2020年のイースター
2020年のイースターは4月12日(日)なのだそうです。何度この季節がやってきても馴染みのないイベント、イースター。復活祭とも呼ばれています。
十字架に架けられたイエス・キリスト3日後に復活したことを記念した日がイースター。「春分の日後の最初の満月の次の日曜日」というトリッキーな決まりがあります。
前後4日間、イースター休暇となり、会社なども休みになります。私がイギリスの大学に通っていた時は、3週間ほど、いわゆる春休み期間となって、イースターホリデーは多くの学生が旅行や帰省を楽しみにしていました。
2020年、欧州は長いイースターホリデーとなっている様子です。多くのキリスト教信者は、復活祭のこの日には、新型コロナの状況が好転していることを望んでいるのではないでしょうか。
イースターエッグ
生命の誕生を連想させられる卵は復活祭の象徴的なオーナメントです。世界には技術的にも芸術的にも素晴らしいイースターエッグがたくさんありますよね!
子どもたちがペイントしても可愛いので、季節のアートにぴったりです。
おしゃれなイースターエッグを作ってみたくなり、私も準備をしていました。粘土で作るエッグの土台はこちら。面倒なのでオススメしませんが、底を平らにすることで立つ卵が作れるのが利点です。
エッグ型のカプセルでイースターバニーの「おきあがりこぼし」も作りました。とっても簡単で、お子さんとの工作にオススメです。
イースターエッグ用の卵の殻を用意する
ペイント用のエッグを用意します。
本来はゆで卵を使うようですが、中身を取り出して殻だけ使う方法です。
①てっぺんと底に画鋲などで小さな穴を開ける。
②底の穴は爪楊枝や竹串で少し穴を広げ、中身の黄身を潰しておく。
③てっぺんの小さな穴に息を吹き込み、底の穴から中身を出す。
④中を洗って乾かす。
底の穴は結構大きいですね〜。私にはこれが限界。
エッグにペイントしよう
今回はGOLDENアクリル絵の具を使います。透明タイプのアクリル絵の具です。
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100円ショップで買ったプラスチックのエッグも使うことにしました。
アクリル絵の具は固まるのが早く、乾くと水に溶けない性質があるので、紙パレットを使う人が多いと思います。毎日のように描く人はその方が楽だと思いますが、たまにしか使わない私は買うのも面倒になり、今回用意したのは牛乳パックと豆腐の容器です。
筆洗も、ペットボトルを切ったものを使うようにしています。汚くなったら捨てるだけ。
牛乳パックパレットも 使い終わったら捨てるだけ!
GOLDENのこのセットはパレットも付いているのですが、絶対絵の具が取れにくくなるはず。おやおや、こんなものが。
パレットクリーナーというものがあるんですね。でも洗うこと自体が好きじゃないので、今回も付属パレットは使いません。
エッグを支えるのに便利なのが使い終わったマスキングテープの芯です。絶対必要。
塗って乾かすのに重宝します。これがないと、手がべちょべちょになるだけでなく、乾かす時にコロコロ転がって大惨事です。
本当は不透明系のアクリルガッシュの方がエッグのペイントには向いていると思います。
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重ねて絵を描くときにポスカのように下の色が影響しにくいので、はっきりした模様を描くのに向いています。
透明には透明の良さがあるとは思うけど…使いこなせない私。
完成
じゃ〜ん!
完成しました。
一部ポスカの力も借りながら、春らしい模様を描いてみました。楽しい!
一方、粘土で作ったこちらのタマゴ。
網とブラシで絵の具を弾き飛ばすスパッタリングという技法で、リアル卵を作ります。
網がないので、指で毛先を弾きながらスパッタリング!!
ひたすらスパッタリング!!
気がついたら、机まわり絵の具まみれやないの!
(どうぞ準備はしっかりと。お気をつけくださいませ)
やりすぎた…止め時がわからなくなる。大惨事。
タイトル「恐竜の卵」
なんだかんだで気に入りました。
スパッタリングで恐竜の卵作りは、子どもでもできそうですね。
この週末は是非、イースターエッグづくり挑戦してみてくださいね〜。