東京の夏の風物詩、隅田川花火大会。
一度も見に行ったことがなかったのですが、なんと今年は浅草在住のお友達からご招待を受けて、第1会場、第2会場どちらも見える場所で観覧することができました。
有料席や屋形船だともっと迫力のある花火が観れたかもしれませんが、普通は行列に並び、ビルの隙間から花火が見えたらラッキー、というレベルのようなので、本当にありがたいことです。
第一会場は7時から打ち上げが始まり、第二会場は7時半から始まります。8時半までは2箇所同時に打ち上げ続けるので、2会場とも見える場所にいるとどっち観たらいいのかキョロキョロしてしまいます。
なぜ2会場あるのか考えると、江戸時代の花火大会「両国の川開き」に由縁があるのかもしれません。「鍵屋」から暖簾分けした「玉屋」、二つの花火を見比べて、贔屓の方の名前を叫ぶ。「たまや〜!!」は誰でも知ってる掛け声ですよね。
玉屋はなくなってしまいましたが、玉屋の師匠、鍵屋は今でも現役の花火屋さんなのだそうです!
鍵屋の花火は「江戸川区花火大会」で!(2019年は8月3日開催!)
隅田川花火大会公式サイトによると、第一会場は丸玉屋小勝煙火店、第二会場はホソヤエンタープライズと、2社が競演するということです。
さらに第一会場では花火コンクールの時間もあり、じっくり見れる場所を確保できれば、プログラム片手にしっかり見るのも楽しそうですね。
さて、今年の隅田川花火大会の感想ですが、今まで見たことのないタイプの花火をたくさん見たような気がします。
いつの間にか、花火も進化しているのですね。
今回台風が接近しているということで、開催も危ぶまれたのですが、強めの風を受けながらも、無事開催されました。
風が強かったおかげで、煙がすぐに流されるので、かなり綺麗に花火を見続けることができました。
私は第2会場から風下の方にいたのですが、火薬の匂いがプンプン!
風下だったので、激しく煙が出ると、雲のように流れてきて、その時は花火が隠れてしまう。
…が、それがコズミックすぎた!!
まるで星雲の中で煌めく星々!
こんな幻想世界が存在するのか!!
どれぐらいすごいか、実際の星雲の画像と隅田川花火大会の様子を見比べていただきたい!
では、交互にご覧ください!
1、隅田川花火大会
2、サジタリウスM8星雲
3、隅田川花火大会
4、サジタリウスM20星雲
5、隅田川花火大会
6、オリオン大星雲
隅田川花火大会!!
…てなことで。
お楽しみいただけましたなら幸いです。
私はもちろん満足です。