なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

ダンボールで編み物・冬のインテリア『ウィービング・タペストリー』

Weaving Tapestry

ウィービングタペストリー、編み物で作った壁飾りです。海外でも大人気です。

実は、安い、簡単、小学生でもできる三拍子揃った楽しいクラフト。

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こんな素敵な壁飾りが、子どもでも作れます!余った毛糸や布、着なくなったお気に入りの服、、、専用の編み機がなくても、家にあるものだけで作れるので、お家で過ごしたい冬の週末のアクティビティにもぴったりです。今回はそんなウィービングタペストリーの作り方を紹介します。

 

 

 

 

用意するもの

ダンボール板 一枚

・毛糸の余りや布の端切れなど 適量

・棒や枝、流木など 1本

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もう着ることのないシャツやスカートなどを細く切ればフリンジや編みに使うことができます。柄が入っているものも可愛いです。冒頭では、「余った毛糸を使えば良い」と言いましたが、うちには毛糸が全然なかったので、今回は4種類の毛糸を100円ショップで買い足しました。

 

吊り下げように、加工した棒が良ければ、100円ショップでも売っていますし、買わなくてもその辺の植え込みに落ちてる枝とかで十分です。旅の思い出に拾ってきた流木を使うのも素敵ですね。

 

作り方

1 ダンボール編み機を作る

 

ダンボール板を使います。作りたい大きさに合わせて用意するといいですね。

今回は25x18cmくらいのダンボールを用意しました。上と下の辺に1cm間隔の切れ込みを入れていきます。切れ込みの数は偶数にしておくと、最後の処理がうまくいきます。

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2 縦糸をかける

縦糸をかけます。一番端からダンボールを巻いていくようにぐるぐると切れ込みに引っ掛けていきます。太めでカラフルな糸や、麻糸を使ってもおしゃれですが、今回は薄い茶色の細めの毛糸を使いました。(100円ショップ、ひつじちゃんナチュラル 中細)

なんてことでしょう、作り方を紹介するのに一番向いていない色です。

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伝われ!

 

3 フリンジを作る

フリンジとは下の方にぶら下がっている飾りのことです。今回は細く裂いた布を使います。もちろん毛糸で作っても可愛いです。毛糸を使う場合は2〜3本束ねて使うと良いです。

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ボリュームを出すために細く切った布を2本束ねて使います。半分に折ります。

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輪っかができるように縦糸の下に通します。

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反対側の端を輪っかに通します。

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布切れの端をしっかり引っ張ります

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フリンジ部分ができました。途中でレースのリボンをアクセントに入れてみました。

長さは綺麗に切りそろえるのも素敵です。私はランダムな感じが好きだな〜と思ったので、長すぎるものだけ切って、あとはそのままにしました。

 

4 平織り

横糸を通していきます。アメピンを使うと通しやすいです。

細い毛糸は2本まとめて編み込んでいくとザクザク編んでいけます。

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平織りの基本は、縦糸を一つ飛ばしに潜っていくことです。尻尾部分の切れっ端は、縦糸に結びつけるか、数センチ残しておいて最後に処理するか。子どもが作るときは結びつけておくのが作りやすいと思います。

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折り返し部分です。下段と逆の糸を潜るように通していきましょう。

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一段通したら程よく引っ張って、指でキュッキュッと下げてあげるとしっかりした織り目になっていきます。

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しっかり下に寄せていきます。どこの段で糸の種類を変えても大丈夫です。

ふわふわしていたり、太い毛糸の後に細いのを編むと安定します。最初と最後の数段は細めがオススメです。

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端っこたくさん出ていますが、編み終わりました。

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5 三つ編み風の編み方

三つ編み風の段の作り方です。縦糸にくるくる巻きつけるように通していきます。

ふわふわの羊毛糸をふんわり巻きつけるのが可愛いです。

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上段もくるくる巻きつけます。ふんわりと。

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あら不思議、三つ編みみたいに見えますね!ぽっこり浮き上がってとても可愛いワンポイントになりました。

 

 

6 縦糸の処理

編み上がったら、背面の縦糸を切ります。

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フリンジ部分は、端から2本ずつ取って、固結びしていきます。これで解けにくくなります。

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タペストリーの上部は枝に結びつけていきます。全部結んだ後、余分な長さが残っていたら、切り落としてもOK。

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7 横糸の処理

横糸の種類を変えるたびに、びろびろと残る余り部分。

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裏側に持ってきて、縦糸に引っ掛けておくだけでOK

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 この処理が難しいと感じる場合は、糸の終わりで余った部分と、次の糸の初めの部分を結んでつなげて、余分な糸を切ってしまうのも一つの手です。

 

完成

枝にぶら下げ用の紐を結びつければ完成です。

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 見ているだけでほっこりしますね。大人が作るとどうしても綺麗にまとまってしまうのですが、子どもが作ると引っ張る力が強すぎて、だんだん細くなってきたりします。糸の処理もうまくいかなかったりするので、ぴょんぴょん糸が飛び出ていたり。それでも素敵に仕上がります。不器用でラフでちょっぴりグチャっとなっている方が、アートなオブジェになってかっこいいのです。

 

和柄の布切れや藍色で作れば、和のインテリア。デニムで作ればブルックリンテイスト。色々アレンジもできそうです!

 

 

 

 

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