信頼を築くということは一朝一夕では成し得ない。
せっかく築いた信頼も、ちょっとしたことで一瞬で失うことがある。
仕事も友達付き合いも、コンビニやレストランなどのお店の人と対面するときも、相手に敬意を持っていたい。
日々の積み重ねが信頼という財産を築くと思う。
ブログを始めた時、いろんな可能性にチャレンジしようと決意しました。これまで使っていなかった、Twitterのアカウントも作りました。(活用できてないけど)
Twitterで新プロジェクトのためのお仕事依頼をされているのを見つけ、「ファーストペンギン!!」という気持ちで飛びつきました。
採用していただき、いくつか納品して、請求書も出したけれど、プロジェクトも始動せず、そのまま相手から連絡が来ない状態が1ヶ月続きました。
問い合わせると、「請求書が経理で保留されていた。プロジェクトは流れてしまったけれど支払いはします。」とのこと。決して短くはない時間を割いて納品したので、ありがたいと思いました。再度請求書を、ということだったので本当は紛失していたのかもしれません。
明日にでも入金してくれる、ということだったのだけれど、そのまま、また1週間。
何か私の方でミスがあったのではないかと思い、自分の送った請求書の口座番号を何度も確かめ、何度も記帳に行き、何度も通帳を確かめたけれど、「明日入金」してくれるはずのものは見当たらず、もんやりしたものが胸の奥に生まれたのでした。
お金のことを催促するのはあまり気分のいいことではないのです。
しかも、お互いにどちらの不手際なのかはっきりしていない場合はなおさらなのです。
相手の会社にとってはあまりにも単価の低い仕事だったので、他の優先順位の高い案件に隠れて忘れられていたり、後回しにされていたりしていたのじゃないかと疑ってしまったのです。
振込自体を忘れていたのでないのなら、口座番号を打ち間違えたとか、スタッフのミスか、伝達ミスか、それとも社長自らのミスなのか。もしかすると、真摯に行動したのにうまくいっていなかった、ということがあるかもしれないのです。
それでも、やはり、仕事をして対価なしで、泣き寝入りはしてはいけないと思い、もう一度確認していただくようお願いしました。
今度は即日入金していただけました。
本当に小さな額ではありますが、例えば、このブログで同じだけ稼ごうと思うと、何年かかるか、その少額でさえ稼げるようになるかもわかりません。
(このブログは今、収益ゼロです。)
そんな中、少額でも、自分の得意分野でお金をいただける仕事ができるなら、と思い、必死で頑張ったのです。
そんなお金が絡むと、より一層、信頼を失うのは早いです。
SNS上で、人気のインフルエンサーで、言ってることもすごくまともで信頼できる人なんじゃないかと思っていました。
その人自身「信頼を得ることは財産になる。」というようなことを言っていたと思うのです。今回の案件は、私に対してのお助けプロジェクトなんじゃないかと思うほどに嬉しかったのです。
でも、お金がなかなか振り込まれない。プロジェクトも始まらず、連絡ない。(残念ながら結局立ち上がらなかった。)
少額ですけど、下手すると大きな不信感抱いてしまうよ!
これまで私が仕事した相手は、みんな支払い超早い、約束に忠実、めちゃめちゃ対応いい人たちばかりだったからね。
お金の請求を何度もして、私って嫌な感じだったかしら。
でも、振り込まれないまま黙っていたら、「あの人は信用できない。」と思って、フォローも外したり、変なツイートしたり、無意味な怒りになっていたかもしれない。
時間はかかったものの、結局は振り込まれたので、相手を信用し続けて、確認依頼をして良かったと思う。
今回思ったことは、「長引くと良くないな。」と言うことです。
もっとスピーディに問い合わせすれば良かったかもしれないです。
結果的に間隔をあけて督促したことは、相手にもダメージだったかも。
もっと爽やかに、「〇〇日までにお願いしま〜す!入金確認したら連絡しますねっ♡」みたいなノリでガツガツいけば、さっさと終わったかもしれない。
相手の方が知名度もあり、世の中から信頼されている。私のような者の方が、SNS越しで全く姿が見えない不審者と思われてもおかしくないんだろうな。
今回のことは、お互いに信頼を失ったわけではない、と思っていますが、一瞬で信頼は失う可能性があるのだ、ということを学びました。
忙しくなった時こそ、細やかな配慮や、丁寧な仕事が大事になってくるんだな〜、と今日はそんなことを思う一日でした。