赤道圏のクラッシックボードゲーム・マンカラ
クラシックボードゲームと言えば、どんなものを思い浮かべるでしょうか。
チェスや将棋、オセロ、バックギャモンとか。
ドミノも最近は並べて倒す専門みたいになっているけれど、ちゃんとルールのあるボードゲームです。
そんなクラシックボードゲーム界で、認知度に地域差があるけれど、認知されているところでは子どもたちに異常に人気のボードゲームがあります。
それがマンカラです。
「知ってる〜!これ、子どもの時、すっごい遊んだ!」
という人もいれば、
「は?なにこれ。初見ですけど」
という人もいるでしょう。
チェスとかが北の方でよく遊ばれていたことと比較すれば、マンカラは赤道あたりで広まった遊びです。発祥がどこなのかは特定し難いほど昔からあって、エジプト文明よりも古いと言われています。(紀元前4000年説あり)
アフリカ、東南アジアなど広い地域で遊ばれています。
これは国立民族学博物館(みんぱく)に展示してあったチョンカック。
魚の形をしているものなど、工芸品としても美しい。
「カラハ」と呼ぶ地域もあるようです。
遊び方は説明が面倒なので、他のサイトを見てください。(ズボラ)
手作りマンカラで遊ぼう
牛乳パックやガチャガチャカプセルを使った手作りマンカラを見たことがありますが、これまで見た中で一番天才的だったのが、ランチョンマット式の手作りマンカラです。
ランチョンマットみたいなフェルトの布に、12個の丸が刺し子してあるだけ。
小さめのお菓子の缶におはじきが入っていて、缶は蓋と入れ物を分けて置けば、両脇のゴールになります。
折りたたんで片付けできる、天才的なデザイン。
なんだったら紙に丸を書けばいいのか。。。
しかも、ゴールの時に缶に入るので「カラン」と音がするのが気持ちいい。
別に小さなタッパーとかでもいいと思う。
ガラスのおはじきを使えば、音もいいので、何度遊んでも楽しい。
プリミティブなゲームにはゲームとして勝ち残ってきたやみつき感がありますね。
大人が遊んでも楽しいし、子どもも結構強いです。
一家に一つ、マンカラはいかが?
クラスや子ども会の行事でマンカラ大会をするのも盛り上がりそうです!
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