子ども電話相談は夏の疲れた心の癒し
「夏休み子ども科学電話相談」の聞き逃し配信も9月30日で終わってしまう。
この夏、どれだけの癒しをもらったことか。
特に、通勤時間に聴くのがいい。
朝の通勤ラッシュで押しつぶされそうになっても、かわいい子どもたちの「こんにちはー!」に、ふっと口元が緩んでしまう。
そうです。日本のサラリーマンには子ども電話相談が必要なのです。
話は変わりますが、私は、日本の首都をぐるぐる回っている緑の電車の1番空いている車両がどこか知っています。
教えません。
混んだら困るから。
空いていると言っても、必ずしもすぐにシートを確保できるとは限りません。第1段階で成功しなくても焦ってはいけない。段階的に席取り作戦を実行するのです。
長年培った鉄分多めの野生の勘と女の勘で、次の駅で降りそうな人の前のつり革をぐいっと引き寄せます。
この勘はそこそこいい線いっていると思います。
的中率は3割五分くらいでしょうか。プロ野球のバッターの打率と比べてもそこそこいいでしょう?
まあ、次の駅で降りなくても、数駅で降りてくれることがほとんどです。
自分が降りる駅まで座れなかった不幸は、一年のうち1回くらいなもんです。
そんなこんなで、やっと腰を降ろすのですが、、、
狭い。
いかにしてこのように狭いのか。
電車のシートのせいだった
地方出身者の私は、東京の人が平均的に背が高いような気はしていました。
女の子だって、モデル級やバレーボール選手級の長身の人がとても多い。
もしかしたら、男性も体の大きい人が多いのかもしれない。
電車のシートに座る人はぎゅうぎゅうです。
最近のロングシートはバケットシートになっていて、くぼみがついているため、体の大きい人も小さい人も同じ幅しか用意されていません。
足を開いてどかっと座るおじさんが大嫌いなので、このバケットシートはありがたい。
でも大きい男性の横にはなるべく座りたくないのです。
肩が邪魔だからです。
やっぱり東京の人は大きいのかな。。。
そんなことを思いながら、肩をすぼめて座る毎日。
いや、おかしい。
地方都市在住だった時、女の美しさは姿勢からと教えられ、電車で座っている時も肩を後ろに下げて背筋を伸ばす努力をしていたもの。
なのに、東京の電車の中ではどうやっても背筋が伸びない。
座ると自然に背中が丸まってしまう。
肩が開かない。
もしや。。。。。このシート、狭いんじゃない?
と、調べたところ、以前住んでいて地域の電車の一人当たりの座席幅はだいたい470〜485mmとのこと。
対して首都圏内の主な路線は450mm!!狭いっ!!
なんとJIS規格では430mm以上あればいいってことで、2、3cmの違いに苦しんでいるのに5cmも狭くなったらもう通勤しているだけでエコノミー症候群になっちゃう!
大量のサラリーマンを効率よく運ぶための知恵なのでしょうか。
立っても座ってもすし詰めなのです。
バード川上先生が教える翼のしまい方
このような電車通勤の不快感を少しでも和らげる為に、ラジオは欠かせなくなってきました。
あと少し聴いてない放送回がありそうなので「子ども電話相談」はエコノミー症候群の私を9月いっぱい癒してくれそうです。
ヘビーリスナーの方はご存知でしょうけど、電話相談には名物先生が何人もいます。
その一人が鳥類学者の川上和人先生です。
巷では「バード川上先生」と呼ばれているようです。
「ダイナソー小林先生」とのやりとりが最高に楽しいのです。
その川上先生が、電話相談の中で、『鳥の翼の収め方』を説明してくれていたので、聴きながらやってみました。
①まっすぐ手を下ろす。
②ヒジの位置をそのままにして曲げる。
③手首を折りたたむように曲げる。
④そのままぐっと背中に入れる。
お、おおおお〜〜!これは〜〜!!
肩甲骨に、超・効く!
通勤電車で凝り固まった肩こりに効く!
川上先生、ありがとう!
どこまでも、「夏休み子ども科学電話相談」は私を癒してくれるのでした。
おしまい。