子どもの頃、台風が来ると、怖い気持ちとワクワクする気持ちが入り混じったような興奮状態になっていたなる子です。
気象病・気圧と人間の体の関係
天気が悪くなると、体が重く感じたり、頭痛がしたりする人、いませんか?
ひどくなると、立っていられないぐらいの頭痛がするという人もいるようです。
私は、どうやら雨が降る前に睡魔が襲って来る傾向があります。
いつの間にか寝てしまっていて、目がさめると雨が降っている。
一体これはどういうことか…
急激な気圧変動で自律神経の働きが乱れ、諸症状が出ることを「気象病」というそうです。
気圧が変化すると、耳の中にある、カタツムリの殻みたいな器官(うずまき管・蝸牛)の袋が膨張し、その中のリンパ液が波打ってしまい、乗り物酔いのような状態に。
耳の中の情報と視覚情報に矛盾が生じ、脳がパニック状態になって、体に異変が起きるのだそうです。
乗り物酔いしやすい人は、このリンパ液が関係していることが多く、酔い止めのお薬(ジフェニドールという成分が入っているもの)を飲むと気象病が抑えられる場合もあるようです。
ただし、お薬は大人用です!!
子どもには飲ませないでください!!!!
天気が悪い時、子どもの機嫌も悪くなる
気象病は大人の病気?
そんなわけないよね。
子どもたちも大いに天気の影響を受けている、と考えて間違いないです。
経験的なものですが、天気が悪くなる時にイライラする子が増えたり、情緒が不安定になったり、喧嘩が多くなったりしているように思います。
支援学校の先生が、支援学級のお子さんたちはその傾向が顕著であるとおっしゃっていました。
発達障害の子どもたちは、感覚器官がとても敏感な子が多いのです。
天気の悪い日は、あっちでパニック、こっちでも大泣き。
まさに嵐。
お医者さんじゃないし、酔い止め薬は大人用だし、治してあげることはできないけれど。
大事なことは、理解してあげることです。
特別に嫌なことがあるわけでもなく、風邪を引いて発熱しているわけでもなく、なぜかつらい気持ちになったりイライラしたり、体がだるい、めまいがする、吐き気がする、頭痛がする。。。!!
「そうだね、つらいよね。」
受け止めてくれる人がいるだけで、子どもたちは少し安心できると思います。
自律神経を整えるには
普段から
しっかり食事
たっぷり睡眠
以上!
こればっかりですね。熱中症の時もこれでした。熱中症も自律神経の乱れで起きますからね。
余談
気象病に苦しんでいる人はハワイへ移住がオススメなんだそうです。
気圧の変動が少ないんですって。