今週のお題「読書の秋」
本を読みたいな〜、という願望がふつふつと湧いてくることってないですか?日常的に読書をしている訳ではないのですが、基本的には読むことは好き。時々、「あ〜、本読みたい!」と思うのです。
友達に勧められたりして購入したものの、今、積ん読状態になっているのがこの2冊。
ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 [ フレデリック・ラルー ]
前回、現在の組織のあり方に限界があるのではないかと記事にしました。
その答えが書いてあるかもしれない本ですが、読みにくくて仕方がない。
まだ、全然読んでいません。冒頭から全然頭に入ってきません。
頭のいい人に超解説版を出してもらうしかありません。
2冊目、「感性は感動しない」椹木野衣著
感性は感動しないー美術の見方、批評の作法 (教養みらい選書)
学芸員とか美術批評家って憧れるんですよね。知識も文章のセンスもないし、もしかしたら感性も乏しいのかもしれない。美術批評家の本を読んでみよう。と思って買ったものの、まだ途中までしか読んでいません。でも、好きな分野だから読めるはず。きっと…。ええ、きっと…。
言い訳をしますとね。私、小説の方が好きなんです。自称文学女子ですよ。やはり、ストーリーものは読みやすいですよね。
というわけで、この1年の中で、一番印象に残っている小説を一冊紹介します。
タイトルがもうすでに答えを言っています。
なる子的ナンバー1を大発表!
西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」です。
西加奈子さんは、某テレビ番組で、お笑い芸人ピースの又吉さんが紹介していて、読み始めました。
色々読みましたが、西加奈子さんの作品では、「さくら」も良かったです。
まだ「サラバ!」とかベストセラーを読んでいないので、楽しみが残っています。
どうも、家族ものに弱いんです。涙なしには通れない。映画「魔女の宅急便」では、「おとーさん、高い高いして!」「いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろうな。」のくだりで号泣です。
家族って、好きとか嫌いとか単純な感情では語れない。そして、深い深い愛がある。
複雑な愛を描くのが、西さんはとても上手だなあ、というか、心打たれるのです。
たまりません。
「漁港の肉子ちゃん」は漁港に流れ着いた母娘の物語。
ネタバレしても面白くないので、読んでもらえると嬉しいです。
子育て支援の仕事をしていると、いろいろな家族の形に出会います。それぞれの愛のあり方があるし、家族の形で幸か不幸かが決まるわけではないことを実感しています。
「漁港の肉子ちゃん」は、みんなそれでいいよ!と抱きしめたくなるし、泣きすぎました。嗚咽しながら読んだ本です。
やはり、小説はいいですよね。
積ん読そのままにして、小説読みたくなってきました。
今週のお題が読書の秋ということですので、他の人のオススメも覗いてみようと思います!