マッターホルンを見に行こう!
「ロケみつでサキちゃんがかわいいホテルに泊まってラクレット食べてたツェルマット!」
そうそう、エヴァンゲリオンあすかコスプレのさきちゃんが過酷な旅をする関西ローカル番組で…って誰がわかるねん、そのネタ!
ツェルマットに行くという話をした時に出てきた友人の反応ですが、友人の驚異的な記憶力にビビってます。ロケみつのブログ旅、私たちも見てたな〜。
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当時もちょっとお高いスイスでしたが、今はもっと高くなっていますね。
さて、やっぱりスイスと言えばマッターホルンですよね!
スイスを代表する高級文具メーカー、カランダッシュの色鉛筆のケースにもマッターホルンの写真が採用されています。ちょっと高いですけど、お土産にもおすすめです!私は値段にビビって12色のタイプにしましたが購入しました。
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やっぱり40色ぐらいにすればよかったかな〜、と少し後悔する気持ちもありますが、自宅にファーバーカステルの油性72色とダーウェントのウォーターカラー72色があるので自制しました。
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脱線しました。マッターホルンを目指します。拠点となる町はツェルマットです。
最強の観光地!ツェルマット
熱波に包まれたバーゼルから逃げるように南へ。
スイスは南に行くほど涼しくなるのです。しかし、この日は流石のツェルマットも30℃…。あつ〜。ま、37℃のバーゼルに比べたらね。
さあ、ここがツェルマットの駅前です。スイスの主要駅からはBrig駅かVisp駅で乗り換えです。この路線、もうすでに登山電車でした。ぐんぐん登っていく感じにワクワクが止まりません!普通は1〜2泊すると思いますが、ハーフフェアトラベルカード持っていて、バーゼルから日帰りだと鉄道1日券がめちゃくちゃお得感あります。片道3時間以上かかるので、相当なハードスケジュールになりますけどね!
ツェルマットは山観光に振り切った町です。
その歴史は19世紀半ばにマッターホルン攻略ブームが巻き起こったことに端を発し、次々と宿屋が建てられ今に至ります。↓これはスイスで買った登山双六のリバイバル版。すごろくがあるくらい登山ブームだったんですね〜。このゲームについてはまた今度詳しく書こうと思います。
そうして元々は小さな農村だった場所が世界中から観光客がやってくる町になったのです。
現在、建っている建物はほぼホテルです。
この町はガソリン自動車の乗り入れは禁止されています。町を走る小さな車は電気自動車です。町中をびゅんびゅん走ってます。
もう一つ、移動手段があります。
馬車です。
駅前に待機する可愛い子たち。
たてがみを編み込んでいる子もいるの〜。可愛いですよね〜。
スイスで豪遊できるような人が乗るんでしょうね。
駅前からはちょこんとマッターホルンの先が見えています。
このままメインストリートをぐんぐん歩いて行きます。
日本人橋?
通称「日本人橋」と呼ばれている場所があると聞いてやってきました。
お察しの通り、日本人観光客が必ず訪れるフォトスポットです。
到着です!わ〜お!!
マッターホルン!!
想像以上の存在感なのです。
マッターホルンを見るまでの道のりでは、マッターホルンかもしれないような切り立った山々をいくつも見てきました。マッターホルンに出会ってもマッターホルンと言われないと気づけないかもしれない不安がありましたが杞憂でした。
マッターホルンは絶対にマッターホルンとわかるオーラがあります!
日本人橋に私以外の日本人はいませんでした。というか、この日、日本人観光客は他にいないんじゃないかと思うぐらい日本人にはすれ違わなかったです。コロナで観光客少なかったですからね。韓国人や中国人っぽい方々は何組か見かけました。
しかもこの川、しっかり護岸工事されていて、若干風情に欠けますね。日本の渓谷の温泉街みたい。川は滝のように流れが早く、雪解け水で水量も多い様子。雨が続くと荒れるのかもしれません。景観よりも観光地を守るための最善策なのかもしれないなぁ、なんて思ったりしました。知らんけど。
夜はチーズフォンデュかラクレット
ツェルマットではやっぱりチーズフォンデュかラクレットをいただくのがよろしいのではないでしょうか。日中30℃のこの日、チーズ料理はどうかと思いましたが、美味しいものは美味しいので仕方ないですね!
こちらのレストランでいただきました。内装もレトロで可愛い。
観光客慣れしている感じで賑わっていました。
スーパーはミグロとコープ
チョコレートやお水など、ちょっとしたものを買うのにスーパーマーケットは便利ですよね。
さすが最強の観光地ツェルマット。普通にスーパーマーケットがあります。
なんだったらマクドナルドだってあります。スイス風の外観になっているのは、京都的な景観ルールがあるからなのでしょう。
アウトドアショップやお土産物屋もたくさんあります。
注意が必要なのは、ランチタイムはスーパー飲食店以外は一時閉店することです。
スイス田舎あるあるかもしれません。シフト組むほど住民がいないのかもしれませんが、ちゃんと休んでて偉いな〜、なんて思ったりします。
さて、ツェルマットは登山の拠点の町。本番はここからです。
私は本格登山はしたことがありませんが、そんな山の初心者でも、ただの観光客でも楽しめるのがアルプスの強い魅力なのです。
次回はグレッシャーパラダイスとゴルナーグラート鉄道を紹介します!