子どもにも大人にも人気の「かおノート」をご存知でしょうか。
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目鼻口などのパーツシールを貼ってユニークな顔を作って遊ぶ人気のシリーズ絵本です。
作者はtupera tuperaさん。なんだか目が合っちゃう不思議な魅力のキャラクターを描くイラストレーターさん(ユニット)です。
立体で福笑いを作りたいな〜、と思っていたら、tuperatuperaさんは展覧会で大きな「かお」を作っていたようで、それも参考にすることにしました。
今回も100円ショップで手に入る材料で、作りますよ!
用意するもの
・色画用紙(2色)
・粘土(石粉粘土か紙粘土)
・アクリル絵の具(学校で使う不透明水彩絵の具でも可)
・粘土へらや型抜き(なくてもOK)
石粉粘土は細かい細工にぴったりで、仕上がりも美しいのでよく使います。紙粘土よりも割れにくいので、長いひも状に伸ばしたりするのも簡単。乾いてからも削ったり磨いたりしやすいのが特徴。100円ショップでも売っています。個人的には紙粘土より好き。
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作り方
①色画用紙で台紙を作ります。
大きめサイズ(八つ切り、B6)に、すきな形に切り取った顔の輪郭を貼ります。
②粘土でパーツを作っていきます。
いろんな遊び方ができるように、目や鼻を何種類か作ってみました。
「目だな。」とわかるようなパーツではなく、ハートや星の形だけでも楽しいと思います。
そういう時にはクッキー型が便利。ちゃんと洗えば大丈夫だと思いますが、気になる方は古くなって使わないクッキー型や、100円ショップの安い型を工作用にしておくといいですね。
トイレットペーパーや、テープの芯なども型抜きに使うことができます。
参考にどうぞ↓
③着彩
粘土が乾いたら色を塗りましょう。
私はターナーの「アクリルガッシュ」を使いました。発色が良くて、国産メーカーなので輸入物に比べて価格もリーズナブル。 ガッシュは不透明という意味で、マットな仕上がりも特徴です。
ただ、アクリル絵具なので、乾くのが早くパレットは使い捨て。紙パレットが便利です。
紙皿、牛乳パックを開いて使ったりとか代用もできます。私は豆腐の入れ物をよく使います。
筆もパレットも絵の具がついたままにしておくとガチガチに固まって使えなくなってしまうので、注意が必要です。水入れもペットボトルを切ったものを使いすてしています。
普通に水彩絵の具と同じように使える点では、「ポスターカラー」の方が扱いやすくおすすめです。不透明水彩絵の具ですのでベタ塗りに向いています。乾けば重ねて別の色を塗ることもできます。
身近で一番ポスターカラーに近い絵の具が「マット水彩」などのポリチューブ入り児童用絵の具です。
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細くて小さいチューブに入っている透明水彩絵の具は、薄めたり滲ませたりして描くのに向いている絵の具で、今回の工作には不向きです。
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④完成
出来上がったら、いろんな顔を作って遊びましょう!
もちろん、目隠しして顔を作ってみるのも面白いはず。
簡単で楽しいので、ぜひ!作って遊んでみてくださいね!