なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・子育て支援(独身子なしですけど)ブログ

ファンタジーな少女漫画が好きな人は絶対共感。大人になれない大人を生み出した凶悪少女漫画家三選。

今週のお題「好きな漫画」

 

気になったお題は書いてみたくなるものですが、「好きな漫画」と来たら、選びきれない!漫画テーマは書きたいけど悩みませんか?漫画大国日本だなぁ。

 

そんなにたくさんの漫画を読んできたわけではないけれど、完全に少女漫画(主にりぼん)で育ち、全く大人になれないなる子が、絶対に捨てられない厳選漫画について語ります。

 

ご紹介する漫画家三選。

 

萩岩睦美

小学2年生から「りぼん」毎月購入して愛読していたなる子。「ときめきトゥナイト」はなるみちゃん世代。一条ゆかりの「女ともだち」で女の友情と嫉妬にドキドキし、「こどものおもちゃ」が代表作の小花美穂がカラー扉絵でりぼんデビューしたのを目撃し大物感を感じざるを得なかった。※漫画家デビューは増刊号という別冊で、私は買っていなかった。

ちびまる子ちゃん」も「天使なんかじゃない」も「マーマレードボーイ」も「姫ちゃんのリボン」も「月刊りぼん」で読んでいた。

 

そして、ある日、購読を卒業する時が来るのです。映画雑誌と小説雑誌とアニメ雑誌も買っていて、思春期真っ只中、方向性が完全に迷い道。確か、受験を機に全部卒業するのです。(極端…)

 

当時、リアルタイムで読めなかったから、という理由で単行本を買っていたのは「有閑倶楽部」と「ときめきトゥナイト」。王道ですよね〜。

 

しかし、20代になった頃に、読みたくなったのは「アラビアン花ちゃん」などの連載があった萩岩睦美の漫画でした。

 

衝撃を受けた1冊がこちら。

「魔法の砂糖菓子」

 

短編4作収録。

萩岩睦美の漫画は、舞台はヨーロッパ風で、ファンタジックなものが多いのだけれど、解説にあるような「夢いっぱいのファンタジック・ロマン!」なんて言葉で片付けられない人間模様が描かれているのです。登場するものは魔法だったり、妖精だったりするのだけれど、必ずしもハッピーエンドではない切なさが残る名作ばかり。

1986年頃の作品だけれど、すでにハロウィンって言葉が出てきたり、絵もとっても上手で素敵だし、古臭さを感じさせないのです。

 

どんな人生歩めばこんな作品を書けるのだろう。 Wikipediaによると旦那さんはデンマーク人だそうです。

そんな感じだわ〜。

今も活躍されている作家さんなのですが、私が持っているのは昭和時代の数冊だけ。

ごめんなさい!絶対新作も面白いはず。

 

 

原泉

カーラ教授の愛称で呼ばれているってだけでも少女漫画界では異質な存在で、少女漫画界の歴史に名を残す人です。

絵は素朴で少女漫画的な秀逸さには欠けるものの、カーラ教授の知識・教養が溢れ出まくっていて、それがユーモアになるというケミストリー。常にほのぼのしていて、なおかつ幸せしか見えない。素朴で、ハンサムじゃなくても、変人の私を理解し愛してくれる優しい人と実際に出会えるような気がしてしまいます。実際の世の中はやはりそんなに甘くありません。

 

 

少女漫画が好き、というオタクで河原泉を評価しない人に会ったことがありません。「ポーの一族」が好きな人も、「ベルばら」がバイブルって人も、「河原泉天才」で話はまとまります。

 

今も新作を出している作家さんですが、漫画を本当に読まなくなっちゃった私。「レナード現象には理由がある」以降、追いついていません。奇人変人マイノリティに常に優しい作風です。

 

岩館真理子

「究極の少女漫画家って?」って聞かれたら岩館真理子です。

精神的に病みそうな設定のオンパレードでありながら、ひたすら美しい。

嘘、嫉妬、誤解、罪が渦巻く世界の中で、無邪気な女の子たちがひたすらかわいくて狂気。

下まつげがね、色気があるんだよ!

うるるんな瞳に濡れたまつげ、ふわっと軽そうな長い髪。ザ・美少女。(ショートヘアの子も超絶かわいい)

登場人物は「可愛くなりたい」とかそんな野暮なことは言わない。だって自分がかわいいことは承知した上で幸せになりたいんだもの。

男の子がみんなモデル並みのかっこよさ。彫り深い。背高い。え?みんなハーフですか?

で、舞台はどこなんだい?ここは本当に日本なのかい?みたいな立派な洋館とか、緑のある暮らしとか、とにかくおしゃれ。北海道の作家さんなので、風景や舞台が日本離れしているのも頷けるけど。

どこにこんなおしゃれな生活をしている人たちがいるのか…!

 

マンハッタン風の高級マンションの階段上りながら、新聞の占い読むシーン見て、おしゃれすぎてクラクラしたわ!

 

現実には存在しない感で言うと、登場人物も舞台もありそうでない完全少女漫画ファンタジー。現実を直視できない大人になる子を育て上げた仕上げの漫画が岩館真理子作品なのです。

 

忘れてはいけないのがユーモアセンス。シリアス、ミステリアス、ポエティック、な作品の合間に、コメディも挟んでくる岩館真理子。すごいんです。

この表紙見て誰がコメディだと思うだろうか。

 

 

一時期アマゾンで岩館真理子のコミックスに驚愕のプレミア価格がついていましたが、Kindle版が出たことで落ち着いてきました。「白いサテンのリボン」は一時期1700円ぐらいまで高騰していました。

 

 

 

大人になってからもう一度読みたい少女漫画。

今も新作を出している作家さんです。

「見上げてごらん」以降読めていません。すみません。 大好きです。

 

まとめ

いや〜、素晴らしい3選だった。何回も読んじゃう。手放せない漫画たち。共感してくれる人がいたり、きっかけに読んでもらえると嬉しいなー。

 

ファンタジー少女漫画が好きな人でもちゃんと大人になっている人はたくさんいるのに、私ってばどうしちゃったのかしら。

ひどいタイトルつけちゃったけど、原因は少女漫画のではないのでは。。。