なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

子どもたちの姿を見てほしい!(または見たいというご要望にお応えして…)

 

ご要望にお応えして

 

Faccebookでの写真公開って個人情報保護的にどうなの?という話を前回しました。 

www.ma-naru.com

 SNSに写真を載せたい施設は、楽しそうな子どもたちの生活の様子を保護者に届けたい、という気持ちが強いのだと思います。

 

また、保護者から、「子どもたちの様子を写真で見たい!報告してほしい!」という強い要望があるかもしれません。

 

最近の保育園はネットの鍵付きフォトアルバムや写真代行販売を利用しているところも多く、「学童でもやってほしい。」という声があるのです。

 

小学校でも廊下に貼り出して注文する写真販売っていまだにありますものね。

 

調べるといろんなサイトがあるんですね。

写真販売だけでなく、カメラマン派遣もしてくれたり。


サイトが多すぎて選ぶのが難しい。

 

やはりセキュリティがしっかりしているサイトを選びたい!でも私、ITは得意じゃないから「SSL暗号化」とか「認証キー」とかちょっとよくわからない。

 

そこで、この一点に絞りました。

 

プライバシーマークを取得しているか

 

プライバシーマークとはこういうやつです。

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PiはPersonal Information(個人情報)をロゴ化したもの。

さらにPはPrivacy、Protectの頭文字でもある、ということで、「P」を象徴的に見せるデザインになっているそうです。

 

このマークを使うには審査の上、登録が必要です。

個人情報について適切な保護処置を講ずる体制を整えている事業者を評価している、ということを示すマークです。

 

JISマークの個人情報保護バージョンですね。

 

Pマークを取得し、何らかの場所で使用する場合、例えばウェブサイトや出版物にこのマークを使う時にはマークの下に登録番号を記します。

 

 

今回はこれが簡単に見えるところにあった、2社だけ紹介します。

 

フォトパーク

事業者は無料で利用できます。

事業者は写真をアップして、アルバムの暗証番号を見せたい人に教えます。

アルバム公開の期間を決められることと、アルバムごとのパスワードがあることで、継続的に利用する場合も安心感があります。

photo-park.info

 

 

スナップスナップ

プロカメラマンに撮ってもらった写真を共有し購入することができるサイトです。

複数名で映った写真から自分の子だけ切り取るなど、プリント範囲の調整が無料でできます。

snapsnap.jp

 

Pマーク取得しています。と書いているもののマークも登録番号も載せていなかったところは念のため、省きました。

 

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なる子だったらどれ使う?

私だったら、どれも使いません。

 

使いたくない主な理由は3つです。

 

・アップロードするだけ、という手間と時間

・保育系の職員はパソコンに苦手意識がある人が多い。

・どんなにサイトのセキュリティがしっかりしていても、写真を扱う現場が素人

 

 

以前働いていた保育園で、写真販売代行サービスを利用していました。

保護者の要望に応える為です。

 

保育園によっては保育の途中で中間報告が写真付きメールで送られてくるところもあります。

 

親だったら嬉しいでしょう。仕事の合間のオアシス!

 

私はそんな話を聞くと、「手間がかかるな!」ということと、「その作業している間、保育手薄になってないかな?心配!」と思います。

 

それでも保護者のために頑張るわけですが、私が務めていた保育園の現場は、パソコンを使える人が、ほとんどいなかったのです。

 

本当に2人ぐらいがやっと写真のアップロードの方法がわかる、と言った具合でした。

 

「これ、続けるの、誰がやるの?」と引き継ぎの時に心配になりました。その後どうなったかは知りません。保育の現場はこのブログを読んでいる方々が引くぐらい機械音痴な人が多いのです。

新しく買った掃除機を二人掛かりで組み立てようとして、「できない!」と困っている人たちを見たことがあります。

そもそも説明書を読むことが苦手なのです。

 

断っておきますが、そんな人たちでも子供の扱いはプロだな…と感心することだらけです。

適材適所ですから、パソコンは得意な人がやればいい…のですが…

 

大量の写真を扱う作業は、写真の選別など、大事な部分のチェックが偏る、という問題点があります。写真担当なるものが園などで存在することがあります。

 

実際、写真選別担当の人の選んだものを見て、「ぎゃ〜」と叫びたくなったことがあります。

可愛く笑顔で写っているものを選んでいたつもりなのでしょうが、女児のパンツが丸見えだったり、笑顔のアップの後ろで、鼻くそほじっている子がしっかり見切れていたり。

 

親が自分の子の写真を撮って個人的なアルバムにするには構わないことだろうと思いますが、少なくとも数家族が共有して見るものだ、という視点から判断すると、「公開NG!」と思うものが混じっていたりします。

 

ここがヒューマンエラーの問題です。

 

 

最後に、Pマークは一つの信頼基準として、私のような単純な人間にはありがたいものですが、Pマーク持っていることが絶対ではない、ということも念押ししておかなければいけません。

 

一番大切なこと

いい写真をたくさん撮ること、サイトにアップすること、より大切なこと、現場は忘れないで優先順位をつけて欲しい。

その上で、できないことは「やめる勇気」を!!

 

あ、でも、全く見えない保育園や学童よりちょっとは見えた方がいいと思うので、そのことについてもまた書きまーす!