文房具界の沼
昨今、文房具界ではインクが大ブームなんだそうですね。
確かにレトロな雰囲気と、ガラスペンやつけペン、万年筆などアイテムに高級感があってたまりません。
オーダーインクを扱っているカキモリのサイトはお洒落すぎてキュン死。
PILOTの美しい名前のついたインクも素敵
Winsor and Newtonのインクは揃えて持っていたいという夢もありました。
箱も可愛いんだよ。
そんな文房具好きなら絶対に気になるのが自分でカラーインクの色を作ることができるインクの調合キットです。調合に必要なインクとすぐに使える空のペンも全てがセットになって、呉竹のは メーカー希望小売価格 3,300円。
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趣味の世界はちょっぴりお金がかかりますね。
百均がインクキットを販売する時代が来た!
そんな中、100円ショップのダイソーが類似品を出して、巷騒然となったことは皆様もご存知だったりご存知じゃなかったり?
すごいね、ダイソー!!日本の産業は大丈夫なの!?
今日は100円でできちゃう、インク調合の世界をご案内〜!
…って、ちょっと待って!
100円商品じゃなかったよ!要注意ね!
1本110円と考えれば、まあ、そんなもんでしょう。
インク調合セット(5本組)550円
手づくりペンキット(2本組)110円
合計しても660円なので、気軽に楽しみたい人には良いと思います。
中身を確認
5色のインク調合セットには調合の色見本があって参考になりそうです。
ペンは太いのと細いの2本。
ダイソーのすごいところは説明書がしっかりしているところですよね。
バイリンガル表記で、図説もわかりやすい。
初めに「ティッシュやタオルご用意ください。」って書くの素晴らしい。
インクの色確認
イエロー、ピンク、ブルー、グレー
インクジェットプリンターでよく見る、イエロー、マゼンタ、シアン、グレーと同じですね。
発色がとても綺麗です。インクならでは!
もう一本は見えてませんが、薄め液です。色を薄く明るくしたい時に使います。
インクの調合
プラスチックかグラスの容器を用意します。
紫のペンを作ろうと思います。
まずはブルー。
ピンク。
ピンクは多めが良いかな〜。
インクは色が濃いめに見えちゃうので、色の変化はわかりにくい。
ちょっと薄めてみよう。
混ぜ棒に割り箸を使いました。
そのまま紙に試し書きするのに使えます。
手作りペンキット
好きな色に調合できたら、ペンキットの綿芯を入れます。
吸い込みは異常に早いので気をつけて!15秒くらいで一気に吸い込んじゃいました。
吸い込みは8割程度までと書いてあったので、10秒くらいで十分かも。
とにかく早くてびっくりです。
インクを吸った芯を軸(ボディ)に入れます。
ぎゅっと尾栓を押し込んだら、そこからすぐペン先へとインクがじわじわ広がって行きます。
先までたどり着くのにこちらは約1分。
書き心地チェック
たくさん作りすぎちゃったみたいなので、残ったインクは空いてる容器に入れて置くことにしました。
ガラスペンとかインク壺とか欲しくなりますね。こりゃ沼ですね。
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お気に入りの瓶を探してインク壺がわりにするのも良いですよね。
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蓋がぎゅっと閉まって、ペン先が入る口径なら、ハーバリウム用の瓶なども可愛いのが見つかりそうです。好きな色を作って入れて、飾りたいですね!
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カリグラフィーにチャレンジするのも良いかもね!
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過去に作った結晶の山ですが、色をつけるのにインクを使ってみるのも良さそう。
シンプルに色の実験に使ってみるのも楽しいですよ! おすすめです!