今年も半年経ちました。
まだまだ新型コロナも油断なりませんが、アマビエとかいろんなものにすがりたくなるのは、昔も今もそんなに変わらないのかもしれません。
関西で打ち合わせがあったことを口実に、疫病退散の気持ちも込めて3カ所の茅の輪をぐるぐるしてきたので、まとめます。
そもそも茅の輪とはなんぞや、と思ったらこちらの記事も是非読んでくださいね!
人型に半年分の穢れを込めてお祓いしてもらうというのをやっているところも多いです。
私は簡単な茅の輪だけ。
大阪・御霊神社
大阪メトロ「淀屋橋」駅と「本町」駅のちょうど間ぐらいの所にあるこじんまりとした神社ですが、由緒は平安時代に遡り、船場商人はもちろんのこと、難波商人の氏神様で、緒方洪庵先生ら適塾の面々や、福澤諭吉も参詣したと言われています。
そんな御霊神社の茅の輪がこちら。
よく見る茅の輪よりも、葉っぱが大きく、もっさりした印象です。
と言うのも、御霊神社の茅の輪は、茅(かや)ではなく、ヨシ(アシ・葦)を使っているのです。
水の都と称された大阪らしい感じがします。
茅の輪を固定している柱は、普段は自動車のお祓いとかに使うしめ縄が張られています。
御霊神社はツノが大きめの狛犬にも注目です。
神戸・六甲八幡神社
阪急「六甲」駅すぐ。
と言っても参道はちょっと離れていて、横から入れば本殿へ近道です。
参道から行くのもやはり良いです。美しいですね。
茅の輪は賽銭箱のすぐそばすぎて、ちょっと通りにくい。
こちらのページで茅の収穫場所の写真が見れるようです。
神戸・生田神社
あの芸人とあの女優の結婚式で有名な生田神社。
立派で綺麗な神社です。大きな鳥居!
塗りが新しく美しいです。
茅の輪も柱に工夫があって面白いですね。
6月30日に行きましたがとても静か。生田神社では旧暦に大祓神事を行うようでした。
夏越の祓には水無月を
6月30日に食べる伝統和菓子。
京都では、夏越祓とこれはセットですね!
「水無月」という名がついています。
四角い葛餅に厄除の小豆。
それを三角に半分に切ることで、1年の前半と後半を表しているそうです。
ずしんと重く、甘くて美味しい!
今回は「たねや」で買いました。
6月30日までの数日間しか販売していません。
京都の和菓子屋さんの中には、本当に6月30日の1日だけしか販売しないところもあるレア菓子です。
茅の輪くぐりと水無月で新たな半年も頑張ろうと思えます。