通訳とか特別スキルやからな!ちょっとあの人英語喋れるし、とかで軽々しく頼むもんじゃないんやで!
という話を以前書きました。
なる子、留学してたくせに全然英語ができなくて、コンプレックス。なのに、引き受けてしまったのです。
アーティストの通訳!
うぅ…胃が痛い。
でも…英語から逃げていてはダメだ!
これはラッキーなチャンスだと思って受けるのだ!がんばれ、なる子!
今回、結果から言うと…
思ったより頑張れました!
本当にチャレンジして良かった。
トークを聴いていたアーティスト仲間からも、「落ち着いたトーンで聞きやすかったし、わかりやすい日本語だった。質疑応答もすごく良かったよ!あと何回かやれば、お金取れるようになるよ!」と褒めてもらいました。
(この方は褒めることについてはプロみたいな人なので、とてもいい気分にさせてくれます。学ぶことが多いです。)
運営側からも「助かった。」と言ってもらえて、私自身、良い勉強にもなったし、本当に良かった。
以前ブログで書いた通り、事前にアーティストさんに話す内容を文書にしてもらい、何度も辞書をひきながら、日本語に翻訳する作業を先にしました。
アーティストさんは私と同年代の女性。こんな私に通訳をお願いと言ってくれたのです。絶対に彼女の作品のことをオーディエンスにしっかり伝えたい!さらに内容を深く理解するために、トーク前に打ち合わせ。スライドの写真を見ながら確かめたい箇所をあらかじめアーティストさんから聞きました。
なんとかなったのはアーティストさんの準備がとてもしっかりしていたからです。下準備にかける時間の余裕もあったので大量のわからない単語も先に調べたりすることもしっかりできました。
そして、オラファー・エリアソンのトークを見たこともいい影響があったと思います。
マジガチなプロのわかりやすい通訳は衝撃でした。英語を仕事にするってこう言うことなんだ。特にアートに特化した通訳者の方なのかどうかはわからないけれど、アートの言語も完璧だし、オラファーとの親しそうな距離感とかもパーフェクトでした。憧れる〜!
私は事前に訳した原稿を読むだけみたいな手法で乗り切りましたが、「雰囲気は、本物ぽくて、すごくかっこよかった。」と言ってもらえて自信が出てきました。単細胞。
調子に乗ってきたところで、TOEICとか、もう一回受けてみようかな。
10年近く英語はサボっていたけれど、過去のひどい点数を更新したい!
更に低くなる可能性の方が高いけど、苦手な英語がちょっと楽しくなってきた今がチャンスのはず。
あ〜、ひと仕事終えた感。ビールが美味しい。(始めたはずのダイエットを無視)
今夜はいい気分で寝れそうです。Good night!!