点点で絵を描こうと思います。
ヒントにするのはアボリジニアンアート。オーストラリア先住民の絵画です。
文字を持たない代わりに大事なことは絵や記号で伝えてきました。
プリミティブ(原始的)な表現は、国境を超えた人間の根本的な感性に訴えかけるものがありますよね。
大事なものや好きなものを点点で飾ればきっと素敵に描けるはず。
用意するもの
・色画用紙
・絵の具セット(マット水彩、ポスターカラー、アクリルガッシュなど不透明水彩絵の具)
・先が丸い割り箸や綿棒(筆がわり)
筆でてんてんを描くのは大人でも難しいので、割り箸や綿棒を使うことにしました。先が丸いものならなんでもいいと思います。
描き方
(自由に好きに描いたらいいんですが)
あえて言うなら、色画用紙にすることで、壁画のイメージに近くなるし、不透明水彩を使うので重ねて描いても絵の具の発色が良いです。シルエットみたいな単純な形を筆で先に描くとわかりやすいし、コントラストもつけやすいと思います。台紙はダンボール板にしてみても風合いが良さそうです。
あとは、てんてんでデコレーションしていくイメージですね。
割り箸を使うと、「筆で描く当たり前」ではなく、原始、どのように絵は描かれ発達していったか、を考えることもできますね。(あんまり難しく考えず自由に描きましょう)
魚のシルエットと、川の流れのようなものを描きました。
てんてんで囲って行きます。模様などもてんてんで描きます。
描き始めてわかったんですけど、、、ドットアートって大変!
1時間くらい描き続けてやっとこんな感じ。
もういいや、これで。
集中力と忍耐力が必要です。
まとめ
①台紙の色を選ぶ
②描きたいものをシルエットで下書きする
③てんてんでデコレーションしながら描く
誰でもできそうかも、と思いましたが、そんなに簡単ではないし、結構個性が出てきような感じがしました。動物じゃなくても、「車」とか「植物」、「風景」なんども良いですよね。
今回はアボリジニ風にしてみましたが、印象派風など点描画のバリエーションを色々試してみるのもおもしろそうです!
アボリジニの歴史やオーストラリアのユニークな動物なんかについて調べたりすれば、夏休みの自由研究にもなりそうだな、と思いました。
本格的に泥で描いてみるのもアリかも!?