生き物や昆虫が好きな子なら、『新種発見!』のニュースにわくわくするのではないでしょうか。この数年でも新種は発見されているし、地球上にはまだまだ未知の生物がいるに違いありません。
私が、子どもたちと一緒にするミニゲームの中で、『新種の生き物発見!』は特に人気ゲームの一つでした。元々似たようなゲームがあったのをタイトルを変えてより一層わくわくする楽しいゲームにアレンジしたのです。
ゲームの基本はモンタージュです。目撃者情報から似顔絵を描いていくアレですね!
触れ合うゲームが難しい昨今、これはしゃべるだけでいいので気を遣うところが少ないし、モンタージュ絵かきになる人は絵が上手じゃなくてもいい。むしろその方が面白いし盛り上がりそう。ゲームの内容を4コマにしてみました。
ゲーム『新種の生き物発見!』
顔や体の形、好きな食べ物、どんなところに住んでいるか、どこで発見されたか、など架空の生き物の特徴をみんなで作っていくゲームです。
でも、「新種の生き物を発見した!」というストーリーが、「もしかしたら本当に身近に新種の生き物がいるかもしれない」という子どもたちだからこそ持っている好奇心や想像力が掻き立てられ、わくわく楽しいゲームになるのです!
『新種発見ゲーム』を絵画に取り入れてみた
シュルレアリスムの代表的な画家、ダリの絵で麒麟のようになが〜い足の象の絵を見たことはありますか?
また、ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲルの絵画の中にも不思議な生き物がたくさん出てきます。奇想天外な生き物を考えるのは簡単なことではないけれど、ゲームの感覚で描けば意外にできちゃうし、とても楽しいので、やってみましょう!きっとあなたらしい新種が発見できるはずです。
『ハリクマ』
名前:ハリクマ
大きさ:体長130cm、小学生くらいの大きさ
特徴:背中を中心に針のような毛で覆われている。他の生き物を襲わなくなった熊のため、身を守るために進化した。好物はりんごで、食べ過ぎて赤色の斑点が出てきた。
生息地:青森県
『糸くずトンボ』
名前:糸くずトンボ
体長:1cm
特徴:その名の通り糸くずのような形状をしている。衣類を好む小さな虫を主食とする。警戒心が強く、人が近づくと糸くずに擬態して隠れる。とても上手に隠れるので長く存在が知られていなかった。衣類につく虫を研究していた人がたまたま発見した。世界最小のトンボ。
生息地:タンスの中
とまあ、こんな感じで、小学生くらいなら図鑑のようにキャプションをつけると一層ストーリー性が出て面白いと思いますよ!