだわ。
お菓子との相性もとてもいいです。このコーヒーとバームクーヘン食べ過ぎました。
NewDaysはスタンプカードがあって10杯で1杯無料なので、コスパも良いです。
最初は5杯で1杯無料だったのですが、新しいスタンプカードになって変わりました。
それでも、特にキャンペーン期間がある訳ではないようなので、お得です。
お店によるのかもしれませんが、店員さんはスタンプカードの有効期限を無視していました。いいのかな〜。
100円(税込)
時々、7時から14時無料とかになるんですよね。
そんな時にしか、マクドナルドには入りません。
「ご一緒に、こちらはいかがですか?」と聞かれても、「いえ、結構です。」と言える関西人です。
混雑時には、このカップにマクドナルド特有の匂いが移っていることもあり、マクドナルドが苦手な私にはいまいち。
無料期間は作り置きしてあるので、100円のクオリティを求めるのは無理かもしれないけれど、それにしても薄い気がする。
カレーパンと一緒に飲んだら、ただのお湯になりました。
TORIBAコーヒー銀座店は銀座7丁目にある路面店です。
ここはニューヨークですか?と尋ねたくなるほどおしゃれな外観。
もちろん内装も。
1階がショップ。
2階に焙煎機。
3階がラボ。
4階がMusicBar。
おしゃれコーヒー店の権化か!
TORIBAという店名にピンときた人は相当な事情通。
鳥羽と言えば、ドトールコーヒーの創業者の苗字ですよ!!
元社長の弟だか息子だかなんだか忘れちゃったけど、ドトール鳥羽一族のどなたかがオープンしたこだわりまくったお店なのですよ。
そして、このお店では、テイスティングコーヒー(試飲)を100円で提供してくれるのです。4階のお店で飲んだら多分800円〜。
それを紙コップ一杯分、しっかり入れてくれます。
椅子はないけれど、店内で飲めます。
銀座という立地のせいか、明らかに高級そうなスーツ着た紳士とか、高級クラブのママらしきお着物のご婦人とかが、この100円コーヒーを飲みにやってくるのです。
そして、吹き抜けになっているので、上階からカッピングの「ピューィ!」という音が聞こえてくるのです。
コーヒー通になった気分になれます。
紙コップの写真がないので、おのぼりさん丸出しのこの写真で勘弁してください。
テイスティングレベルの大きさではないことがわかると思います。
100円コーヒーの中では最高峰でしょう!
特別なお出かけがないと、行くことはないですが、銀座に用事ができたら必ず立ち寄りたいお店です。
ドトールびいき。(笑)
この一言に尽きる。
220円のドトールのコーヒーも、十分に美味しいと思っていますよ、私は。
放課後児童クラブなど、小学生が過ごす現場で、度々問題になるのが子どもによる暴力です。
2017年には兵庫県内の児童館で小学2年生の男の子に職員がバットで殴られ、右耳がほとんど聞こえなくなる、という後遺症を負った事件がありました。
子どもと楽しく遊べる仕事、というイメージが強い児童館や学童職員の仕事ですが、子どもから受ける暴力に苦しんでいたり、悩んだりしている大人は少なくありません。
なる子自身、殴られたり蹴られたりしたことがあります。メガネが飛んで曲がったこともあります。目の前で他の職員が椅子を投げつけられるのを見たこともあります。
でも、どんなに暴力を受けても暴力を仕返してはいけません。
暴力に屈することもしてはいけません。
暴力は絶対に許さない、という姿勢を崩さず、暴力によって訴えたかったことは一体なんなのかを探っていき、心に寄り添っていくのです。
とてもとても難しいことです。
心を透視できる訳でもないし、小学生相手に悔しい思いや、また殴られたら怖い、という思いと戦いながら対応するのは本当に苦しいことなのです。
今の世の中、ネットが普及し、このような子どもによる暴力について、調べればいくつも出てくるようになりました。ニュースになるレベルのものは意図的に削除されたりしているような気がしますが、ネット上の語り場であったり、質問サイトでは、子どもたちによる暴力が、日常的に起こっている様子、苦しんでいる大人がいる様子が見て取れます。
そんなこともあってか、放課後児童クラブなどの仕事は人手不足が深刻です。
責任の重さ、怪我するリスク、そういったことに比べて、金銭的対価の低さ。
(キツイ、危険、厳しいの3K!?)
