なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

天ぷら敷紙で夏のおしゃれうちわを手作り!

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今日も暑いわ〜。

ぱたぱたぱた(うちわ)

 

本日は、楽しいうちわ作りです。

 

染めのうちわの作り方 

うちわの骨

実家にはあちこちでもらったプラスチックのうちわがたくさんありましたが、やっぱりこういう竹のうちわが一番いい風を作りますよね。近所の商店街で偶然もらうことができたので、こちらをリサイクル利用したいと思います。

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手持ちのうちわがない場合や、綺麗に仕上げたい場合は市販の骨を買うといいと思います。

 

 

 作り方もわかりやすいセットならこういうの。

 

 

 

 

うちわの紙を剥がす

 水に浸します。

のりを浮かせてペロリと剥がす作戦。f:id:ma_naru:20210628145035j:plain

さあ、ぺろりとめくるぞ…!

あれ?

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ボンドだ…さてはボンドで接着されているな?

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むき〜!!!ガシガシガシ!

 

なんとか剥がしました。

少し残っちゃうのは仕方ないですねえ。ボンド…。プラスチックうちわは大方シールだろうし、リサイクルうちわは準備が大変ですが、ご家庭で安く工作するにはいいと思うし、子どもたちにとっては、隠れていた部分がどういう仕組みになっているか自分で発見できることに価値がありそうです。

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軸の部分と骨の部分が一本であることがわかるだけでも感動ですよね。

竹ひごと糸で弓に絡ませるように裂いた竹が広げられて固定してあることも驚きです。

 

型紙を作る

あ、これは紙を剥がす前の方がいいかも。

うちわの紙部分の型紙を作っておきましょう。

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カラフルなうちわ紙を作る

和紙もいいけど…万能の天ぷら紙!

うちわに使う紙について。半紙はやぶれやすく、和紙はどれを買えばいいのかわからなくなりませんか?障子紙はいい厚みなんですけど、うちわ1枚分には多すぎる。

 

そこで万能なのが、天ぷらの敷紙!!!

左がキャンドゥ、右がダイソーです。

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ひとまわり小さいサイズも売っていますが、こちらの大判サイズじゃないとうちわ作りに足りないと思います。

 

35枚、50枚、、、ずいぶん枚数が違いますね。どちらでもいいと思いますが、キャンドゥの方が割高なだけあって、和紙の風味があります。

 

工作で染めちゃうなら気にならないかもしれませんが、蛍光染料を使用していないらしく、優しい色味です。

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天ぷら紙は油を吸いやすいという特徴がありますが、水分も吸いやすく、厚みがあって丈夫なのです。安くてたくさん入っている優れものです。

しかも、余ったら揚げ物料理の時に使えばいいじゃん!

 

イデア1 マーブリング

保育園などでも人気のマーブリングです。100円ショップでも売っていることはありますが、バラ売りなので欲しい色がないことも。やっぱり定番のこちらでしょうか。 

 

 

バットに水を張って、専用の丸い紙にポトッと絵の具を落とすと水面に広がります。

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息を吹きかけたり、割り箸で混ぜたりして模様を作ります。

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水面に紙を載せてインクを吸い取り、模様を写せば出来上がり。乾くともう少し明るい色味に落ち着きます。

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イデア2 折り染

 紙を折って、角を染めて広げると模様になる技法です。

 

基本の折り方は、縦に蛇腹に折って、 さらに小さな三角か四角になるよう蛇腹に折る方法。

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しかし、折り方なんて決めなくていいと思っています。

 

特に子どもたちには、好きに折らせりゃいいじゃん!!

 

 

軽く水に浸してから染めていきます。マーブリング液が使えます。

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もみもみしてよく滲ませます。

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広げるとこんな感じ。しかしあまり上手く滲まなかった。

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そして、この方法は子どもには力の加減が難しく、インクでぼとぼとになること間違いなし。

後片付けが大変です。

 

そこで、浅めのカップとかに少しだけ水で薄めたマーブリング液を色別に用意して、折った紙を直接入れて染み込ませる方法が簡単なんじゃないかな、と思います。仕切りのある大きめパレットでもいいですね。

 

水を加えて薄めておくことで、紙を湿らせなくても結構色が染み込みやすくなります。

 

簡単にはなるけれど、仕上がりも薄めの色になります。薄い色が好きな人はこの方法が一番いいですね!

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マーブリング液の代わりに市販の染料を使うこともできます。

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色が鮮やかですね!!こちらはタイダイ染をした時に、使いきれなかった染め液で遊んで作ったものです。「リアクト」という4色セットの染めキットを使いました。 

www.ma-naru.com

余った染め液を捨てるのはもったいないけど、冷めてしまうと布は染まりにくい、、、。紙の折染めに使うのは一石二鳥で、染めの待ち時間に折染めで遊べるし、時間も材料も無駄にしない。最高です! 

 

その他、折り染めは普通の水彩絵の具を薄めて作ることもできます。たくさん作っても、折り紙にしたり、封筒に仕立てたり、ちぎり絵にしたり、いろいろ使えますよ〜〜!

 

うちわ紙を貼り付ける

今回、裏側は白にします。どちらも柄にしてももちろん可愛いですけど、説明がわかりにくくなるので。。。

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色紙の方は型紙に合わせて切っておきます。仕上がりの大きさよりひとまわり大きく切っておくと良いです。最後に切り揃えれば問題なし!

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骨にのりをつけていきます。裏用の紙も一番下の弓形の部分だけはもう一枚と揃えて綺麗に切り揃えておきます。なつかしの、でんぷんのり!!

手が汚れるのが苦手な人は、筆やハケを使うと早いです。少し水を足すと伸びがいいですよ。

骨に塗るのが面倒だと思ったら紙の方に塗ってもいいです。ただし、破けやすくなるので気をつけて!

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両面貼り合わせる時に、黄色の線のエリアはしっかり糊付けするようにすると良し。

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骨のラインで切りそろえれば完成です!!

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かわいく涼しげなうちわができました。

 

広告用のうちわではなく、自分のオリジナルっていうのがいいですよね?浴衣にも似合いそう!

 

ぜひ、作ってみてくださ〜い!