「藤井四段と対局したい!」
という子どもに、冷酷に言い放つ。
「藤井七段だよ。」
「ふぇ!?」(絶句)
そう、四段の活躍が話題になってから1年、いつの間にか七段に昇段していた。
2018年9月、菅井王位に敗退し今年度のタイトル獲得の可能性はなくなってしまったものの、やはり子どもたちのヒーロー、憧れの的。
そして世のママたちは思うのです。
「藤井聡太くんのような天才を育てたい!!」
天才を育てたい
それがどんなに浅はかで愚かな発想であろうと、知りたいのです。
藤井くんはどんなものを食べてたの?
藤井くんはどんな勉強法を取り入れていたの?
藤井くんはどんなおもちゃで遊んでいたの?
今なら予約待ちなしで買えるかも!噂の知育玩具、キュボロ!
「ピコピコ鳴るオモチャは大嫌い」と言い放つ母が、
「あれはいいわ〜、藤井聡太くんが使ってたっていうビー玉転がすやつ。孫が夢中になって遊んでるよ。」
とべた褒めしていました。
キュボロ(cuboro)
ああ、予約殺到、入手困難、とニュースになったアレね。
立方体の木製ブロックにトンネルとか溝がついていて、積み上げて立体迷路を作るおもちゃです。
スイス製なんですね。
ヨーロッパはかわいい木製知育玩具の宝庫ですねえ。
ピタゴラスイッチみたいで楽しそう!
さてさて、気になるお値段をネットで調べると…
え?え?…え〜!?
5万円越え…!?
手に入りにくいせいなのか、各店舗強気の値段設定。
中古でも2万円越え。
正規取扱店で買うとベーシスは24,000円ぐらい。スタンダードで32,000円。
それでも高いって!しかも今だに取扱中止だったり、入荷待ちだったり。
正規輸入でこの値段ってことは現地では半額ぐらいで買えるのでしょうか。
そう考えると適正価格は1万円くらい。…そうだよねえ。
ビー玉コロコロさせるオモチャは他にもあるので、他の商品と比較してみてもいいかもしれませんね。
すぐに欲しい人はネットの高い店で。クリスマスまでに欲しい人はなるべく早く正規取扱店でお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
Japanese | cuboro marble track system
小学生なら自分でピタゴラ装置を作っちゃえ!
小学生なら一歩先を行って欲しい。
ピタゴラ装置を自分で作ってみるのはどうでしょう。
ヒントがいっぱい詰まったピタゴラ装置DVDブックは全3巻。
身近な道具でアイデアいっぱい。見ていると作りたくてうずうずしてきます。
専用のボールが入ると旗が上がって、あのメロディが流れるピタゴラゴール1号、なんてものもあります。ああ、ゴールで流したい!
ころころボールを転がして、ゴールに入れるだけでも楽しそう!
ピタゴラスイッチを小さな頃から作り続けていると、すごいものができちゃうかもしれません!
関西ローカルの「探偵ナイトスクープ」で話題になった男の子の作品は素晴らしいです。見てほしい!
ビー玉転がすならカプラ!
小学生が大好きなビー玉転がし。
滑り台を作るだけでも楽しい。
それを助けてくれるのが、「カプラ(KAPLA)」
小さな板状の積み木で、高く積み上げるだけでもとても楽しいオモチャ。
自由な発想で、構築物を作れる、不思議な積み木です。
1枚1枚はとても軽くて、崩れた時の音も心地よい。
オランダのおもちゃですけれど、日本でも定番になってきました。
そして高いっ!
1人でも楽しい、お友達と一緒でも楽しい。
親子で楽しめる、何歳になっても楽しめる、という点ではコスパは良いのかもしれません。
子どもたちはこのカプラを使って、実にうまく滑り台を作ります。
カプラで階段を作ってビー玉が転がるとカラン、カラン、と心地よい音が鳴ります。
天才が育つ!…かどうかはわかりませんが、プラスチックや電子機器が溢れている中、やっぱり木の温かみって良いなあ、と思うのです。
最後に
彫刻家、船越桂さんは制作で余った使わない木片を、自分の子供たちの為におもちゃに変えていきます。それがとても美しい。
こんな素敵なおもちゃに囲まれて育っていたら、私も天才に育ったかもしれない。なんてね。