久しぶりに東京駅に行ったら、丸の内側の工事が終わっていて、綺麗になっていました。写真スポットとして観光客にも人気です。
この辺りにはステーションギャラリー、出光美術館、三菱一号美術館、八重洲側にもブリヂストン美術館、など、上野に負けない勢いで美術館がひしめくエリアです。
その中で、なる子イチオシは「インターメディアテク」です。
東京駅丸の内、旧郵便局の建物であるKITTEの中にインターメディアテクはあります。2階、3階とあるのですが、一応エントランスは2階になっています。
ここは、東京大学所蔵の標本や考古学などの研究資料のコレクションが展示してある場所なのです。入り口から鹿やキリンの骨格標本がお出迎え。
レトロなラベルなども再現。
アンティークなコレクション棚など、家具にもこだわりがあります。
その展示の仕方はまるでタイムスリップした外国の博物館のようで、本当にかっこいいのです。
大好きで大好きで何度も行っています。
ロンドンの自然史博物館も大好きで通っていましたが、ロンドンの博物館ってすごい規模で無料なんですよね。
一方インターメディアテク、小規模ではありますが、内容は充実しています。そして、入場料は無料!
現在は世界の巨大な植物の標本を魅せる「メガロマニア植物学」やマダガスカルの祭具類を紹介する「ケ・ブランリ・トウキョウ 聖霊の声」などの特別展示も開催中。
パリのケ・ブランリ美術館のコレクションとのコラボ企画は継続的に展示物の入れ替えもあるようです。
本当に素晴らしい。
そんなインターメディアテクをビジュアルで紹介したいところなのですが、ここ、写真撮影は禁止!
残念ながら画像でお伝えすることができません。
研究者の方が実演で標本作っていたりするのです。
鳥の標本の下に羽根を散らしたり、箱に入れてる風で標本がはみ出てる演出とか、コレクションボードの引き出しに「指紋」って札がついていて、「どういうことだろう。」って考えたり、展示物を支える土台の作りの豪華さにときめいたり、とにかく毎回行くたびに発見があります。
INTERMEDIATHEQUE展示物の検索もできるので、ちょっとウェブサイト覗いてみて!テスト公開中って書いてあるので、いつかなくなったり有料になったりする前に!もう、日本の最高学府の研究資料に、キュンキュンして目眩と動悸がするよ〜。
さあ、みなさん、インターメディアテクに行きましょう。
売店で東大グッズも買えますよ!