なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

ロンドンから日帰り旅行にぴったりなあの街、Rye(ライ)にあえて一泊する。

RYE(ライ)

アッシュフォードインターナショナル駅で乗り換えれば、ロンドンの主なターミナル駅(セントパンクラス、チャーリングクロス、ビクトリア)から2時間程度で行くことができる人気の観光地です。南の海岸に近い中世の町。

駅で聞けば、一番安いチケットを探してくれます。これはオフピークリターン。もう一枚帰りのチケットがあり、往復44.30ポンド。リターンチケットはオフピークの時間であれば、1ヶ月間いつでも日にちを選べるタイプでした。

セントパンクラス駅から出発したのですが、この駅はいくつかの鉄道路線が別々のプラットホームを持っているので、先に窓口で聞いておくと良いです。

一言にナショナルレールと言っても、イーストミッドランド、サウスイースト、サザンレイルウェイ、など色々あるのです。

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ライは数時間で一周できちゃうほど小さな町ですが、中世の家々がそのまま残った街並みにきゅんきゅんします。

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町のお店がスポンサーになって、こんな可愛いタウンマップを作っています。

スーパーやカフェなど、いろんなところに置いていて、フリーでもらえます。f:id:ma_naru:20190618142152j:plain

駅から町はすぐ。駅前には駐車場もあり、観光バスが昼間はやってきます。イギリスのおじいちゃんおばあちゃんたちが、バスツアーでやってきてランチしたりお茶したり。パブで一杯飲んで帰っていく。電車でもアクセスが良いので、日帰り旅行に大人気。

 

なる子も何度か友達や家族と遊びに来たことがある大好きな町ですが、今回初めて一泊することにしました。

いわゆる古民家に泊まる!

 

The Standard Inn

一階がパブ、2階が宿になっているクラシックなスタイルの宿。

1420年創業!!

600年の歴史!!

興奮する!

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ホビットの家に来たような天井の低い部屋。アンティーク調の家具も素敵。

オフシーズンの平日ということもあってか、かなりお安く予約できました。

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テーブルの上に置いてあるのは…

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家族のアルバム!幸せそうな写真がいっぱいで、見てるだけで幸せになるよ。

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電気ケトルが陶器で出来てるよ!可愛い!!

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ここにした決め手はこの猫足バスタブ!

泊まってみてわかるんだけど、シャワーがなく、お湯に浸かるだけ、ベッドとの仕切りもないから衝立で隠すスタイル。

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屋根も苔が生えて草も生えて、ファンタジー感半端ない。

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煙突!

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町は少し高い位置にあるようで、見晴らしが良い。

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ティールームとかもあったり、可愛い街並み。

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藤棚が綺麗でビールが美味しい。

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町の中心St.Mary's Charchのベルタワーに登ろう!

Ryeの町は丘の上にあって、一番高いところに可愛い教会が立っています。町のシンボル的な存在です。

土台はイギリスの南の方でよく見られる石でできていて、主に石灰岩なんだろうけど、Flintっていうチャート石の一種がイギリス南東部では建築によく使われていて、割るとガラス質な感じで綺麗なので、装飾的にモルタルなんかと混ぜて建材にすることがよくあるのです。

(サラッと書いたけれど、Flintっていう名前をネットで調べて見つけるまでに、2時間くらいかかりました。お疲れ、私。)

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これきっとそうだよね。黒っぽいところがFlint。

↓これがFlintのかけら。昔、カンタベリーで拾ったもの。

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教会の中に入ると、屋根は木造であることがわかります。もう古すぎて、だいぶ歪んでいます。

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Ryeの街を一望できるのが、この教会のベルタワーの上です。

この教会を守るためにもなるだろうと、入場料を払って登りました。

かなり急な階段を登ります。ハシゴみたいな箇所もあるので、足腰不安な人はやめておきましょう。

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高所恐怖症だというアンティーク店オーナーは、足がガクガクになっていました。

申し訳ない。

 

だけど、、、。

 

この景色が見れるんだよ〜!!

 

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空が近い!

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海も近い!
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町の向こうに牧場!
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屋根屋根屋根!

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最高なのです。

ハイライトです。

 

アンティークの町、Rye

Ryeはアンティークショップが多いことでも知られています。

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こういうジャンクな感じの店に欲しいものがあるような気がするよ。

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先日パリから一箱送ったばかりですが…

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はい、いろいろ買ってしまいました。反省しません。最高の気持ちです。

1960年代ぐらいのレジスターやらタイプライターやらのおもちゃを買ってしまいました。1930年代くらいのおしゃれなトランプも。

他にもいろいろ…国際郵便決定です。

 

Ryeで「イギリスは美味しい」を楽しもう!

