なる子とマーナル☆

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ミサンガ?組みひも?ダンボールディスクで作ってみたよ!

 

ミサンガ作りたい

Jリーグが開幕した頃にミサンガって流行りましたよね?中学生の頃、学校の机にテープで紐を貼ってせっせと編んでる子がいたものです。作るチャンスがないまま大人になってしまいました。当時Youtubeなんかがあったら見よう見まねで作ったかも。

一度は作ってみたくなるミサンガ。不思議な魅力がありますね!

 

ところで、ミサンガディスクって知ってますか?組紐メーカーという名前で売ってることもあります。

簡単に組紐風ミサンガが作れるウレタン素材みたいなのでできた道具です。

 

 

 

ミサンガって言ったり、組紐って言ったり、ややこしい!!

 

ミサンガと組紐の違いって?

 

ミサンガと組紐(くみひも)の違いを簡単に確認。

 

組紐…日本の紐作りの伝統工芸。アニメ映画「君の名は。」で主人公の女の子が髪飾りにしていたことで近年「組紐」は知名度を上げました。帯留めに使われている紐が一番イメージしやすいかな?

 

ミサンガ…刺繍糸などで平たく編んだ工芸品。組紐の一種です。刺繍糸などで編み、細かい模様を編み込むこともあります。Jリーガーがお守りに使っていたことで大ブーム。願いを込めて手首や足首に結びつけて、自然に糸が切れた時に願いが叶うと言われており、素直に信じてどうしても外したくない子どもが続出。アクセサリー類禁止の学校側とのトラブルがよく起こったとか起こらなかったとか…。

 

90年代ミサンガが大ブームになったので、紐状に編んだものと言えば、「組紐」より「ミサンガ」と呼んだ方がしっくりくるようになったのです。

 

そんな経緯があって、伝統的な組紐の編み方で紐を簡単に作れるこの丸型の道具を

「ミサンガディスク」と名付けて販売したのだと思います。商品名は「伝わる・売れる」方がいいですもんね。最近はまた組紐が注目を浴びて、「組みひもプレート」とか呼ばれるようにもなったので、めでたしめでたし。 

 

 

 

紐って現代社会で生きていると、普段目にするのは機械で編んで作っている物。よく考えてみたら、機械が作る前は手作業で編まれていたんだよなぁ、と感心します。

「組みひも・作り方」で画像検索すると、木の丸椅子みたいな道具を使って紐を編んでいる様子などが出てきます。結構大がかりなものもあるようです。紐って言っても細いものから太いものまで様々ですものね。

 

そんな紐作りが、こんなコンパクトな道具で気軽に楽しめるのです。

 

これ考えた人、天才!

 

 

 

 

 

 

ダンボールで組みひもを作る

100円ショップでも売っているという噂なのですが、見つけられませんでした。 

ほしいな〜、と思いつつ「何回も使うかな?」という疑問も。

 

そうだ!ダンボールで使い捨てプレート作っちゃおう! これが一番安い!

 

おおよそ直径15センチの円に切りました。お子さん用に作るなら、持ちやすいようにもう少し小さくてもいいですね。

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均等に32分割!

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紐をかける切り込みを入れていきます。中心には編まれた紐が通る穴。

完成です。これで組みひも作りましょう!

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作り方

紐の種類は刺繍糸でも毛糸でもなんでもOK。毛糸を使えば太めの紐が出来上がります。そして、早く編み終わるので、お子さん向き。

 

少なくとも2色使うと模様になって可愛いです。

 

2本ずつ用意して中心は別糸で結んでおきました。

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セット結んだ真ん中が編み始めです。真ん中の穴に入れてそこから十字になるように糸をかけておきます。

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右上から右下に掛ける。

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左下の糸を左上に掛ける。

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 上下が終わったらディスクを左に45度回転させます。(上の写真で説明すると黒い糸が時計の6時になるように持ち替えます。)

そして、右上の糸を右下に、左下の糸を左上に、、、これを繰り返していくのです。

 

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こんな感じで編めて出てくるよ!

 

…可愛くない見本だなぁ。

 

 

刺繍糸、4色編です。1本80cmくらいの刺繍糸です。

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同じ色が対角線状になるようにセット!

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やはり刺繍糸の方が、紐を編んでいるところが綺麗に見えますね!

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にょろにょろと編み上がった紐が出てきます!楽しい!

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ちょうどブレスレットになるぐらいの長さになりました。

 

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仕上げ

編み始めにはくるみボタンをつけました。

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編み終わりは少し三つ編みにして輪っかを作り結びました。

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出来上がり!

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思いつきだったけど、くるみボタン使うの可愛いね!

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ダンボールで作ってみてミサンガディスクのすごさを思い知りました。程よい引っかかりで、糸を傷めにくく出来ていて使い心地が良いのです。ダンボールでも作れないことはないけれど、糸が傷みやすそう。快適さが全然違うので、何度か作る見込みがある人や、高齢者向けの施設、子どもたちが遊ぶようなところでは、ミサンガディスクをおすすめします。

 

机にテープで貼り付けたりせず、ポータブルに持ち歩けるので、途中で休憩できるのもいいところですよね。自分が居心地良いと思う場所と姿勢で作業できます。

 

アレンジして色々作れそう。紐の世界、奥深い!!

 

 

 
 

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