なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・子育て(独身子なしですけど)ブログ

停電中の祖母宅へ向かい、救出する大作戦

房総半島に住む祖母がおりまして、台風15号の影響で停電中です。

 

台風一過の9月9日(月)は電車も運休。停電も回復の兆し乏しく、独りで住む90歳の祖母の様子が心配です。

 

祖母は携帯電話を持っているのですが、バッテリーが切れたのか月曜日の夜に音信普通となりました。

 

祖母宅は田舎にあるため、水道が引かれておらず、井戸水をポンプで引き上げて家屋内に配水しています。このポンプが電動なので、電気と水道が止まった状態。

プロパンガスは使えるし、毎晩洗濯用にお風呂の水を貯めているのが幸いして、トイレの処理はバケツでなんとかなっている。

 

しかしながら連絡が取れないとなると、祖母は高齢だし、車ももう免許返納済みで身動きも取れないし心配だ、と母が騒ぎ始めました。

 

親戚中で一人だけ自由のきくやつがいる。それが私。

 

お隣の家の方へ孫が行くことの伝言を頼み、10日火曜日の午前中に房総半島へ向かうことになりました。

電車も一部動き始めていましたが、遅延や混雑があるかもしれないので、交通費は倍ほどかかるけれど、羽田空港から地方駅へ向かうリムジンバスを利用することにしました。アクアライン経由です!

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都内から羽田空港国際線乗り場へ。

飛行機には乗らず、高速バス乗り場へ。

チケットを買って乗車。車内はとても空いていました。道路は少し渋滞しているところもあったけれど、信号もついているし、思ったよりスムーズに到着。

祖母宅最寄駅で下車し、ここからタクシーです。

こちらの駅では電車が一部再開しており、電車を待つ人の姿がありました。

祖母の家は断水しているので、念のため駅のお手洗いをお借りしました。トイレは問題なく利用でき、JRのコンビニ、NEWDAYSも開店していました。エレベーター、エスカレーターは止められていました。

 

タクシー乗り場には2組の先客がいて、順に来るのを待っている様子。ただ待ってるだけだと時間がかかりそうだったので、地域のタクシー会社2件に電話してみました。…しかし、繋がらない。

 

1件に関しては呼び出し音も鳴らない。

 

仕方ないのでそのまま待っていると続けてタクシーが来てくれたので、あまり長く待たずに乗ることができました。

「いやあ、電話が繋がらなくてどうしようかと思いました。」と運転手さんに言うと、「本部が停電で繋がりませんよ。」とのこと。

「このあたりも踏切の向こうが全部停電だと思いますよ。」と言っているうちに踏切を越え、そこから景色が変わりました。信号が全部消えています。お店も全部閉まっていて、バスに乗っている間、街道沿いにちらほら見た洗濯物が干している様子もなくなりました。

 

停電エリアです。

 

これはまずい。翌日には祖母を東京に連れ出す予定で、リムジンバスを予約しているのです。

「運転手さん、明日の朝来てもらえませんか?駅まで来たいのです。」

「明日はいないんだ、すみませんね。」

「お仲間とかで頼める方はいませんか?」

「いないねぇ。」

 

これはしまった。想定外だった。

 

無事祖母宅へ到着し、呼び鈴を押して「あ、電気ないんだった。」とミニひとりコントをしてから勝手にドアを開けて入り、無事祖母と再会しました。元気そうで一安心。

 

電話が通じなかった祖母の携帯はバッテリーが残っていました。

通信障害だったようです。ただ、使い方がよくわかっていない祖母も、決めていた時間に娘から電話がかかってこなかったので、もう繋がらないと思い込み、自分からかけることもしなかったようです。

祖母宅では私の携帯も通話とラインはかろうじて使えるものの、ニュース検索やその他SNSはつながったり繋がらなかったりで、通信制限を受けているような状態でした。これでは情報収集もままなりません。

 

やはり、水曜日には東京に連れて行きたい。

祖母がタクシー会社の電話番号をたくさん控えていたので、片っ端から電話したところ、個人タクシー協同組合に繋がり、前日予約はできなかったものの、「利用の10分前に電話ください。」とオペレーターのお姉さんに言われたので一安心。このちょっと辺鄙な場所でも早めに連絡すれば大丈夫なはず。

 

暗闇の中、ランタンで明かりをとって即席の夕飯を食べ、熱帯夜を一晩過ごし、無事11日(水)の昼過ぎに前日と逆のルートで都内に祖母を連れ戻ってきました。

 

千葉県内ではまだまだ停電と断水が続いているエリアが広範囲であり、大変過酷な状況です。

 

家を守り、近所で助け合いながら、たくさんの人が電気の復旧を待っています。

早く日常を取り戻せますように!千葉のみなさん、どうかどうか頑張って!