はっきり言って、現場によっては今日にでも辞めたい、と思うような荒れた場所もあります。
保護者の方の中にも、子供を預けていて大丈夫だろうか、と不安に思う方もいらっしゃいます。
しかし、問題行動を起こす子どもは、その子自身が問題なのではなく、子ども自身が何かの問題にぶつかり困っているのです。
自分の感覚や、こだわりなどが理解されなかったり、怒りやイライラをどう表現すれば良いかわからなかったり、様々なことで苦しんでいるのは子どもたちです。
そこを理解していかなければ、子どもたちと関わる大人の行動によっては、二次障がいとも呼ばれる、精神的な疾患に繋がりかねません。
乱暴と呼ばれる子どもたちだって、暴力が好きなわけではないのです。
自分の見通しと違うことが突発的に起こると、イライラが爆発して暴力をふるってしまう男の子がいました。
雨が降り始め、遊びの時間が短くなってイライラ。
ドッジボールで自分のチームが負けてイライラ。
といった具合です。
放課後クラブに到着して、すぐに遊びたいので、連絡帳を出すのを面倒くさがります。
「ない、忘れた。」
「本当は持ってきているよね?出してください。」
こんなやりとりで、出す出さないで職員と揉めて、最後には連絡ノートを職員に投げつけます。
毎日、こんなスタートでは、放課後クラブが楽しい訳ないし、一日一暴力決定しているようなものです。このことを改善するために、保護者にお願いをしました。
「お母さん、なんでもいいので必ず一言書いてくだい。『元気です』だけでもいいです。できれば、『お手伝いしてくれました』や、『お出かけ楽しみました。』など、ポジティブなこと、褒めてあげたいことを書いてください。」
補足ですが、放課後クラブの連絡帳は大したことは書いてありません。保育園に比べると、クラブの職員が書く内容は、簡素で「子どもの様子がわからない」と思う保護者もいると思います。
一方、保護者には、必ず毎日記入しなくてはいけないという義務感がなくなります。
もちろん毎日確認するべきものですが、記入する義務がなくなったことで、見るだけだったり、たまにしか見なくなったり、帰宅時間の変更を伝える時だけしか開かなかったり。
この男の子の保護者も、特に何かを書くわけでもなく、毎日簡単に遊びの様子を職員が書いても、読んでいるのかいないのかもわからない様子でした。
でも、子どもたちは毎日開いて読んでいます。
職員が何を書いているか、お母さんが何を書いているか、いつも気にしているのです。
本題に戻りますが、毎日叱られてばかりの子は、親から愛されていても、鬱屈した気持ちになったり、自分に自信がなかったり、遊びでも負けることが怖かったり、とても不安定な気持ちで過ごしています。
愛されていることが形で見えると、自信を持ち、イライラや不安が和らいで、変化が起こるかもしれない。そんな仮説を立てて、毎日連絡帳にひとこと書くことをお願いしたのです。
結果は劇的なものでした。
「5時。」
帰り時間を告げて、自分からノートを出すようになったのです。
次の日も、その次の日も。
「お夕飯を家族で食べに行きました。」
「弟と遊んでくれました。」
お母さんは、毎日、短くても、休まず書いてくれました。
男の子も、落ち着いて過ごせる時間がぐっと増えました。
見通しと違うことが起こると適応するのが難しい、という子がいます。
例えば、予告のない避難訓練。
遊びが突然止められ、訓練だから、と校庭に集められたりするのは、自分の立てた一日の計画と違います。そんなものには参加したくない!と暴れたり、逃げ回ったりすることがあります。
ひどい時は職員を振り払って施設外へ脱走。
走って追いかけて、疲れて止まったところを確保、なんて話も珍しくはありません。
想定外の出来事に気持ちが柔軟な子と、気持ちの切り替えに時間がかかる子と、色々な子がいますが、柔軟な子はなんとかなるので、子どもたち全体がなるべく見通しを立てられるような工夫をすることが有効です。
そこで、一枚のスケジュールボードを作り、
「今日の予定」大
「今週の予定」中
「今月の予定」小
と、文字の大きさや配置も考えて子どもたちが見やすい場所に設置しました。
「24日木、高学年授業の為、体育館なし。」
などの情報が、事前にわかるので、「ああ、今度の木曜日はドッジボールできないんだな。」と子どもたちが見通しを立てることができます。
「聞いてない!」とか「おたよりに書いてあるなんて知らない!」などの、子どもたちなりの不満も解消されます。
このボードは、シフトで勤務するアルバイトさんにも好評でした。
