ラッピングペーパーを手作りしよう!
クリスマスといえばプレゼント。サンタさんからもらうプレゼントの他に、お友達とクリスマス会でプレゼント交換する人もいるかもしれません。
もしくは、家族にちょっとしたギフトを渡したい時に、心のこもったラッピングをしたくなりますね。世の中便利になって梱包用材料は100円ショップでも可愛いものがたくさんあって悩むぐらいです。
そんな世の中だからこそ、1点もののラッピングを無理なく簡単に作ってみましょう!
子どもでも簡単にできて、楽しいステンシルで作りますよ!
用意するもの
・クラフトペーパー
・アクリル絵の具(赤・緑・白・金)
・スポンジ
・紙(コピー用紙、もしくは薄手の画用紙)
クラフトペーパー
ベースにするのはクラフトペーパーです。大きめサイズや大量数のラッピングペーパーを作るなら、ロールで買うのがおすすめです。
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小さめサイズ、、、と言ってもラッピングペーパーにするならA3くらいの大きさは欲しいですね。
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少ない枚数で良い時は、100円ショップでクラフトペーパーのラッピングペーパーも2枚1組ぐらいで売っていますよ!
アクリル絵の具
アクリル絵の具は、乾くのが早く、発色も綺麗。そして何よりラッピングのペイントに向いている理由が、乾くと水に溶けないことです。
今回は特に、ガッシュと呼ばれる不透明タイプにしましょう。茶色のクラフトペーパーの上でもしっかり発色してくれます。
ターナーの基本セットの中から以下の色を選びました。
●パーマネントレッド
●パーマネントグリーンミドル
○ホワイト
もうこの3色だけでクリスマス感たっぷりですね。
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●華やかな金色もあると素敵です。
金色も意外に種類があるので、好みの金色を探してみてくださいね。
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今回はどう探しても金色が絵の具箱から見つからず。。。大好きな色なのでどこかで使い切ってしまったのかもしれません。
パレットは市販の紙パレットじゃなくても紙皿、牛乳パックを切り開いたもの、豆腐の容器など、使い捨てにできそうな撥水系のものならなんでも大丈夫です。
スポンジ
すでにブロック型になっているメラミンスポンジがお手軽です。
もちろん自分サイズに切ってもOK。使いやすい大きさにしてください。
普通のキッチンスポンジを6等分するぐらいでもGOOD。
紙
普通のコピー用紙で大丈夫です。
すぐボロボロになってしまうというデメリットもあるのですが、今回はお子さんでも簡単に作れるステンシルを提案したいので、コピー用紙を使います。
作り方
①ステンシルの型を作る。
コピー用紙は先にA4の4分の1のサイズ、A6サイズ(ハガキくらい)に切っておくと良いです。特に子どもたちは1枚の紙を効率よく使う方法をとか気にしないのが基本なので、先に切っておくとGOOD。
下書きをします。
今回はカラーがクリスマスでばっちり決まっていますので、形はなんでも良いです。
塗りつぶしているところが切り抜く部分です。
大人ならカッターナイフを使ってしまうところですが、子どもでもできるように、ハサミで切りやすいコピー用紙を選んだのです。
どこから切り始めても大丈夫。
外側から切ったところはテープで閉じます。
きっちり閉じる!これ大事!
複雑な形を作る場合、例えばツリー型。紙を折って左右対象に切ると綺麗ですよね!
これは子どもあるあるですけど、律儀に線のところだけにそって切ろうとするんですよね〜。
このとんがった部分を折り返そうとするので失敗しがちです。
ステンシルに限って言えば、切り抜かれる部分はバラバラになって大丈夫。折り目側から切りやすい方向にハサミを入れます。
こうやって少しずつ切れば綺麗に切れます。教えてあげると子どもたちも切り方を考えるようになってきますよ!
広げるとこんな感じ。
クリスマスは可愛いモチーフがたくさんあるので、こういうのも可愛いですよね。
②ステンシルで着色
パレットは色別に用意します。豆腐カップ、牛乳パックのひらきを使います。
使いたい大きさのクラフトペーパーを広げておきます。
まるまってしまう場合は、四隅などマスキングテープで机に留めておきます。
スポンジにアクリル絵の具を馴染ませます。ぽんぽんと叩くように馴染ませましょう。
注意:水は絶対に使わない!
極端に絵の具の塊がべっとりついてなければ馴染ませOK。
着色したい場所にステンシル型を置いて、動かないようしっかり片手で紙を押さえて、ぽんぽん叩くように色をつけていきます。
全体に色がついたらそっと紙を外します。
おお〜、まるでシルクスクリーン印刷のようではないですか!?
こんな調子で全体に緑色をまずステンシルしていきました。
もう可愛い。
しっかり紙をおさえて、2色目です。
もうクリスマス感が出ています。
そして最後の白を入れて。。。
完成!
簡単にオリジナルラッピングペーパーができました!
③アレンジ
クリスマスモチーフ型もこんな風になりました。金色を使いたかったのだけど、手持ちがなかったので黄色で代用。
封筒にしてしまえば、手軽にプレゼントを入れることもできます!
カードを入れる封筒にもワンポイントでステンシルしてみました。こちらも100円ショップの封筒。
ここに少し書き足したりしてもいいですね!
いろんなアイデアが広がりそう!
④うまく作るコツ
このステンシルの注意点は、型がボロボロになりやすいことと、乾くと細かい部分がカールしてめくれてくることです。
一つの型で一色、一気に使うのがうまくいくコツです。
アクリル絵の具は乾くと耐水性になりますから、絵の具が移る心配もありません。
メリットとデメリットを知ってうまく使いこなしましょう!
最後に
手作りならではの可愛さがあるステンシルで作るラッピング。クラフトペーパーもいい味わいがあるので、少々絵の具がはみ出したり、自分の思った通りに行かなくても、不思議といい感じになります。
ラッピングにちょっと手作り感があるだけで、既製品のプレゼントでも、ぐっと温かみが増します!渡した相手が気付いて喜んでくれると、ラッピングを手作りした自分の方が嬉しかったりして!
では皆さん、良いホリデーシーズンをお過ごしくださーい!