お題「#おうち時間」
長いコロナ対策が続いています。
あちこちで紹介されていますが、国立科学博物館を始め、自然科学系の博物館がおうちで楽しめるコンテンツを公開していますので、ここでもまとめてみました。
(そもそも北海道博物館のページでもまとめられていますが・・・こっちの方が有益情報)
www.hm.pref.hokkaido.lg.jp
それでも行くよ!
①さすが、私たちの「かはく」!一歩先行くVR!
大きな鯨のオブジェが入り口にある国立科学博物館です。
話題のゲーム「あつ森」でも、フクロウの博物館のモデルになったとの噂があります。
コロナで休館になって、すぐ!元々計画されていたのか!?というスピード感でVR撮影が始まり、すごいコンテンツができてしまいました。これぞ国立。
VR機器がなくてもGoogleストリートビューみたいに見ることができるので、超楽しい。
ヴァーチャルだと、リアルと視点が変わるので、常連さんもいつもと違う発見があるかも!?
②何か始めなきゃの大阪市立自然史博物館!
鯨の骨格標本が玄関で迎えてくれます。長居植物園が隣接する自然史博物館です。
かはくと比べるとこじんまりしている博物館ですが、ここを拠点にしたサークル活動は面白そうなものが多いのです。大阪はそこそこのローカル感と人口の多さがちょうど良いのでしょうね〜。
特別展は会期変更「知るから始める外来生物」が、2020年6月9日(火)から始まります。
その展示の解説を学芸員さんがYoutubeでギャラリートークしてくれるのです!
特別展「知るからはじめる外来生物」ギャラリートーク①「イントロダクション:外来生物問題とは」
お、オープニング…!ジャンボタニシの卵のはめ込みパネルから始まるシュールさ!
すごい手作り感…!近所の中学生が描いたのかな。温かみ…!
展示物も手作り感あふれている…。
文化・教育にはあんまり予算がない自治体なのでね。その中で頑張っていらっしゃると思います。在来種・外来種問題については、何をどう問題視するかが問題ですが、「危険!」とかではなく、「知るからはじめる」とタイトルについているところは好感が持てます。学芸員さんが緊張しているし、動画の再生回数…うう。応援したい。
「とかく両極端になりがちなトピックだから、まず知ってみよう」と語る学芸員さんがいいですね!
外来種問題について、私のオススメ本はこちらです。
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③圧巻のNatural History Museum
とんでもなく広い玄関ホールでは鯨の骨格標本や、恐竜など何らかの巨大生物が迎えてくれます。
恐ろしいことに、時々展示替えをするのです。あんな大きいもの、一回設置したら動かしたくないのに。すごいよ。
玄関ホールだけでも見てほしい。骨のようなレリーフの柱をよじ登る猿の彫刻とか、天井にあしらわれたボタニカルアートとか、展示物だけではなく、建築のディテールのやばさ、感じてほしい。
そして、おうちコンテンツが充実しすぎてて、選べない。
とりあえず、恐竜のページだけでも大変なことになってる。
恐竜好きなら英語がわからなくても動画見てたら楽しいのではないでしょうか。
昆虫の標本もそのまま写真に撮ってアーカイブされているのだけれど、解像度高くて笑っちゃいます。甲虫だけでもえぐいボリュームなんですけど。
一般的処理速度とか無視ですね。とても良いです。
とにかくデータ量がすごいです。
最新鋭のカメラで3Dだって撮っちゃうし、標本もあらゆる角度から撮っているそうです。
公開している分だけでも底なし沼なのに。一体どうなっているのか。
英語の専門用語はわからないから探しにくい!勘で検索!
最後に
他にも素敵な博物館はたくさんあると思うのだけれど、3つ選んでみました。
解説慣れしている福井の恐竜博物館の「どこでも博物館」もマニアックな内容で楽しいよ!