なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

運動会の練習シーズンに思う事。ほぼ回想録。

暑い。

平成最後の夏は余熱を残して低温グリル。

このままでは何かの料理になってしまう…なる子です。

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運動会の練習で思うこと

 

世間では運動会の練習が始まる頃でしょうか。

断然10月開催派で6年を過ごした私には、ぴんと来ないのですが、5月開催の小学校も最近は多いとか。

 

運動会の思い出と言えばダンス。

点数の入らない競技を作ってくれて、ありがとう先生。

和太鼓のリズムに乗って手作りのバチをブンブン振って、力強さなら任せとけとばかりに張り切っておりました。

 

新聞紙をくるくる丸めてバチにするのですが、芯を細ーく、ぎゅうぎゅうに丸めたことで、素晴らしくカチカチに固い棒が出来上がり、その仕上がりには大変満足したものです。

 

他の競技は、背は高い方だったのに徒競走で一番を取ったことはないし、騎馬戦も組体操も土台だし、リレーとかにも選ばれないし、応援合戦も普段やんちゃな子たちの晴れ舞台だし、運動会は楽しいけれど、燃えつきない。

 

運動会とはそんな距離感。

 

 

そういえば、ダンスが必修科目になったんでしたっけ?

 

長らく認めたくなかったことですが、どうやら私の運動神経は「運動神経悪い芸人」のオーディションにうっかり呼ばれそうなレベルのようです。

 

まだ、どこかで認めたくないのか人ごとのような話ぶりです。

 

しかし、ボールを投げれば目の前に叩きつけられ、平泳ぎをすれば一向に前進せず、あまりに低いジャンプはふざけてると思われ、いまだに腕立て伏せとはいかなるものか、1ミリも感覚を掴めないまま成人してしまったことを客観的に見ますと、運動神経の鈍さは否定できないのでございます。

 

センスがない。

 

この一言に尽きる。

 

センスがない。

 

この言葉に何度も苦しめられた。

 

センス…音楽センスもそう、10年もピアノを習っていたのに壊滅的な音痴で、音楽に合わせて手拍子するれば、いつの間には半拍遅れていたり裏になっていたり。

 

センス…語学センスもそう、中学高校と必死で勉強してきたにも関わらず、学生の時に受けたTOEICは410点。

留学して少々ましにはなったものの、仕事で使えるレベルに達しない。

 

自分にはセンスがない。あれも、これも。

うう…。

 

 

センスのない自分が、この時代に子どもでなくて良かったと思う事があるのです。

 

とある日、地域のお祭りで、地域の子どもたちが踊っているのを見かけたのです。

地域のダンス教室の子どもたちだったようですが、ヒップホップ調の音楽に合わせ、みんな上手に踊っていました。

 

そう、ダンス、必修になったんだっけ?

 

リズムに合わせてかっこよく踊る子どもたちを見て、「こんなに上手く踊れない、それどころかまず振り付けが覚えられない。」とプチ絶望的な気持ちになりました。

 

「もし、私がこの時代に子どもだったら、世界は暗黒だわ。」

 

 

 負けっぱなしでも、運動会は絶対楽しかったはずなので、運動センスが乏しい子も何かしら楽しめる仕掛けがきっとあるのですね。

 

子どもたちには練習も楽しんで本番を迎えてほしいな〜、と思うのでした。