なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

子育て系のお仕事の皆さん、食べてますか?

お出かけして運気をあげよう、もしくは家をお掃除しよう、みたいなことを書いたばかりなのですが、子育て系のお仕事をしていると、「そんな心身の余裕なし!」という方も 絶対いると思います。

 

私も、そうだった。

 

ma-naru.hatenablog.com

 

今回は食事の話。

 

子育て系のお仕事の皆さん、ちゃんと食べていますか? 

 

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給食で命をつなぐ保育士

私の知っている保育園では、給食室があって、早朝から野菜を煮込んで「だし」を取り、スープを作っていました。化学調味料を全く使わない天然の味。栄養士さんは、「もっと食材にこだわりたい!」という意識高い系でした。

 

「赤ちゃん預かるんだから当然でしょ。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は正直、保育園給食がそんなにすごいものだとは知らず、感動しました。

 

働きながら育児して、家で早朝から野菜のだし取れるかって言ったら絶対に無理。働いてなくても私には無理。そんなこと、やったことない。

 

せいぜい煮干しで味噌汁の出汁をとったことがあるくらい。それだって顆粒だし使ってる人多いと思うのよね。

 

さて、近年子どもの貧困が問題視されることが多く、給食が命綱になっている子どもたちがメディアに取り上げらることもしばしば目につきます。

 

実は子どもだけではない。

給食で命を繋いでいる保育士さんは少なくないはず。

 

 

早朝から子どもを預かる保育士さんの朝は早い。

勤務地が遠くて朝5時台に家を出ている、という話も聞いたことがあります。

彼女はとても素敵な保育士さんで、自分自身のお子さんも育て上げている。

なんでもできそうなイメージだったのですが、こう言いました。

「料理はもうしないって決めてる。割り切ってる。」

 

実際、朝早くから出勤して、勤務時間は1秒も気が抜けないような現場で、夜遅く帰宅したらヘトヘトで、下手すると持ち帰りの仕事がある保育士さんが家事を完璧にこなすなんて、サイボーグレベル。

 

給食って本当に素晴らしい。

給食が出る施設では保育士や職員も有料でお昼ご飯が出ることがあります。

栄養士さんが栄養バランスを考え、調理師さんが作ってくれた本当に美味しいご飯。

 

 

荒んだ食生活の中のオアシス。

 

特に、まだまだお給料が低い若い保育士さんは生活費も助かっているはず。

 

給食がなかったら、今以上に倒れる人や辞める人が多くなるのでは、と思うぐらいです。

 

学童や放課後系など給食がない施設で働く人の食事情

放課後系の仕事をしている人たちのお弁当を見てきましたが、やはり、「賃金が低い」という事実を無視できない。

 

社食はないし、OLさんがランチに行くエピソードとかを見聞きする度に異世界感が凄まじい。外食ランチなんて、経済的に考えられないですから。

 

大雑把に分けて3パターン

①実家暮らしは、母の手作り弁当←一番豪華な傾向あり!

②一人暮らしでもそこそこちゃんと作ってくる(そういう人も稀にいる。)

③一人暮らしはコンビニ弁当になりがち

 

そもそも若い人たちは一人暮らしすら難しい。

特に東京。給料低すぎ、家賃高すぎ問題。

 

そして、ストレス多くて家事が手につかない問題。

→看護師さんなんかよく聞きますよね。家がゴミ屋敷とか。

 

私も職場が家から近かった時はお弁当作り頑張っていましたが、遠かった時はだんだん料理自体しなくなってきてしまいました。

 

ある日、猛暑続く夏に作り置きしていたオカズをうっかり蓋も閉めずに冷蔵庫に入れ忘れ、帰宅してから泣く泣くゴミ箱に。

さらに早朝出勤でバタバタしていたらゴミ出しの日をうっかり逃し、何重にもゴミ袋を重ねて、それでも異臭がして寝られない。という苦しみを味わいました。

 

それをきっかけに、あの保育士さんの言葉を思い出したのです。

 

「作らないと決めた。」

 

自炊節約派だったのに、忙しさで心の柱がぽきっと一つ折れた事件でした。

 

実際に見た、「それでも一人暮らし!」という子の節約弁当3選

①ご飯に安いレトルトおかず(牛丼とか、カレーとか)かけるだけ

②おにぎり。それだけですけど、何か?

③タッパーにキャベツ入っているだけ。ドレッシング持ち込み。

 

私も実際①はよくやってたな〜。ミニキッチンを使わせてもらえたので。

でも③のキャベツとか、カップ麺ばっかり食べている人とか、本当に心配になりました。それでは栄養バランスくずれちゃうよ。

 

私はエンゲル係数高めになっても食は譲れないタイプだったので、わりにしっかり食べていましたが、奨学金返しながら一人暮らしをしている新人さんとか、もう食費しか削るところがなくて、キャベツ生活で。そうすると体調も崩しやすいし。見ていられない。

たまに先輩ヅラしてご飯に連れ出したりしていました。

 

子育て系で働いている人たちに対して、世間って期待してしまうと思うんですよね。

自分のこともしっかりできた上で、子どもたちのお手本になっているような。

 

ああ、こんな食生活、子どもたちに見せられない!

 

もう少し、心の余裕や金銭的余裕を持てればいいな。

 

子育て系のお仕事の皆さん、体調が悪くなったら食生活見直してほしい。

その場しのぎのカロリー摂取ではない食事。

やっぱり食べ物って大事です。