イギリスといえば、「料理まずいんでしょ。」とよく言われます。

私は決してそうは思わないけれど、日本食が飛び抜けて美味しいということは自信を持って言えます。

 

だけど、やっぱり「イギリスも美味しいから!」と言いたい。

 

そして、食に厳しいアンティーク屋のオーナー。「イギリスで一番美味しいパブがRyeにある。」と言っていました。

 

宿を決めたのは私だったのですが、着いた時に、「あれ?ここ私が言ってたパブだよ。」とオーナー。

 

なんと偶然にもイギリスで一番美味しいパブの2階に宿泊することになったわけです。

このパブ、イギリスの「Pub of the Year」にも選ばれていて評判の店です。

パブって言うと、お酒を飲む場所というイメージが強いですが、普通に食事ができる場所でもあります。

 

「The Standard Inn」の絶品料理がこちら。

 

朝食

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イングリッシュ・フル・ブレークファーストです。美味しい、お腹いっぱい。


ランチ

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アサリ入りまくりのパスタ、うますぎ。

 

ディナー
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ラム肉なんだけど、焼き加減最高なの。そして、右側にあるのがラム肉のコロッケなんだけど、これが信じられない美味しさなの!ラム肉ほぐしてあるんだけど、本当に美味しかった。食べる前に「ラム肉はやっぱり塊でしょ。ミンチとかありえん。」とか偉そうな口上並べてたけれど、即座に撤回した。

 

美味しいもんは美味しいのや〜

 

ペールエールも美味しかったよ。

スタウトも飲んだよ。

 

2日目のランチは別の店でオイスターを堪能。海が近いし、海鮮料理が美味しい。

 

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Candy shopへ行こう

ハリー・ポッター気分を味わうなら、やはりキャンディー・ショップ。

駄菓子を量り売りしてくれるお店です。

お砂糖大好きのなる子だから食べられる領域のものもあるので、この先、美味しいかどうかは個人的な意見です。

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駄菓子なので、めちゃんこ安いです。商売成り立つのだろうか。

私がイギリス2大駄菓子だと思っているものを紹介します。

1、TOFFEE(トフィー)
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キャラメルです。これは塩キャラメル。甘くて美味しいに決まってるじゃん!

 

2.Fudge(ファッジ)

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キャラメルほどネチャネチャしておらず、でも柔らかい。トフィーに比べたらサクッとしています。滑らかで濃厚。なんと説明したら良いのやら。専門店もあり、いろんな味が売られています。

駄菓子屋のファッジなので、なんかもうぐちゃぐちゃですが、お豆腐のように切られたファッジが売られているのをよく見ます。

 

私は大好き。

 

激甘注意。

寒い地域で食べるとこの甘さが本当に美味しいよ。

日本へのお土産には向いていないでしょう。気候の違い。

 

 

cafeに行こう

Ryeにはティールームもいくつかありますが、cafeに入りました。

注文したのはこちら。

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カプチーノとキャロットケーキ。

 

キャロットケーキ、美味しいんだよ!甘くてシロップ漬みたい。でも、ちょっと大きいな〜。食べきれるかな〜。心配だな〜。

 

と言っていたのはなんなのか…完食してしまったわけですが。

 

駅前のスーパーマーケットがオススメ

ライの駅前のスーパーがおしゃれで超オススメです。

お土産の宝庫です。

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可愛すぎる!

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ライの郵便局はこの駅前のスーパーの中にあります。

 

ライ駅からロンドンへ 

ライ駅に改札らしきものはなく、ICカードオイスターカード)があれば、ピッとする場所はあります。

紙のチケットで買ったので、そのまま乗り込むと、しばらくして車掌さんが切符の確認をしにきます。

切符を見るだけ。

 

ライの駅では下校中の小学校高学年くらいの男の子が、荷物を運ぶのを手伝ってくれました。めっちゃ力持ちで、すごく助かりました。

惚れる。

ガールフレンドが駅まで送りにきていて、はにかんで別れ、数駅先で降りたところにお父さんが迎えにきていました。牧場主の息子かな。

 

私たちは、ロンドン・チャーリングクロスで降りたのですが、大きい荷物があったので、幅広の改札を通ったら、機械に切符を通すことなくそのまま出てしまいました。

 

帰りのチケット、もう一回使えるんじゃ…1ヶ月期限あるし。

 

まあ、片道切符が高いので、復路のチケットだけあってもあまり意味はないかもしれない。

 

ついについに、5年間暮らしたロンドンに10年ぶりに到着です。2泊しかしないから、過密スケジュールだよ!