今日はなんちゃってタイダイ染めにチャレンジしたいと思います。
タイ=Tie(縛る)
ダイ=Dye(染める)
縛って染める簡単な染色方法です。通常タイダイ用の染料を使うと、一晩ぐらい染まるのを待たなければいけなかったりします。
そこで、簡単に色んな染物技法に使える「リアクト」という合成染料を使うことにしました。公式サイトも参考にして染めてみたので、参考になると嬉しいです。
用意するもの
・染めたい布モノ(コットンエコバッグなど)
・染料(リアクトlight使用)
・ボウル
・ボトル
・輪ゴム
作り方
下準備
今回は何度か使って汚れが目立ち始めたエコバッグを染めます。
洗濯済みです。
新品はノリがついていることがあるので、洗っておくと染まりやすいそうです。
染まりやすいように水洗いしてしっかり絞るか、霧吹きとかで湿らせておくと良いです。
縛る
タイダイでよくあるスパイラルっぽい模様にしたいな、と思ったので中心からねじって丸めて輪ゴムで留めます。
染料を準備する
輪ゴムで留めたら染料を用意します。
「みやこ染」のREACTというシリーズから、4色セットのLIGHT(明るい色みのセット)を選びました。中身はこんな感じ。
スカイブルーとチェリーピンクを選びました。
4色使ってもいいですが、2色ぐらいで作ると落ち着いた色味で綺麗な仕上がりに。失敗が少ないと思います。イエローとオレンジの組み合わせや、イエローxブルー、オレンジxピンクなど選べるのがすごくいい!どんな組み合わせでも絶対に決まる、かなりいいセットだと思います。
染料が余りそうなので、適当に染めたい白い布とかも用意してみました。
こちらもくしゃくしゃにしてゴムで留めます。
布が乾いた状態で留めましたが、濡らした方が色のグラデーションが綺麗に出るような気がします。きつく縛れば染まらない部分が多めになり、緩めだと染まる範囲が広くなります。
40〜60度のお湯で染料を溶かします。
耐熱性のボトルがオススメです。ドレッシングボトルとか水差しボトルがあればこの後染める時に使いやすいです。
説明書に書いてある分量は無視して、染料1袋(5g)にお湯(200ml)で溶かし、定着剤(10g)を投入。
蓋をして軽く振ったら溶けたようです。早い!使いやすい!
染める
縛った布に染料を染み込んでいくように少量ずつかけます。やっぱりペットボトルの口だと大きすぎて、一気に流れてしまう。ノズルのあるボトルがオススメです。さらにもし持っていたら網の上ですると垂れた染め液が切れるのでおすすめ。
私はノズル付きボトルも網も持ってないけど、なんとかなるよ!
多少ムラが出たり色が混ざったりしてもなんとかなるのがこの染め方のいいところ!
待つ
2色かけて染み込ませました。20分待ちます。たったの20分!
これまでタイダイは一晩漬けなきゃいけないと思ってたのが、お茶を沸かして一息ついたら染まっちゃうわけです!すごいよ!
洗う
20分経ったら、輪ゴムを外して洗剤とお湯でしっかり洗い、乾かします。
こちらはエコバッグ、あれ?スパイラル模様は?(笑)
全然スパイラル模様はうまくいきませんでしたが、綺麗に染まりました。2色のまだら模様はギャラクシー感があって好き。
仕上げ&出来上がり
アイロンをかけると、汚れが目立っていたエコバッグが生まれ変わったよう。
白い布の方はこんな感じになりました。アジサイみたいな色でいい感じ。
この染め方なら子どもでもできるし、待ち時間が少なく約1時間程度で完成するのが嬉しい。とっても簡単で、同じものは作れないところがまた奥深い。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!