懐中電灯のライトで探検するように遊んで楽しめる絵本をご存知でしょうか。
とても人気のようです。例えばこの、「ふしぎなライトでさがす うみのいきものどーこだ?」という絵本、世界で11万部のゲストセラーなのだそうです。
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ご存知のない方は、「ブラックライトで光るのかな?」とか、「特別なライトが付属しているのかな?」と思うかもしれません。
実は仕掛けは意外にシンプルで、なるほど!と思うものでした。
黒、透明の2層になっている絵の間にライトの光を模した紙を挟み込むのです。
下の層の紙が黒かったので、何が描かれているのかはっきりわからなかった透明の層がライトが差し込まれることでくっきり鮮やかに!
かなり楽しい。気になる方はぜひ買ってみてください。
同じ仕掛けの絵本は他にもあるので「スポットライト 絵本」などで検索してみてくださいね。
さてさて、このしかけ、全く同じようにはできないけれど、応用すれば工作に使えるな!と思い、チャレンジしてみることにしました。
用意するのもの
・黒画用紙
・OPP袋 or OHPフィルム
・マジックペン
・白画用紙
・ホッチキス
・ハサミ
OPP袋というのは、よく商品を入れるのに使う透明の少し張りのある袋です。
画用紙も袋も同じ大きさ、例えばA4とかで揃えたりすると作業が楽です。
100円ショップでも売っているかもしれません。とにかく安い。
あと、余ってもちょっとしたことに使えそうですよね。
お友達へのプレゼント入れたり、フリマサイトで商品送ったり。
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もっとしっかりしたフィルムで作りたい場合はOHPフィルムをおすすめします。
インクジェット用も売っていますので、マジックペンのインクののりも良いです。
OPP袋はしわくちゃになりやすいのが難点ですが、OHPフィルムなら、その点かなり丈夫です。パソコンで描いたり編集したりしたものを印刷することもできます。
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作り方
①私はOPPで節約コース。OPP袋をサイド一辺を残し、カットします。画用紙と大きさが違う場合は揃えて切ると良し。
②OPP袋から切り出したフィルムに黒画用紙を挟み込み、閉じている方をホッチキスで止めます。
こうすることで両面フィルムをめくって使えます。片面だけでいい人は、①の段階で完全に切り離して袋を2枚に分けるといいです。
③下書きが必要なら下書きをした白い紙を。下書きなしなら白紙を挟みます。
透明のマジックペン、マッキーやプロッキーで絵を描きます。
できるだけたくさん描き込むのがおすすめ。
テーマを決めて書くといいですね。
・海のいきもの
・森のいきもの
・お化け屋敷
・スケルトン
などなど。
④ライトつきの懐中電灯を作ります。サイズはA5の紙縦長。
色も塗るとリアリティが出て良いです。
絵が描けたら切り出します。
ちょうど高さが揃うくらいにできました。
早速差し込んで遊んでみましょう。
どんな動物がいるかな?と探しながら遊ぶのが楽しいですよ。
え!?宇宙人!?
いかがでしたか?
想像力溢れるアイデアで楽しんでくださいね。