なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

みんな仲良くとか無理②保護者の憂鬱「友達と遊べてる?」

漫画と小説さえあれば、一年くらい独房生活できるんじゃないか、と思ったことがある、なる子です。

 
発想が厨二病です。
おしゃべり大好き女ですから、無理無理。
 
かと言って、みんな仲良く、友達100人できるかな、とか無理難題
 
あの歌が多くの新一年生を苦しめているに違いないと思うのです。
物理的に無理な環境ならいい。全校生徒数が15人とか。
諦めがつくもの。
 
私が通っていた小学校は1学年150人以上、全校生徒1000人越え。
マンモス校だった為、友達100人頑張ればいけるような気がするのがよくなかった。
人数が多いとクラス替えという逃げ道があるのはメリットですが。
 

保護者の憂鬱①「うちの子、友達と遊んでいますか?」

小学生のママたちの心配事のひとつに、「うちの子いじめられてないかしら?お友達いるかしら?友達と遊んでいるかしら?」というものがある。
 
「うちの子いじめっ子になってないかしら?」という発想をほとんどの親がしないことについては、また今度何かの機会に書きたいと思うけれど、「お友達いるかしら?」について、子どもの姿の概念と現実のギャップについて理解してから考えてほしい。
 
まず、「子どもは、外で、元気に鬼ごっこやサッカーをして遊んでいるもの。」という概念を取り払ってほしい。
 
大人がイメージするステレオタイプが子ども全員に当てはまるわけないのです。
 
放課後児童クラブ(※厚労省によると、学童保育のことをそう呼ぶようなので、なるべく今後統一します。)でお子さんをお預かりしていると、心配して子どもの様子を聞かれることがあります。
 
「うちの子、友達と遊んでいますか?」と聞かれた時、漫画好きの子なら、
漫画読むのが好きで、ずっと夢中で読んでいますよ。」と正直に答えます。
 
「やっぱり…。友達が少ないみたいで、心配です。」
そう、保護者は自分の子どもとステレオタイプを比較してしまうのです。
極端なこと言うと、友達なんかいなくても幸せに生きていける人間はある一定数います。子どもの時からそうです。
 
「小学校で5時間も集団生活をして、勉強をして、と疲れていますから、放課後は自分の好きなことをして過ごせばいいと思いますよ。もし、お子さんが友達と遊びたいのに、うまく馴染めなくて漫画を読んで過ごしているのなら職員も何かサポートを考えますが、自分で選んだ過ごし方なのであれば、大人に頼らず自立しているし、それは素敵な個性だと思いますよ。」
 
私なら、そんな風に答えるでしょうか。
 
「うちの子、ちょっと個性的だし、興味関心が他の子と違うみたいなんです。今は保育園時代からの友達とかと一緒にいるみたいだけど、将来が心配。」
みたいな相談を受けることもあります。
 
「興味関心がある分野がはっきりしているのであれば、小学生のうちから小学校の外の世界に自分の居場所を作っておくのはどうですか?ご両親の余力次第ですけど。」
そんな風に答えます。
 
習い事、とかも外の世界の一つですが、もっとマニアックに行っていいと思うんですよねー。小学校だけが自分の居場所だと苦しむタイプの子って必ずいると思う。私は大学に行って、初めて自分と同じ分野に興味がある人たちと出会うことができて、とても幸せでした。でも、もっと早く、そういう世界を知っていれば頭一つ抜きん出ていたのではないかと悔しい気持ちもあります。
 
さあ、
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骨格標本が好きなら、サークル入団はいかがでしょう。

なにわホネホネ団   大阪かよ!

 

住んでいる地域から通える場所に、ぴったりのものがあるかどうかは運もありますが、子どもが自分で調べるのは困難を極めます。大人が助けてあげるといいんじゃないかな〜、と思います。

 

保護者の憂鬱② 子どもが保育園の友達と遊ばなくなった

同じ保育園で育った、という事実は、異常なぐらいの結束力を持つことがあります。兄弟のように過ごした仲ですから、お互いのすっぽんぽんも知っているわけです。
 
しかし、小学生に上がって、クラスが別れたり、男の子には男の子の世界観が生まれたり、女の子には女の子の友達事情があったりすることで、兄弟のように仲がよかった子たちが一緒に遊ばなくなる、ということがあります。
 
週末にはお互いの家で子連れでランチ会をしていたのに、子どもは「えー、行くのやだ。〇〇ちゃんと公園で遊ぶ約束したもん!」とか言う。
 
これまで築いてきたママ友の関係が…気まずい。
 
小学生になると、「子どもは自分で自分の友達を選ぶ」その気持ちを尊重してあげてほしい。
ママ同士がそこで疎遠になるのか、それとも子ども抜きでもランチにいける仲なのかどうかは、ママ自身が判断すればいいと思う。
 
ママも自分の友達は自分で選ぶことができる。それが小学生期なんじゃないかな、と思うのです。 
 
 
 
①も読んでもらえると嬉しいな!