
平城京大極殿です。
天気が怨霊が出てきそうな演出までしています。立派ですね〜。
復元建築とはいえ、こんなにすごいのに、観光客はほぼおらず、ただただ広い。
年末だったので、関連施設がお休みだったこともありますが。
この大極殿の北側には、やはり、歴史のある場所、古墳群があります。
まあ、もはや古墳がない場所などあるのか、と思うような、古墳・遺跡ザクザク奈良ですが、平城京のすぐ近くだからか、巨大な天皇陵がたくさんあって、佐紀古墳群と呼ばれるような場所もあります。あまり知られていないと思うのですが、大きすぎて、一部住宅とかになっちゃって全貌が見えないようなものもあってすごいです。
この日12月30日、私の目的地は平城京大極殿のすぐ北側にある、佐紀神社でした。
佐紀神社と呼ばれる場所は池を挟んで二つあり、西側にあるものを(西畑)、東にあるのを(亀畑)と呼んで区別しているようです。なぜ、二つあるのかはよくわかっていないそうです。分社とかでもなく、二つとも式内神社という格の高い神社なのだそうです。
佐紀神社(亀畑)
亀畑の方から訪問しました。

何かを燃やしたような跡。
年末なのでお正月の準備が進んでいるようでした。狛犬にしめ縄、艶々のウラジロ!

なんだか素朴でいいですね〜。
一説によると、こちらの佐紀神社、680年ごろの建立と言われているのだとか。
平城京の遷都もまだですね!
お昼過ぎごろに行ったのですが、亀畑の方は、私が見たかった例のやつはまだ準備できていなかったようです。
佐紀神社(西畑)
池を挟んで西側にもう一つの佐紀神社があります。
お目当ての年末恒例の景色が広がっていました!!
これです。

お分かりいただけましたでしょうか。
テレビにも取り上げられたことがあるらしいのですが、小さな砂の山が、絶妙な間隔で置かれています。
「砂モチ」と呼ばれているそうです。
年が明けると、お参りに来た人が踏むことで、新しい砂が広がっていく仕組みのようです。
低い位置にあるしめ縄は、大人がお辞儀をすればくぐれる高さに設定されているようです。
また年は明けていなかったので、鳥居の外から拝むにとどめました。

壮観ですよね。美しい。
こんな脇道にも。

こちらは裏参道っぽい。
もはや日本に見えない。

写真だけ見せられたら、異国のジャングルの風習と言われても信じそう。
本当に素晴らしいです。
釣殿神社
隣の釣殿神社では砂モチ制作中でした。

他の見学者の方が「西畑に比べると、ざっくりしていて、それぞれの神社で個性があって面白いですね〜」と教えてくれました。
この3つの神社、敷地面積的にはどれも小さな神社ですが、それぞれに別の集落の氏子さんがいて、それぞれの氏子さんが砂もちを整えていらっしゃるようです。
びっくりです。神社密集しすぎじゃない?
私の実家なんて、ニュータウンってこともあり、電車とバスを乗り継がないと氏神神社に辿り着かないのに…!(笑)
そんな人口密集地でもないので、本当に地元の方々が恒例行事を絶やさないよう頑張っていらっしゃるんだな、と思いました。
佐紀古墳群
おまけではありますが、日本で初めて肖像入り紙幣に採用されたという神功皇后の陵墓もこの辺り、と聞いて行ってきました。どの古墳もデカすぎで、参拝口?も同じような感じなので、写真を見返してもよくわからなくなってしまいました。以下のどちらかだと思います…。
宮内庁管轄の古墳の中でも、周辺が超手入れされている感じがします。年末だったからかな。


巨大古墳については本当に上空から見ないとわからないような。
奈良の古墳については、山の尾根に沿って、その地形を活かしつつ、地位の高い人ほど、小高いところに作られた傾向があると聞きました。
確かに、佐紀神社あたりが奈良盆地の北限となり、その先は山の麓というか小高い丘が連なっていて、その上に巨大古墳が並んでいる感じがしました。
一方、佐紀地区にあってという寺や城郭は、明治時代に廃仏毀釈などの憂き目にあったようで、例えば超昇寺跡は鬱蒼とした竹薮になっていました。
最後に
洗練された日本文化を感じるなら京都、ミステリーを感じるなら奈良って感じがします。
楽しかった!
年に一度の砂もち。
もし、タイミングが合えば、平城宮跡や古墳巡りとセットでおすすめ!
地域の大事な風習なので、節度を持って、マナーある見学を〜。
私にピッタリでした。おすすめ古墳本↓
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