大衆演劇の劇場を取材したことがある、なる子です。
(一体私の職歴とは何か。自分でもよくわからん。)
まあ、大した取材能力もないので、正直観劇しただけです。
楽しいですよ。女形の役者さんの流し目ビーム。
ドキッ♡とします。
きらびやかな世界で、旅を続けながら生きる人たち。
元々ファンだった女性が役者さんの奥さんになって、一座を陰で支えていたりするそうです。
そして子どもが生まれ…
かわいいですよね。子役ちゃん。
子ども…
学校どうしてるのー!?
大衆演劇一座の子どもたち
赤ちゃんのうちはどうにかなるとして、就学児の年齢になったらどうするのか。
大衆演劇マニアの人に、聞いたところ、
「全国転校しながらも、授業進度を全国共通に進める仕組みを使ってるから大丈夫。」
みたいなことを言っていました。
聞いたときは「へー、そうなんだー。すごーい。」
だった私ですが、今思うと、
????
それは一体どういうことなのだ。
もっと詳しく取材しなさい、と過去の自分を叱りたい。
詳しく知っている人教えてください。
勉強も大事かもしれないが、生き抜くことは人生の命題
大衆演劇、旅芸人一座という存在を知って、「生き方の多様性」について考えさせられました。
若い役者さんの中には、道踏み外しそうになったところを大衆演劇に拾われたようなことをフリートークのネタにしている方もいました。
学校の勉強を頑張った上で自分の進む道を見つけていくことが世の中のメジャーな方法。
だけど、学校というシステムにはどうしても上手く馴染めなかった、挫折した、という人たちもたくさんいるわけです。
いろんな事情で、小学校低学年のうちから「学校に行きたくない、もしくは行けない。」という子どもたちと出会ったことがあります。
入退院を繰り返し毎日学校にくることが困難な子もいました。
どうやっても「学校に行って、勉強頑張る」ということが難しいのなら、生きるスキルを身につけることの方が大事なんじゃないか、と思うのです。
私は真面目に学校へ行っていたし、勉強も頑張っていましたけど、自分が進みたいと思った道では学校の勉強はあんまり役に立っていないし、人生そんなに上手くいっていないので、もっとサバイバルする術を教えて欲しかった…もしくはその道のエキスパートの家庭に生まれたかった、と思ったことが何回もあります。
なので、羨ましいぐらいです。
大衆演劇の家庭に生まれた子は、小さい頃から生き抜くことを学んでいるんだろうな、と思うからです。
ホームスクーリング
義務教育ってありがたいなって思っています。学校に行けば、漢字や計算を教えてくれて、ノコギリの使い方や、縫い物や、調理も、家では経験できなかったことを教えてもらいました。
学校に行っていない子はどうしてるのかなぁ。
そういう子については見えにくいので、一般的にはあまり知られていませんよね。
子どもを家にひとりぼっちにできなくて、親が仕事に行けなくなっちゃったりするんですよね。
良い方法はないものか。
アメリカなどでは一般的な選択肢として、ホームスクーリングがあるそうです。
家庭学習のことです。
親が教えてもいいし、家庭教師を雇うということもできます。
土地が広いから、学校が遠すぎる場合にホームスクールをチョイスすることが多いようです。
そういえば、アフリカの子どもたちが2時間走って学校に行ってるみたいなドキュメンタリーを見たことありますが、アメリカの子は走りませんね。子どもを1人にするのは法律違反だから。
アメリカのご家庭のホームスクールのドキュメンタリーで、勉強だけでなく、子どもの好きなことをさせてあげている、というものを見たことがあります。
裕福なファミリーだったのかもしれませんが、ドラムを演奏したり、乗馬をしたり、キラキラしていて異世界でした。
学校まで走って行ってるアフリカの子どもたちもキラキラしていました。
私が知っている限り、大概の子どもたちはキラキラしています。
日本の子どもたちもね。
ベビーシッターとか家庭教師とか、オンラインスクールとか、それぞれにあった学習の方法を選べて、みんなが楽しく勉強できるといいのになー。
学校に行かなくても人生終わりじゃないよ、世の中
学校に行っても行かなくても、人生は終わらない。
学校に真面目に行ったけれど、生き方ってよくわからない。
多種多様な生き方があるはずなんだよ、実際。
学びの多様性が広がるといいな。
考えがまとまらない
Twitterとか見てると、学校が始まることが辛い子どもたちに向けたメッセージが最近たくさん流れているので、ちょっと引きづられて色々考えちゃって、こんな支離滅裂な文になってしまいました。
子どもたちの問題って、社会の根底にある問題、未来の問題だから、どうにか良くしたいと思うのだけれど、考えれば考えるほど複雑な気がして迷宮入りする。
ちょっとゆるーくなろう。
まあ、なんとかなるなる。