絵本は自由で楽しい。
作る側も自由な発想で読み手を楽しませる作品をたくさん生み出しています。
絵本は物語だけでなく、その仕掛けに驚いたり、想像が広がったりする楽しみ方もあるのです。
そこで、今回は逆さまに読む本、3選。
まくらのせんにん そこのあなたの巻
まくらと敷布団と掛け布団が登場人物だなんて、設定が狂っている。(いい意味で)
「そこのあなたの巻」では、まくらのせんにんが、「そこのあなた」によびかけます。
読んでいるあなたもお話に参加できる楽しい仕掛けです。
途中から逆さまにして読む本です。小さなお子さん向け。
いってかえって星から星へ
宇宙船から地球にやってきて、帰っていく、可愛い宇宙人(?)たちのストーリーです。最後まで読み進めるとUターンするような形でストーリーが逆さまになります。
戻っていくような形で後半のお話が進みます。無重力空間を感じる絵柄がとても丁寧で楽しい本です。
小学校低学年くらいにぴったり。
光の旅 かげの旅
いってかえってくる系の絵本ですが、モノトーンの世界のあまりの美しさに呆然。
視点を変えても成り立つ絵にどうなってるんだろう、となんどもひっくり返して見てしまいます。
子どもたちはもちろん、大人も楽しめるアートな1冊です。
他にも逆さにしても読める本はありますが、なる子のおすすめ3冊、よかったら探してみてくださいね!