大人だって、なんでも臨機応変に対応できるスーパーマンではないのです。
今日、だけでなく、ひと月のスケジュールが一眼でわかるだけで、全体の把握が安易になり、働きやすくなるのです。
さて、避難訓練はどうするか、です。
「何日に避難訓練します。」と予告してから実施することもありますが、予告なしだからこそ訓練になる、ということもあります。
でも、子どもは暴れたり逃げ回ったり…。
「本当の火事だったらどうするの!?」と不安になりますが、当日になって、「〇〇くんが、また暴れてる。また叱られてる。」と周りに色々言われてしまうのも、自己肯定感が下がる要因なので、避けたいのです。
妥協案としては、「今月のどこかで、避難訓練があります。」と宣言しておくことです。
「いつ、何時にサイレンが鳴るかもわかりません。知っているのは室長だけです。突然警報が鳴ったら、皆さんは、どのように行動すればいいでしょうか?」と子どもたちに投げかけます。
そこで、いつも気持ちの切り替えが苦手な子が手を挙げればしめたものです。
ふざけて反対のことを言ったりするかもしれませんが、そこは上手く軌道修正して、
・避難訓練が突然ある予定であること。
・突然の避難訓練でも、落ち着いてどのように行動すれば良いか、事前に知っておくこと。
この2点を伝えます。
「とにかく、今月は突然避難訓練あるからねー!みんなの為だけでなく、みんなの命を守る大人も一緒に訓練するからねー!」
と事前に伝えておけば、急な避難訓練になっても、「ああ、これか。」と、ある程度納得して参加してくれます。
子どもたちにも同じことを言いますが、特に職員に対してです。
子どもたちと親しくなりすぎて、友達のような感覚で対応する職員が稀にいます。
「何言ってんだよ、ば〜か(笑)」と冗談ぽく、軽く頭を小突く。
絶対にダメです。
子どもたちの中には、冗談のボディタッチと、暴力との境目を自分で判断するのが難しい子がいます。
「ば〜か」という言葉自体も、それが冗談なのか、本気なのか、わかりません。
「ば〜か」
↑この文字だけを見て、愛のある「ば〜か」なのか、憎しみを伴った「ば〜か」なのか、他人を蔑む「ば〜か」なのか、判断つきますか?
人は、あらゆる経験で学び、状況、相手の表情の読み取りなどから瞬時にどんなニュアンスの「ば〜か」なのかを判断することができます。
しかし、言葉をそのままの意味でしか解釈するのが難しい、という人がいるのです。
「まっすぐお家に帰ってね。」のまっすぐの応用ができません。
そういう子の答えはこんな感じ。
「お家にはまっすぐ帰れません。2つ目のかどで、右に曲がるからです。」
説明できる子はいいですが、わからないままパニックになる子もいるのです。
そんな様子ですので、そういう子には、冗談のキックと本気のキックの違いがわかりません。
普段から、職員が「なんでやねん(笑)」頭パシっ!みたいなことをやっていると、その子には「人を叩いてはいけません。」はパニックの原因です。
「どうして?先生は僕のこと叩いているよ。」
これは、屁理屈ではなく、本当の気持ちです。
だから、職員は、どんなことがあっても、冗談でも、相手がわかっていると思っていても、絶対に手や足を出してはいけません。
個人的には『こちょこちょ』(くすぐること)もダメだと思っています。
そんな、赤ちゃんみたいなじゃれ合いじゃない、関わり方、信頼の構築方法はいくらでもあるはずなのです。
暴力がダメと言うからには、大人として、しっかり筋を通しましょう!
問題行動を起こす子どもたちは、本当は本人が一番困っている。
だから、その困っていることを解決できるよう試みるのが、側で見守る大人の役割だと思っています。
今回取り上げた実践例は、上手くいった例ですが、同じことをすれば解決すると言うものでもありません。
現役で、現場で頑張っていらっしゃる方には、「うちに来ているお子さんはそんな一筋縄ではいかないわ!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
できれば、子どもも、大人も一緒に楽しい時間を過ごせる場所であってほしい。そう思っています。
暴れる児童を止めようとして、引っ掻かれたり、噛み付かれたり、叩かれたりして、何回も病院に行っている職員さんを知っています。女性です。いつ会っても笑顔です。
菩薩か!と尊敬します。
どんなことがあっても、子どもたちのために諦めない大人がいる場所。
子育て支援の場所はそうであってほしいと願っています。