久しぶりすぎるブログは、1ヶ月以上前に行った「THE GINZA SPACE」のレポートです。
あづま通りという中央通りから1本裏にある小さな通りに「THE GINZA SPACE」はあります。
この通りにはトリコロールっていう老舗の喫茶店がありましてね。
エクレアとカフェオレが人気。写真はメイドさんオススメのチーズケーキですけども。
カフェオレのコーヒーとミルクの割合をどうするか聞いてくれるんです。
そして、高いところからコーヒーとミルクのポットを傾けてカップの中で混ざるように入れてくれるんです。ちょっとした曲芸です。
高いところから注ぐから、泡がすごいことになってます。
食べ物レポートは置いといて。。。
「THE GINZA SPACE」は資生堂の子会社が運営していて、昨年オープンした時には「資生堂の新しいギャラリー」と噂が立ったものです。
資生堂の名前はどこにも見当たりませんが、1階が化粧品売り場になっています。ギャラリースペースはこの黒い壁の中の階段を下ったところです。
カーブのついた壁と石の階段が超おしゃれじゃ〜。
私が行った時は「幻想の銀河 山本基X土屋仁応」展が開催中。
鏡が敷き詰められていて、フォトジェニック。
天井も。
なるほど。照明が当たって、反射で壁にも映ってますね。
綺麗可愛い鹿さん。鹿さん担当は土屋さん。
漂ういかにも東京藝大って感じ。仏像作るのも上手そう。
一方、塩で描かれた波のような模様は山本さんのパート。
塩です。ソルトです。キラキラして綺麗ですよね〜。
山本基さんは、亡くなった家族の追憶をお清めにも使う塩で描いている作家さんで、東京でも何度か拝見していて「すごいな〜」と思っていたのです。
こちらはポーラアネックスギャラリーでのインスタレーション作品。
吸い込まれそう。
会期が終わったら、塩を集めて海に還す。始まりから終わりまで全てが儀式のようで、厳かな気持ちになりますね。
今回のコラボ展示は、正直言うとそんなに好みじゃなかったんだけど、どうしてかな。
鹿さんと合ってないってのもあるけど、もしかして、山本さん、何度も儀式繰り返すうちに、追憶の気持ちもだいぶん浄化されたのかな〜、、、なんてね!
消えてしまうアートだから、偶然またどこかで出会えるといいな〜。
「THE GINZA SPACE」での鑑賞後、「引換券」みたいなのをもらって1階の化粧品店に行ったら、化粧水とかのサンプルくれました。
ありがたや〜。
銀座は企業系ギャラリーが本当に楽しい。
THE GINZA SPACEは壁の角がない(丸くなっている)美しい空間で、一見の価値あり。
展示によって違う雰囲気になりそうです。
よく行く美容院も近いし、また行きま〜す!